怖い話らぼ −怪談・都市伝説まとめ−

怖い話をまとめたサイト。2ちゃんねるやホラーテラーの怖い話、意味がわかると怖い話、実話の怖い体験談、都市伝説などを毎日更新。3ヶ月に1度は怖い話のランキングも作成。

投稿者:ももんが


昔何処かに書き散らした話。


霊感は多分ない。怖い話は好き。でもわざわざ心霊スポットに行くこともない。

そんな私が彼の車で深夜の山道をドライブした時のこと。

進行方向上空に鉄橋が見える、とある場所に差し掛かった。道は二股にわかれていて、ドライブ好きの彼は私に道を選択しろと言う。


地元民でない私が?と渋っていると、彼は右の道を選択した。数十m進んだところで急に私の背中に悪寒が走る。

気のせいじゃない、何かヤバイ。暗い山道なんて地元で普通に走っていた私だけど、ここは何か違う。

停めて戻ってこっちは嫌だと大騒ぎする私に、彼は渋々Uターン。二股の起点に戻り、今度は左の道を走り出した。

しばらく行くと心霊スポットで有名な湖。これまた湖面の波が嫌な感じで、とにかく見ない様にしてた。

大きな神社?か寺を過ぎて、やっと悪寒が収まる。ハタチ過ぎて痛い子みたいで嫌だな〜と思いつつ、無事にドライブは終了。彼には謝った。

その後も夜間に行き当たりばったりのドライブをしたし、私の知らないうちに心霊スポットも通っていたが(彼は心霊に興味なし)、あんな悪寒が起きることは2度となかった。


後日、あの右手の道の先で事件が起きていたことを知る。


家があるなんて思えない雰囲気だったが家があり、住人が血痕を残し行方不明という内容だった。遺体は埋められていたが、のちに道沿いの場所で発見されている。


犯人たちが被害者を埋めていた時刻と、ドライブの時刻が同じくらいだったことを知ったのは、それから数年後。

投稿者:まゆ


高校3年の夏に、彼氏と初デートで花火大会を見に行った
毎年、河川敷きで行われている天神祭の花火大会でたくさんの人で賑わう花火大会だ。その日は、月がでていて土手の上からでも、川の流れがよく見えるほどだった。
風もなく、穏やかな夜で花火大会には、もってこいだった。
はじめは、彼と土手の上で花火を見ていたが、彼が土手を川のほうに降りてみようと言い出したを
土手の上は、人だらけだし二人きりになりたい気持ちもあって、私は「うん」と言って、土手を彼氏と降りた
川側の土手の斜面には、誰もいなくて、土手を半分くらい降りたところで二人で腰をおろした
花火より二人きりになったことに、ドキドキしていた
不意に彼が私の肩に手をまわしてきたんで、ドキドキがさらに増した
が…その時、背後の土手の上から「シュンシュンシュン」とあの芝生に水をまきながら回るあれ(名前忘れた)とそっくりの音がした
不思議に思って、私は、肩を彼氏に抱かれていたので首だけ回して、後ろを向き土手の上を見上げた
土手の上は、たくさん人が行き交っている
その瞬間、土手の向こう側から、人のひとかかえより少し大きめの丸く真っ黒な平べったい円盤型の物体が「シュンシュンシュン」と音をさせながら現れた
月が明るいので、形ははっきり見えたが「シュンシュンシュン」ていう音は、なんで聞こえるかはわからなかった
回転していたのかもしれない
あれだけ大きな「シュンシュンシュン」て音がするのに、土手の上の人も彼氏もまったく気がついていない…
それにもビックリしたが、そんな得体の知れない未確認飛行物体が現れたことさらにビックリして、呆気に取られていた
その飛行物体は、「シュンシュンシュン」と音をさせながら、土手の上の人達の2メートルくらいかな?上を通り、私と彼の頭上を通り、川の中ほどまで飛んできた
川の中ほどまで飛んでいくとしだいにあの「シュンシュンシュン」と言う音は、聞こえなくなっていた
離れて行くほどに、音も離れていく感じだった
川幅は、あっちとこっちの土手の距離が100メートルもないほどなので、未確認飛行物体が川の中ほどまで行っても、その形ははっきり見えた
むしろ現れた時より、距離ができたことで
物体の全体が見えた
真っ黒で平べったいがやや全体的に厚みが確認でき、少し真ん中あたりが膨らんで見えるものだった
しかし、月の明かりを反射してはいなかった
ただただ真っ黒だった
月がなかったら、まったくわからなかったかもしれない
川の中ほどまで飛んで、そこでカクンと90度向きをかえて、川の上流へ飛んで行ってしまい見えなくなった
一連の出来事は、ホントに一緒のことであったため、彼に「あれなに?」さえ言えなかった…物体が見えなくなってから、夢?幻?と思ったが、寝ぼけてもないし、彼に肩をだかれて、ドキドキして青春していた場面だったのでそんなことはない
彼氏に話しても、信用しないだろうとおもったから、話さなかった
だってあんな大きな「シュンシュンシュン」て音も聞こえてないふうだったか…
あの未確認飛行物体に、なにかされた訳ではないけど、この世界には、説明できないものがホントにあるんだなと思った18歳の夏だった
未確認飛行物体を見たのは、これ一回きりだ
あれは、一体なんだったのか…23年たった今も未確認だ

投稿者:名無し


以前住んでたアパートは、3つある窓のうち3つ全部からお墓が見えるというなかなかおつな造りをしていた。

不思議な事は案の定起きて、ある夜私がお風呂に入ってたら、夫が大丈夫!?と慌てた様子で入ってきた。
覗き?と一瞬思ったが、夫曰く、お風呂から大きな声で呼んでる声がしたから、何事かあったのかと思い急いできたとの事。

私は普通に湯船に浸かってただけです。

あと、夜中にトイレに行った後、洗面所で手を洗ってると、鏡越しに青い服を着た男の子らしき人影が廊下を走っていった。
一瞬だったけど、確かに見えた。
息子がいるけど、ようやく歩けるようになった位なので違う。

あとは、夜1人で本を読んでいてふと横を見たら、息子のおもちゃの小さいボールが1つだけ、コロコロ転がっていくんじゃなくて、円を描いてその場でグルグル回ってた。
もちろん触っていない。
あり得ない光景を見ると、脳内は処理し切れなくて呆然とするというか、思考停止するというか…
何故かその回り続けるボールに気づいてないふりをしなきゃまずいと思い、知らん振りして部屋を出ました。



主なものは以上です。


アパートはお墓に囲まれてるものの、南向きで、南にも遮るものがないので、日当たり良好で明るい所でした。
ご近所のおじさんおばさんも、アパートの人に畑で育てた野菜をくれたり、息子を可愛がってくれたり。


不思議な事はあったものの家族皆元気で過ごせたし、 お墓という陰を、日当たりと近所の人の優しさという陽で緩和してくれてたのかもと思ったりします。

読み返すとあまり怖くないですね…すみません。
読んで下さった方ありがとうございました。

10年近く前、わたしが学生だったときの話です。 

ある日の夜中、ゴミを出しに行こうと外に出たら、ゴミ置き場で男性がゴミを漁っていたんです。 
暗いし顔は確認できなかったのですが、右腕が無いのだけははっきりとわかりました。 
そのときはただ、『変質者かな、とにかく変なヤツがいるよ~』くらいにしか思っていませんでした。
でも気味悪かったので、その日は結局ゴミを出さずに家に戻ったんです。 
翌日、ゴミ集積所から、バラバラ遺体が出たと大騒ぎになりました。 
複数のゴミ袋から、人間のパーツが見つかったそうです。 
町内を回った収集車からも右腕が見つかったらしく、ウチにも警察が聞き込みに来ました。 
で、例の男性の話をしたんです。
「もしかして右腕の持ち主じゃないですか~」って調子こいて付け加えたら、
警察の人が、似た目撃談がいくつか出ているって言うんです。 
ただ、目撃されたゴミ置き場によって、左手が無かったとか足が無かったとか、パーツが違うのだそうです。 
そこで言ったんです。
「やっぱり、捨てられた身体のパーツを探してるんですよ~」 
もちろん冗談で。今思うと不謹慎極まりないですが… 
警察の人も苦笑いして、話はそこで終わり。 

結局、犯人は見つからず仕舞いと記憶しています。 
男性の姿はその後見ることもなく、事件についても忘れていきました。 

それからしばらくして同級生から聞いた話です。
彼の家の近くのゴミ置き場で、左足の無い男性がゴミを漁っているのを時々見かけるのだそうです。 
毎日現れるわけではないが、時間は決まって深夜2時頃。
一瞬目を逸らしたスキに消える。
その後ゴミ置き場を見ても、荒らされた形跡は残っていない… 
どうせ当時の目撃談から作ったんだろ~と、わたしは半信半疑なのですが、 
彼が言うには、事件当時は東京の大学に通っていたため、
事件については新聞で知っていたが、例の男性については全く聞いたことがないとのこと。 
わたしが当時の詳しい話をすると青くなって、もう怖くて見られないなんて言っていました。 

男性が被害者の幽霊なのか、わたしも怖いので確かめに行くことができません。 
でももしそうだとしたら、彼は10年近くも左足を探し続けているということでしょうか。 
そして、これからもずっと…? 
少し可哀想な気がします。

投稿者:イチ


バイト先の仲の良い人の話です。
警告の意味も込めて投稿しました。彼は、あの経験はただの夢だった、などと言っていましたが。

以下、彼から聞いた話を一人称で書かせていただきます。


俺は都内マンションで一人暮らしをしている。
1Kだが、学校やバイトで忙しいく、ほぼ寝るためだけの部屋だ。

その日も深夜のバイトを終え、マンションに帰り寝ることにした。
布団をひいて横になり、電球にぶら下がっている紐を引っ張り電気を消した。

そしていつも通り、布団の中でスマホをつけた。
暗闇の中でスマホの明るい光が目に飛び込む。

女と目が合った。
スマホのディスプレイ一面に女の顔が映っており、こちらを凝視している。
顔は青白く、舌を大きく垂れ下げ、見開いた目は血走っている。
一目で首を吊っている状態だと分かった。

恐怖で動けないでいると
頬に2、3滴、何か液体が滴り落ちてきた。
一瞬、天井からの雨漏りかと思ったが、ぬぐった指は赤かった。

とにかく明かりを点けようと、電球の紐を探るが、慌てているせいか手は空を切る。
何度目かで手が何かに当たった。
紐ではない。
やけに太い。そんなものをぶら下げた覚えは無いし、何より、触れた感触が人の皮膚‥

俺は、なぜか息を止めゆっくりと布団から抜け出した。
もし、音を立てると、ぶら下がっているやつが落ちてくるんじゃないか、と思った。

壁沿いに這っていき、キッチンを通り過ぎ、何とか玄関へたどり着いた。
息を吐いて、ドアノブに手をかけたとき

「バタン」

リビングで何か重いものが床に落ちた音がした。

俺は体当たりのようにドアを開けると、飛び出し、足がもつれながら走った。

結局、明るくなるまでコンビニで過ごした。



その後、彼は引っ越しました。
例の部屋は、大家さんにお祓いを頼んでおきました。信じてくれたかは微妙ですが。

あれからは特に変わったこともなく、僕たちは元気に暮らしていています。
お互い、徐々にあの事件のことを忘れていきました。

しかし、二人とももともと怖い話が大好きでしたが、話さなくなりました。

幸せは求めるもののところにやってくる、と言いますが、良くないものの場合もそうなのかな、と思ったからです。


駄文にお付き合い下さりありがとうございました。

投稿者:ボン


大学一年の夏、入っていたテニスサークルで長野の菅平高原に合宿に行ったときの話。
この合宿というのが、7泊8日朝起きてから日が沈むまでずっと練習漬けという、「テニサー」らしからぬものだったんだけど、毎年4日目だけは早めに練習を切り上げて夕方から自由に遊びの時間にしようというのが慣例だった。
自由にとは言っても、こういうのは二三回前例ができると翌年それをわざわざ変えるのも億劫なもので、実際には、コント大会、ゲーム大会、夕食を挟んだのち肝試し、風呂入ってから飲み会と、遊ぶ内容もそれを始める時間も決まっていたのだけれど。

肝試しを始めたのは、確か7時だったと思う。夕食を食べ終えた後、電気を消して暗くした大広間に集まり、先輩のする怖い話を聞いて、きゃあきゃあと怖がったり怖がってないフリをしたりしている内に日が暮れ真っ暗になったので、それから近くの雑木林に向かった。帰りは徒歩だったが行きは宿泊所のオーナーがバスを出してくれた。

肝試しといっても、廃墟の近くで写真を撮ったりお墓の前に何かを置いてくるとかいったことはなく、雑木林の中の、昼間歩けば10分ほどで抜ける道を、2、3人が組になりスタートをずらして歩くという可愛らしいもの。
ただ、月の光以外ほとんど灯りが届かず足元が危ないので、二年生の男子が日の暮れる前に先に行き、合宿前に100均で大量に買っておいたサイリウムを誘導灯代わりに置いてくる。
そして、そのままコースの各地に散らばって脅かし役をするというのがお決まりになっていて、俺も次の年明るい時間に同じ場所へ行ったんだけど、昼間見るその道は、怖くないどころかむしろ歩いていて気持ちの良い散歩道だったし、実際ジョギングや散歩をする地元民とも何度かすれ違った。

とにかく、そういう、何か出そうな雰囲気のほとんど無い場所だったんだけど、宿泊所からのバスの中で二年三年の先輩達が口を揃えて言うことには、コースの途中に一箇所だけ嫌な場所があるらしい。
スタート地点から5分ほど歩いたところに道が十字に交わっている地点があって、そこで右を見てはダメなのだと言う。「○○さんが、右から近付いてくるハイヒールのような足音を聞いた」のだとか「右に白いワンピースを着た女の人が立っているのを見た」のだとか。
俺自身幽霊とかを否定したり平気な訳ではなく人並みには怖いんだけど、でも初めて聞くような名前のOBさんの体験談を聞かされてもなんだかうさんくさく、あまり真剣には聞いていなかった。
かと言ってわざわざ右を見て無駄に怖い思いをするのも嫌なので、「スタートしてから5分後、十字路で右を見ない」とだけ心に留めておくことにした。

スタートの順番は確か全20組中15組目くらいだったと思う。順番を待つ間、怪談を話し合ったり、先にスタートした男子の裏返った叫び声を聞いて笑ったりしていた。
40分ほど経ってから順番が来た。バスでくじで決めた組は、俺と女の子二人。
「怖いから真ん中で手をつないで引っ張っていってほしい」との願ってもないお願いにスケベにもラッキーと思った。のはスタートするまでだった。
一度腹を括った後は女の方がよっぽど強いんだろう。そしてときに怖い。「この恐怖を避けられないならいっそ…」と覚悟を決めた二人は、鼓膜の裂けそうな叫び声をあげながらゴールまで全速力で駆け抜けていくトリッキーなスタイルを選択したらしい。
「引っ張っていってほしい」と頼んできたはずの女の子二人にぐいぐいと引っ張られながら、「たまに街中で見る、犬に引っ張られてはちゃめちゃになってる飼い主はこんな感覚かなー」と場違いなことを頭に浮かべていた。

二分ほど歩くと(走ると)、地面に置かれたサイリウムがぐちゃぐちゃになっている場所があった。先に行った組が誤って蹴ってしまったらしい。前の道に視線をやると続くはずのサイリウムが置かれていなかったので右か左に道があるのだろうと、まず右に目をやった。
目をやってしまった。

『5分後十字路で右を見ない』

右に首を向けた瞬間「やばい」と思った。
が、結論から先に言ってしまえば、幽霊も妖怪も火の玉も見ていない。脅かし役の二年生の先輩が、夕方の内に木の枝から糸か何かを使って吊るしたのだろう、真っ赤な傘が開かれた状態で目の高さに浮いていただけだった。

何も見えなくて良かった。そういえば、そもそも十字路には5分後に着くと言ってたもんな。いくら走ったといっても暗闇の中サイリウムを頼りに進んできたのだから、小走り程度の速さだっただろう。まだ二分も経っていないで着いたということは、ここも確かに十字路だけど、もっと進んだ先に別の十字路があって、先輩達はそこの事を言っているんだろう。次こそは右を見ないようにしよう。危なかったー。

自分の中でそう納得し安心してから、蹴られた先ほどのサイリウムを再びよくよく見直してみると、元々左を指す矢印の形に置かれていたことが窺い知れた。左の道に進んでからも両手の犬、もとい、女の子二人はひどい悲鳴をあげながらぐいぐいと進み、先に出発した組に苦笑いをさせながら三組も追い抜かした末、昼間歩けば10分かかる道を暗闇の中5分でゴールした。

ゴールを抜けた先は、空一面に広がる星空の見える開けた原っぱになっていて、先に到着した組が円座して、「あの橋のところに隠れてたの○○さんかな」「あの気持ち悪い叫び声お前かよ(笑)」などと、興奮冷めやらぬまま話していた。都会の中ではなかなか見られない星空と、肝試しの興奮とで、その広場はそれはそれで毎年盛り上がるのだろう、20組全組が広場に到着してからも3、4の円を作ったまま15分ほどは帰ろうとしなかった。

そうすると初めの方に着いた組は大分興奮も冷め、繰り返される同じ話にも飽きてくるのだろう、誰かが「そういえばさ!十字路で右見た奴いる!?」と話題に出した。
みんな心のどこかで気になっていたのか、その声はすぐに伝播して、他の円でもそれを話題にしだした。右を向いてしまってから「十字路どこだー、十字路どこだー」と目を皿にして進んだ俺も、残念ながらあれが例の十字路だったのだろう、としぶしぶ観念し名乗り出た。
右を見たのは俺含め三人。でも三人とも何も特別なものは見てないと言うので「あぁ、まぁやっぱりそんなものだよねー(笑)」と、みんな安心したりがっかりしたりしながらその話題を終えた。

その広場を出た後は、進んで来た道を全員で歩きながら戻り、コースに隠れたまま放ったらかしの二年生を最前列が、脅かすために配置した小道具とサイリウムを最後尾が回収していく。歩いていくと、例の十字路にまで来た。
「来るとき左に曲がったということは帰りは見てはいけない右の道を全員が真正面から見てしまうことになるけどそれはセーフなのか?」なんて考えたら、やっぱり嘘っぽい話だよなーと思った。その時ちょうど、右を見たと言った一人が近くにいたので「あれ。赤い傘無くなってるね」と言った。
「赤い傘?」
「赤い傘。右側に糸かなんかで吊るしてあったやつ」
「……いや、そんなのあったはずないよ。だっておれら運悪く余り組で男二人の組だったから、ちょっとふざけて右側の道進んで色んな場所見てきたんだよ」
「え、でも見たよ。二年生イタズラ好きっていうか悪ふざけが好きだから絶対こういう場所にこそ仕掛けしてるよ(笑)」
「あの人達頭おかしいからその理屈はすごい説得力あるけど(笑)でもほんと無かったよ。」
見た者と確かめた者とでは水掛け論の域を出ず、後で二年生の男子に会ったら訊いて確かめることにして、その話は保留にした。

宿泊所に帰ってから、風呂の時間を40分設けた後で飲み会を始める予定だったんだけど、一年生のまいちゃん(仮名)という子が、肝試し以降様子がおかしいらしい。ずっと元気が無く、風呂を上がってからは泣き続けている。普段ニコニコと明るい子なだけにその様子が少し心配だったので、その子が落ち着いてから始めることになった。

30分ほど遅らせ、10時頃から始めたと思う。乾杯を済ませ少し落ち着いた頃合いに二年生の男子を捕まえて赤い傘の仕掛けがあったかどうか、さっきの水掛け論の相手と一緒に聞いてまわった。一人目は「してない」、二人目も「してない」、三人目も「してない」。でも、日頃から悪ふざけが大好きな人達なので「怖がらせるために隠してるんじゃないか」という疑いがどうしても晴れきらず、二年の中でも例外的に紳士的で優しい先輩に訊いて、それを結論にしようということになった。
「十字路のところに赤い傘吊るしてありましたよね」
「ううん、まさか。してないよ。何でかは俺らも詳しく知らないんだけど、あそこの場所は仕掛けも脅かし役も配置するなって言われたことあるから。だからやってないよ、俺らの代がやりそうだっていう疑いは分かるけどね。日頃の行いだね(笑)」




長々書いてきて、俺自身が体験した話は実はこれだけ。みんなが見てない赤い傘を見たという少しだけ不思議な話。合宿の後半でまた何か不思議なものを見たりケガをしたりもなかった。だから、見間違いかなとか見間違いじゃなくても害が無ければまぁ良いかなと、すぐに気にしなくなった。



俺の中でこの話が不思議な体験談から怖い体験談に変わったのはそれからほぼ一年後の二年生の春。
同期は元々40人以上いたんだけど、一年間で10人ほど辞めちゃって、さっき書いたまいちゃんも冬頃に辞めてしまっていた。ただ、辞めた内の何人かとは変わらず連絡とったり一緒に授業出たりと関係を続けていて、二年生の春にその中の一人、まいちゃんと一番仲の良かった女の子とご飯に行く機会があった。どういう話の流れからだったか肝試しの時の話になったので、「赤い傘が吊ってあったのにみんな見てないって言うんだよ。絶対仕掛けだと思ったんだけど、後々考えたら、出るって言われてるのって白いワンピースの女の人の幽霊だし、脅かすための仕掛けだとしては変だなと思って。今でもちょっと不思議だなー」となんとなく話すと、驚いた顔をし、少し考えた後、みんなには内緒にするという約束でこんな話をしてくれた。


「みんなには言わないでね。気味悪がられるのが嫌でほとんど人に言わないらしいから。まいちゃん昔から幽霊とかが見える体質で、肝試しのときも見えちゃったんだって。あの、右見ちゃダメって言ってた曲がり角あるでしょ?見たくない見たくないと思って、ずっと左下向いて歩いてたら、その曲がり角の左側に、真っ赤な傘を差した白いワンピースの女の人がしゃがんでて、こっちをにらみ上げてたんだって。
とっさに目を逸らしてそのまま通り過ぎて、その後ゴールの広場からスタート地点まで戻る時もずっと友達の顔だけ見て話しながら通り過ぎたんだけど、その後帰りはバスじゃなくてみんなで宿まで歩いて帰ったでしょ?その時ハイヒールの音が後ろから聞こえてきたと思ったら、一人一人の顔を順々に覗き込むように睨みながら歩いてくるその人がいたんだって。でも、女の人がまいちゃんに追いつくよりも先にまいちゃんが宿に着いて、宿の中の他の宿泊客の笑い声とか明るい光を見たらほっとしてきたから、とりあえず部屋に戻ってお風呂に入って。30分くらい経ってお風呂から上がった後は私が一緒に部屋に戻ったんだけど、部屋の窓からゾクッと刺すような感覚がするから外を見たら、さっき歩いてきた帰り道の途中、その部屋からは200メートルくらい離れた場所にワンピースの女の人がまだ立ってて、宿の入り口を見てニヤーって笑ってるんだって。そんな遠くの人間の視線も表情も見えるはずないんだけど、笑ってるのが見えるって言うの。それで、怖さを我慢出来なくなって泣き出しちゃって、飲み会の前に泣いてたのはそういうことだったんだよ。」

俺には赤い傘しか見えなかったけど、その下にはそれを差す女の人が立っていたんだろうかとか、きゃあきゃあ怖がって左に目を逸らした視線の先でその女の人はずっとみんなを睨んでいたんだろうかとか考えてたら聞いた瞬間鳥肌が立った。

投稿者:ぶうたらこん

これは石川県金沢市にお住いの主婦 木幡えつみさん(仮名)の怪異体験である。

ある晩の事 寝室で休んでいると廊下から何やら奇妙な音が聞こえてきた。
「ねえ 何か変な音聞こえない?」
不審に思い 傍らの夫を起こそうとしたがぐっすり寝入っていたせいで取り合ってくれない。

ギイイッ・・・
突然 寝室のドアが開き 男の姿が・・・。
それも何か苦しそうに 「助けて」とすがるようにえつみさんに手を伸ばしてくるではないか‼

「きゃああああ・・・」
突然の悲鳴に 夫も飛び起き
「何だ 一体どうしたと言うのだ」
「あああ・・・あそこにお化けが・・・」
「ええっ 何もいないじゃないか。変な夢でも見たんじゃないのか?」
夫は布団をかぶり さっさと寝入ってしまった。

それから数日後いつものようにキッチンで夕飯の支度をしていると
「ギイッ」
勝手口の戸が少し開いたかと思うと またあの時の男らしい人影が出現したのだ。
「たた助けて・・・」
すがるような手。
あまりの恐ろしさに夢中で持っていたコップを男めがけて投げつけていた。
「ガシャーン」
割れたガラスの音でハッと 我に返った時は男の姿はなかった。
と その時 えつみさんの携帯が鳴り随分と疎遠になっていた実家の兄からで 長男の大学受験を理由に亡き父の三回忌は見合わせたいと言う内容であった。
話を終え 割れた勝手口のガラスを片づけようと振り返ると またしてもまたあの男の姿が。
それに今度は 顔が血だらけなのである。
茫然と立ち尽くしていると 「たた助けて・・・助けてえつみ」
えつみさんは自分の名を呼ばれ 立ち尽くしたままじ~と 男の顔を見るとなんとそこには二年前に亡くなった父の顔が現れたのである。
「お お父さん」
「く苦しい 助けてくれ みんなに会いたい」

三回忌を中止され忘れられていく事が無念で 娘に助けを求めていたのであろう。
えつみさんは兄を説得しようと実家を訪ねていった。
仏壇に手を合わせたのは父の49日以来 実に2年ぶりだった。
埃だらけで花も供えられていない状態だった。
よく見るも 位牌が無い。
「お兄さん 位牌は? 位牌はどうしたの?」
「おかしいな あるはずなんだが・・・」と兄が仏壇の脇から探し出した位牌は 葬式のとき使ったままの白木のもの。
裏返してみると ネズミにかじられたような跡がありうっすらとシミもできていた。

あの時の血だらけの顔は 位牌のせいだったのか。
仏様をお譲りしても結構ですよと言う義姉の言葉に呆れて返す言葉も無かったが その言葉どおりに遺影と位牌を自宅に持ち帰り 即席の仏壇を作った。
そんなえつみさんの傍で 夫が口をきった。
「義父さんの三回忌は 家でやろう 誰の親であろうと供養をするのは我々の務めだ」
真新しい位牌も作り ささやかながら無事三回忌を終えた。                           その夜の事。
えつみさんの夢の中に 父の姿が現れた。
「今日は 本当にありがとう。お前たちのおかげだ。ありがとう ありがとう。」
その顔は穏やかに微笑んでいた。
えつみさんは夢の中なのか現実なのか解らなかったが とにかく涙がとまらなかった。

その日以来 あの怪異現象はなくなった。
それにしても何故 父は兄ではなくえつみさんの前に現れたのだろうか。
愛情の欠片もない先祖供養もほったらかしの兄夫婦を諦め 心優しいえつみさん夫婦を頼り自分を忘れ去られていく無念を訴えていたのであろうか。
しかし今は思いが通じ 安らかに眠っているに違いない。


投稿者:もえ


以前、自宅で不思議な体験をしました。
そんなに危ない経験ではなかったので、修学旅行や友達の家でのお泊まり会で怪談大会が始まったときなどに何度か話したことがありました。
元々怖い話や怪談好きで、某有名掲示板のオカルトのところをよく見ていた私は、ある日、自分がした体験を書き込もうと思いました。
しかし、先にも述べた通り、何度か周りに話したことがあったので、個人が特定されないように、ありのままを書かずに少し変えて書き込みました。
内容を変えたところを書き出したとき、PCが重くなり、突然電源が落ちてしまいました。
仕方なく携帯から投稿しようと続きを打ちましたが、フリーズして突然電源が落ちてしまいました。
結局両方とも二度と電源がつくことはなく、買い換える羽目になりました。
新しくPCを買い換えてきて、私は続きを書くことを再開しました。
その間も、何度も何度もフリーズをし、そのたびに強制終了して再起動しました。
ここまで妨害が起こると、私は怖いというよりもむきになってきて、どうにか書き込みを遂げようと考えていました。
そして終わりが近付いてきたとき、なぜか左肩が重く感じはじめ、冷たい空気も感じました。
まるで、人が後ろから自分の肩にアゴを乗せてもたれかかって、私越しに画面を見ているような感じでした。
スゥー、スゥー、という荒い息づかいと呼気なのかなんなのかわからない冷たい風が耳に触れました。
ですが、振り向いている間に書きたい内容を忘れてしまっては困るので、振り返らず書き続けました。
すると、相変わらず何か乗っている感じはするものの、少し軽くなり、右肩と頭の上も重さを感じるようになりました。
まるで、体勢を変えて、アゴを頭の上にもたげて、両肩に手を乗せて、私にもたれるようにして誰かが後ろに立っているような感覚でした。

少しの間その感覚は続き、やっと、最後のシメの文を書き終えて投稿ボタンを押そうとしたときでした。
一気に身体中に感じていた重みが消え、急に左の耳元が冷たくなって、
「…違う。」
と、小さくてか細くて消え入りそうな声が聞こえ、その吐息が耳にかかりました。
「…違う、違う、違う…違う…」
と何度も囁かれ、そのたびに息が耳に当たりました。
とても冷たくて、でも、とても澄んだ空気でした。
それと同時に、マウスを握っていた手が、上から誰かに包むようにして押さえつけられているような感じで締め付けられてしまい、なんとか投稿ボタンを押そうとしても押せないくらいになってしまいました。
そして、冷たさも感じていました。
手が冷えきった人に、触られているような感じでした。
さすがにびっくりして振り返ったけれど、そこには誰もいませんでした。
振り返ったとたん、ずっと感じていた人の気配が消え、声と手の締め付けもなくなりました。
やっと投稿ボタンを押して、投稿完了、と、画面に映ったとき、最後にもう一度、
「違うのに」
と小さく聞こえました。
あのとき私に囁いたのは、一体誰だったのか、今でも不思議です。

この地方は、昔は今などと比べものにならないほど、貧困がもっと酷かった。

当然のように子の間引きがされ、酷いときは妊婦ごと、というのもあったのかもしれない。

あの晩兄貴は俺らの後をそっとつけていた。
胸騒ぎがやまなかったのだという。

俺達が神社の裏に入っていくのを見たとき、
唐突に「神輿!」と閃いたそうだ。

工場まで飛んで帰り台車を持ち出し、祭りの後は集会所に暫く飾ってある神輿を、叩き起こした友人ヤンキーと運び出した。
しかし小さいといっても神輿である。なかなか苦戦して押していると、A子の父親に偶然会った。彼もまた、胸騒ぎがしてウロウロしていたのだ。
3人で火事場の馬鹿力よろしく、気合いで神輿を神社まで押していった。
神社に着いた途端、何だか神輿が軽くなり、まるで自ら進んでいるかのようで、裏道にかかった時はもう完全に3人の手を離れ、神輿は暴走していった。

山は大人達が坊さんだかを呼んで後片付けをしてくれた。証人もいるし皆はお咎め無しだだったが俺だけゲンコをくらった。
何故かというと兄貴に礼を言うと、御堂こじ開けたのは俺だと言えと言いやがったからだ。
しかしこんなのでは感謝をしきれないと、今は思う。兄貴は、化け物はお前らが倒したし、もうこの事は忘れろと言っていた。
でも当時俺らは中学生で未熟で、危険なことをしていたのだ。俺らがやっていたのは呼び出すための儀式で、おそらく倒すためのものでは無かった。

今年の夏も、変わらず祭りは行われるだろうか。あの地方の少ない予算で神輿を作り直すのは無理かもしれない。少子化が進み、祭りは開かれないかもしれない。
都会に出て本当に、差が実感される。
だが、友達との沢山の楽しい思い出や少しの恐ろしい思い出があり、尊敬する兄貴のいる田舎に、俺はいつか必ず戻る。

投稿者:イチ 

かごめの怪は人に非ず
ただ怨霊の塊に候
詞を絶やすべからず

俺は巻物のメモを見ながら、C宅でリュックに色々と詰めていた。巻物は罪悪感から、すぐに御堂に返した。
リュックには、大量の塩、ペットボトルに詰めた塩水数本、御守り。
Bはお椀や水のペットボトルなど。
幸いC宅は共働きで、親御さんは夜にならないと帰ってこない。
俺は親にはいつもの仲間とキャンプをすると言ってある。

実は昨日から、一度服を取りに行ったきり家には帰っていない。
家にいると、情けないが、これからやろうとする事に怖じ気づいて、出てこれなくなると思ったからだ。
しかしそれは他の皆も同じだったようで、昨日は5人でC宅で寝た。

B「天気悪いなぁ‥降りそうだな」
俺「あっしまった」
俺は急いでビニール袋を探すと詰め込んだ。

C「カッパ2枚あるよ」
カッパはA子とE美が着ることになった。

夕方になり支度が終わり、C宅居間で皆が手持ちぶさたになった。テレビを見るでもなく、口数も少なく、どんよりとした空気が漂っている。

ブーッと俺のケータイのバイブが鳴り、出ると兄貴だった。
兄「おう、今どこだ」
俺「どこって‥、C宅で、これからキャンプだよ」
兄「神社でか?」

俺は言葉に詰まり、適当にごにょごにょ言って通話を切った。
B「お前の兄貴、すげーリーゼントだよなぁ!」
俺「ああ、今時ねーよな」
C「毎日、二時間かけてセットしてる厚さだよあれは」
皆笑って、少し場が和んだ。

日が沈む頃、5人はC宅を出発した。黙々と田舎道を歩く。
10分ほどで神社に着いた。

裏山に続く道に、懐中電灯を持って入っていく。
しばらく歩くと、目的地に着いた。平らな石は一昨日のままだ。誰も石には触れずに、
黙々と作業をする。

まず地面の落ち葉などを取り払い、十分な広さの場所をつくる。
お椀4つに盛り塩をし、三メートル四方くらいの正方形の四つ角に置く。雨のために一応ビニール袋を掛けておく。
正方形の中心辺りに、人が1人座れる小さい円を塩で書く。
ここに入るのはE美さんだ。A子でもいいが、途中で詞を止める危険があるのと、A子の方がE美さんより体力が確実にあるので、そうなった。
それから持ってきた懐中電灯で足元を明るくする。

その他は各自で思い思いのことをやった。
俺は御守りを首からぶら下げ、塩をかぶってみた。Bは軍手をしている。手に汗をかくからだろう。

用意が整うと、皆は正方形の中に入り、‥
沈黙してしまった。
A子はしきりに辺りを気にしている。BもCも後ろを何となく、チラチラ見ている。

「さぁ、始めましょ」
E美さんが耳栓をし、円の中に座り込んだ。
つられて皆が、E美さんを囲んで手を繋いだ。

真っ暗な森に、E美さんの淡々とした声が響く。
「かごめ かごめ かごのなかのとりは いついついでる」
「よあけのばんに つると かめが すべった」
「うしろの しょうめん だあれ」
「かごめ かごめ」‥

俺達は手を繋いで円の周りをゆっくり回る。

5分間くらい回り、目が闇に慣れた。
懐中電灯のあるこの場所以外は漆黒の闇だ。
雲が出ているので月の光も無い。

10分ほどすると、じっとりと汗をかいた。
E美さんは淀みなく文句を唱えている。

更に10分ほどして、だんだんダレてきた。
皆の顔を見回すと、A子とCは神妙な顔で歩いている。Bと目が合うと、なんとやつは変顔をしてきた。つい吹き出しそうになり、俺も仕返しをした。
2人で百面相をし、頬の筋肉が痛くなった頃、もうやめようとBに口パクをした。
Bは真顔で応えない。真顔が面白い奴で、彼も自覚しているので、その手には乗らないぞと思ったとき
「うしろの しょうめん」
「ダアァァァァレェェェ」

喉がヒュッとなった。
あの野太い声だ。
心臓の鼓動が激しくなる。俺の手を掴むA子とCの力が強くなる。
しかしE美さんの声は変わらず淡々としている。
耳栓を持ってきたE美さんは正解だな、と上の空で思い円の中心を見ると、E美さんは目をつむっている。その肩は小刻みに震えている。

「ダアアアァレレェェェエエエ」

だんだん声が大きくなり、やつが正方形のすぐ外にいるのを確信した。
正方形の中に入ってきたらどうしよう、目をつむることは出来ないのに顔を覗き込まれたらどうしよう、

やつがどの辺りにいるのか気になり、よせばいいのにチラッと正方形の外を見た。

白目の無い、悪意の塊のような目が俺達を見ていた。
白い着物の背の高い女で、やに首が長く、着物の袖を長く垂らしている。
そして少し開いた口から、まるで男のような重低音を発している。

皆の足取りが徐々に覚束なくなってきた。
汗が滝のように流れ、視界がぼやけてくる。
もうダメかな、という言葉がアタマにこだまする。
おふくろ、親父、兄貴、お別れも言ってない‥

「シャンシャン」
どこかで鈴が鳴った。
気のせいか、遠くで威勢のいい若い女性の声もする。
気のせいではない、だんだんその声が近づいてくる。近づくにつれ、女性の掛け声に合わせるように、リズムよく、男達の掛け声も聞こえてきた。

神輿だ。

シャンシャンと、いなせな、女性と男性の掛け声はどんどん大きくなり、ついにはE美さんや女の化け物の声をかき消してしまった。

頭の中で太鼓を叩かれ、叫ばれているような轟音に包まれ、5人は思わず頭を抑え、しゃがんだ。
腕の隙間から豪速球のごとく神輿が飛んでくるのが見えた。そして次の瞬間、

「ドガーーーーーーーン!!」

頭上で神輿が大破し、材木が降ってきた。

あの化け物のいたところには、凄い腐臭と溶けた肉片のようなものがあった。

と、遠くからライトの点滅と共に、人が数人猛ダッシュしてくるのが見えた。
先頭には、見間違うことのない、あのリーゼント‥


翌日すぐに5人で集まった。

なんとA子も同じような目に会っていた。E美さんは特に何もなく、熟睡していたらしいが、普段は大人しい飼い犬が夜中吠えたそうだ。

A子の話によると、昨日解散したあと、家に帰って自室で横になっていると、窓のカーテンに何か人影のようなものが映ったという。
しかしA子の部屋は二階であり、窓に映るのは人の背丈では到底有り得ない。
布団に潜りじっとしていたら、そのうち寝てしまい、もう一度夜中に喉が渇いて起きた時には、もう影はいなくなっていた。

A子「夢かと思ったんだけど」
皆黙り込んでしまった。
B「どうしよか‥」
何をどうすればいいのか、そもそもこれはどうかしなければいけない事なのか、皆は分からなかった。
取りあえず、ネットのあるC宅とE美さんの家で(ド田舎だし、貧乏なのをご理解下さいw)
「そっち系」の事を調べてもらい、残る3人は聞き込みをしてみることにした。

俺らはまず神社に向かった。
神社では大人達が片付けをしていた。
必然的に手伝わされ、親とも会ったが、昨日のことは言わなかった。ただ兄貴には、後で会う約束をして分かれた。

片付けしながら、俺はそれとなく年のいってそうな方々にこの地方の伝承はないかとか、かごめかごめの事とかを聞いてみたが、収穫は無い。
BもA子も同じだった。
さらにはネット組も、成果は無さそうだった。

神社でお祓いをしてもらえればいいのかもしれないが、残念ながらこの神社は神主さんなどおらず、巫女さんすらいない、通常は無人の神社なのだ。

片付けが終わり、A子は一旦帰り、俺は持参したものをBと食べていると、兄がやってきた。今時リーゼントでヤンキーみたいな見た目だが、その通りである。
恥ずかしかったが兄に全部話した。
すると兄は、なんと神社の建物内に侵入しろと言い出した。
何でも中学のとき、ヤンキー仲間と不法侵入したらしいのだ。その時、巻物みたいなものがあったので、何か参考になるかもしれないというのだ。

渋る2人を尻目に、兄はどこかに消えたかと思ったらすぐ現れて、ペンチだとかを持ってきた(兄は工場で働いている)。
その足で大人達がいないのをいいことに、堂々と神社の御堂(?)の扉を開けてしまった。ん、と入り口を指して、入れと促す。

仕方なくBと入ると、御堂の中はひんやりとしていた。小屋のような御堂の入り口の賽銭箱を避けて、ゴメンナサイと思いながら奥へ行くと、兄の言った通り巻物が埃を被っていた。
細くて短めな紙束が、床に、幾つかの山に分かれて積まれていた。
最初から巻物などどうでもよく、すぐ出るつもりだったが、ふと巻物から一本ずつ出ている、こよりみたいなものに書かれた字を見ると、「いろは」順に揃えられているのに気付いた。
Bと「か」の巻物を探して三本持って外に出た。

巻物を兄貴のくれたずだ袋に入れ、今度は5人でC宅に集まることにした。

C宅に着くと、3人はもういて、Bと俺は巻物を見せた。怪訝そうな3人には家の奥底から出てきたと言っておいた。

何でも、こういうものには縋ってみるものである。一本目の巻物を開いた途端、かごめ という字が飛び込んできて、5人で驚いた。
書かれていたのは かごめかごめの怪 であった。
崩した字で丁寧に書かれていて、著者のサインまである。
E美さんがそれを見て、まだ祖父が生きていたとき、神社に偉い神主様が滞在したことがあり、その人じゃないかしら、と言った。

古いのはともかく、字が崩れすぎて読めない。しかし何となく、御塩 だとか書いてあるようなので、かごめの怪を祓うものだと、俺達は何故か確信した。さらに見ていると、最後の方に図説が載っていた。筆でサラサラと、簡単な図が書いてある。
これなら分かる!と5人で喜んだ。
そして本当の最後に、怪ノ明後日迄 とあった。


投稿者: イチ


中学生の時の話です。
数年経つし、上京前の事だから忘れていましたが、当時のメモを発見したので脚色して投稿します。

俺の地元では毎年夏に、神社で祭りが開かれる。
大人達が一年かけて用意した露店が立ち並び、小さい神輿も飾られる。
寂れた町の一大イベントだった。

その年も同じ学校の、三人しかいない同学年のA子、B、Cと、一つ上のE美さんと祭りに行った。

杏飴や焼そば、イカ、とうもろこしなど食べまくり、ゴム射的や金魚すくいもやって満喫した。何より、当時友達以上になれるか、という微妙な関係だったE美さんと、祭りのおかげで良い雰囲気になり嬉しかった。

祭りも夜になると、大人達は飲み始め、俺達は神社の裏山を散策することにした。
俺は掬った金魚を家において後で合流することにした。

神社に戻ると家から持ってきた懐中電灯を点けて、神社の裏手に回ると裏山の細い道に入った。

少しすると、皆のケータイとかの明かりが見えた。
懐中電灯を振って合図をすると「あっD(俺のこと)!」と気付いて、皆がこっちを見た。
俺は皆に駆け寄った。
だが何か皆の様子がおかしかった。
固まって動けない感じで、こっちに困惑した顔を見せている。

俺「どうした?」
E美「歩いてたら、平たい石が落ちてたから、A子が何となく拾ったのよ」
B「いや、怪談話してて、かごめかごめの話してたら、突然A子がこんなの見つけてよ」
Bが見せてくれた石には一言
 もういるよ
と彫られていた。

皆は異様な空気を感じて固まっていたのだ。
その時、ふと顔を上げた俺は、皆の進行方向10mほど先に何かいるのに気付いた。
こちらを伺うかのように、じっと立ち尽くしている。
俺しかそいつのいる方向を見ていないので、皆はまだ気付いていない。
暗くてよく見えないが、変に首や手が長く、坊主頭で背が高く‥

俺「もう戻ろうぜ」
後ろを振り向きそうになったBの手から石をもぎ取って落とし、必死にBとE美の手を掴んでぐいぐい引っ張った。
あいつを見ると、こっちに近づいてきている。
たまらず小走りになると、皆は案外素直について来てくれた。

神社の広場に戻ると、人はまばらだった。露天の片付けは翌日で、大人達は集会所で朝まで飲み通すのだろう。

皆で置いてあるラムネを飲んだ。皆すっかり元気を無くしている。人心地つくとすぐBが引き返した訳を聞いてきた。
とりあえずBに電話すると言い、皆は解散した。

家に着くと親と兄貴は飲み会でいなかった。
すぐに電話がかかってきた。Bからだ。
親御さんがいるA子とE美さんを除いて、Cの家に3人で集まることになった。

C宅居間で、さっきの裏山の話をした。
すると、Bはそいつの存在に気付いていたという。俺と話していたとき後ろから嫌な雰囲気を感じていたらしい。

そのうちBがC宅に泊まりたいと言い出した。
一番体格が良くケンカが強いBが言うので逆にビビり、俺も泊めてもらうことにした。

Cの部屋に男3人はキツいので、居間に布団を引っ張り出して3人で雑魚寝した。よくお互いの家に泊まっていたので特に珍しくもなく、1時を回る頃には誰からともなく寝た。

3時を過ぎたくらいか、人が動く気配で目が覚めた。横の布団のCがおらず、廊下と隔てる障子が少し開いていてトイレに行ったようだった。
すると俺の耳に、何か小さな子供の声
が聞こえてきた。
小さいがよく通る声で歌っている。

すぐにかごめかごめだと分かった。
Bは熟睡している。
俺は布団の中で丸まっていたが、意外と怖くはなかった。可愛い声だし、特に金縛りなどにもならない。

しかし歌の最後の瞬間
「う゛じろ゛の゛し゛ょ゛う゛め゛ん゛だあ゛れ゛」
もの凄い野太い、男の声に豹変した。

勢いよく後ろを振り向くと、廊下を隔てた障子に、人影が映っていた。
影でCだと分かった。トイレから帰ってきたようだ。俺はホッとし、Cに話そうと思って待った。
Cは障子の向こう側に立って、いつまでも居間に入ってこない。

何かヤバい気がして、Bを揺さぶった。うーんとか言っているので耳をつねった。
「痛って!!」
その声に反応し、Cが障子の隙間から顔を覗かせた。
Cの姿をしたそいつは口角を上げて笑っている。
しかし目は笑っておらず、ドス黒く、人間には出来ないような悪意のこもった目が俺を凝視している。

半身を起こした状態で固まっている俺の腕が千切れるように引っ張られた。Bだ。そのまま半ば引きずられて廊下と反対側の窓まで行き、Bと二人で窓から転がり出た。

家の前の道路を挟んで、しばらく二人で開いた窓を睨んで突っ立っていた。暗い上、窓のカーテンで室内はよく見えないが、そいつが追ってくる気配はしない。

少しして「あれっ」
というCの頓狂な声がし、居間の明かりが点いた。

その後は3人で身を寄せ合って、まんじりともせず夜明けを待った。Cの親が帰ってきたのは、もう日が昇った朝だった。


投稿者:ムスカ大佐 


これは、今から2年くらい前に起こった出来事です。一人称が私ですが男です。友人も。

私には、とても仲のいい友人がいました。その友人とは、大学からの付き合いなんですが、2年前大学卒業したばかりのころ、友人とちょっとした喧嘩をしてしまい、と言っても私自身はくだらないことで怒ったなぁ、と思うくらいの些細な喧嘩だったのですが、どうも友人は癪に障ったらしく口をきいてくれなくなっていました。
そんなことが続いたある日、その友人から電話がかかってきました。正直早く謝りたいなぁ、と思っていたので好都合でした。しかしそんな考えから一転、友人の電話に出ると
「ふざけんなよ!!いい加減にしろよ。こっちは、ろくに寝れないんだよ!!」
と怒られてしまいました。
何が何だかわからなかったのですが、聞き返そうとした途端切られてしまい、唖然…。この前の喧嘩の時より怒ったような口調で言われたものですから本当に戸惑っていました。
まあ、時間がたてばと思い30分くらいしてから、リダイヤルすると友人が元気のない声で、
「はい…」
電話に出ました。さっきのことを詳しく聞こうとしたのですが、先にこの前の喧嘩のことを誤っておこうと思いその話から切り出しました。
私「もしもし?この前はゴメンなあんなことで突っかかって…」
友人「気にしてないよ…」
私「あと、さっきのことなんだけど…どうしたの?」
友人「えっ?」
私「えっ?さっき電話かけてきたよな?」
友人「わかんない?」
私「何が?」
友人「最近お前の携帯から、変なメールとか電話とか来るんだけど…」
全く心当たりのないことでした。そもそもここ最近は、友人との喧嘩でほとんど友人に電話なんて掛ける気にならず、また、メールもしませんでした。
私「いや、全く知らないんだけど」
友人・・・・・・」
私「その話詳しく聞きたいから会わねぇ?」
友人「・・・わかった」
その後、友人と大学時代によく通っていた(といっても卒業したてで近い)カフェで落ち合うことになった。
時間の少し前に行くと、もうすでに友人は来ていて何日かぶりにあった。でも友人は前とは雰囲気からして暗くなっていて、少しやせているようだった。
(前は、めちゃくちゃ元気なやつだったのに…)なんて思いながら、店に入ってコーヒーを頼んだ。とりあえずさっきの話のこと詳しく聞くことにした。
私「さっきの話だけど。聞かせてくれる?」
友人「うん」
「最近、お前とも喧嘩した後で会いにくくて家に居たんだけど、一か月くらい前、お前から電話がかかってきて、出たんだけど、そしたら雑音ばっかで全然何にも聞こえなくて、間違えてかかったのかと思って切ったんだよ。」
もちろん、こちらから電話しにくかったから電話はしてないんだが…
友人「で、そんなのが夜になっても続いて、ろくに寝れないから、さっき文句言ったんだよ。」
私「この一か月?」
友人「そう」
私「なんで、一か月も・・」
と言いかけたところに、店員コーヒーが運ばれる。一息ついて再開。
私「なんで一か月も放置したんだよ。」
友人「いや、最初のほうはあんまりなかったんだけど日を追うごとに多くなったからさ…」
私「そうか…」
正直、こっちも気味が悪い。自分からかけてないし間違えてかかってもない。そんなにかかってるなら、履歴を見れば気が付くが履歴のも入ってなかった。そんな疑問をぶつけると、
友人「・・・・・・」
私「・・・・・・」
しばし、沈黙。結局私が、友人の家に泊まることになった。その日の夜

♫♪♬♫♫♪←電話の着信

がかかってきて、友人と確認。なぜか私の携帯番号。携帯確認。かけてない。
混乱しまくった。自分の携帯からかけてないくせにかかってる。こっちが怖い。
私が、電話に出る。
私「も・・もしもし?」
・・・・・・・・・・・・
何も聞こえなかった。と思ったら、

あああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!

ってくそでかい声が聞こえて切れた。マジでビビった。次の日、友人と携帯の買い替えに行って様子を見たが、やっぱりかかってくる。昨日のが間違いじゃないことに気付いた時は、私も友人も気絶しそうだった。
お祓いにも行ったが効果はなくなり続ける。
いろんな、方法を試みたが効果はなく前途多難状態だった。ただ、私の中には一つだけ解決策があった。それは、私と友人の関係を断つこと。そうすればかかってこないんじゃないかと思った。その案を友人に伝えると、激しく拒まれたので、本当のピンチになったらそうしようと思った。今度は口コミで聞いた有名なお祓い師のところに行くことにした、そこに行ってみると、友人を見た途端お祓い師が嘔吐した。
結局、そのお祓い師には頼めず断念せざる負えなくなった。こんなこともあるんだと思ったが、友人にとんでもないのがついてるんじゃないかと思ってしまった。
その後、いろいろな人を回っているといい人がいると紹介してもらった、その人に会うと、その人は私と友人を本堂に連れ込んで話を聞かせろと迫ってきたので、話をすると、
「君は帰っていいよ、ただし携帯からこの子の番号は消しなさい。」
私「えっ?メルアドもですか?」
「ええ!!」
私はそのまま返されて、友人だけ残った。言われたとおりに消しはしたが、正直不安でいっぱいだった。
そして今に至る。
友人がどうなったかは、全く分からない。お祓い師のところに行ってみても、大丈夫だよ、の一点張りだった。
友人とはそれっきりだ。何があったのか知りたい。

長くて済みません。

投稿者:いかわさび


去年の夏だったかな。
俺は釣りが大好きで、一人で夜釣りに行こうとした。
だいたい11時過ぎに家を出たと思う。さすがに夜とは言えむせかえるような暑さだったのが鮮明に覚えてる。
家からは徒歩10分くらいのとこに海があり、いつも歩いて海へ行っている。
海に着きそうになると何かが聞こえる、中年のおじさんが唸りをあげているような
『う"ぅ~う"ぅ~』と低い声で近くの茂みから聞こえてくる。
その上、来るときにはなんとも無かったが辺りが濃い霧で覆われていた。

今までこんな経験はなく、さすがにまずいと思い海を後にした。


こんな話を友人に電話で話してると、外から何か叫び声が聞こえてきた。
もしかしたら憑いてこられたんかな?


そのうちまた俺は懲りずに夜釣りに行くのであった。
怖さより釣り好きの方が勝ってしまってるようだ。


【捕捉】被災地で津波があった場所。

投稿者:聖徳太子もどき
 

俺が昔働いてた時の話

俺はその会社の営業部で、毎日のように売込みしまくってたんだよ。
そんな時、ある一軒の家が目についたから、今日はここから始めようと思って、その家を訪ねたんだよ。

インターホン押してちょっと経ったらインターホン越しに、
「は~い」
って聞こえたもんだから、
「あっ、〇〇会社の〇〇と申します」
って言うと、中から出てきたのは、俺の働いてる会社の同僚だったんだよ。
でも、部署が違うからほとんど話したことなくてそんなに知らなかったんだよ。(ちなみに同僚は女)
で、お互いにびっくりして結局同僚に売り込んでも仕方ないなと思って軽く挨拶して帰ったんだよ。
その次の日に、会社でその同僚とあったから、話でもしようと思って声をかけたら案外明るくて他愛のない話して部署に戻ったら、親しい友人の同僚に、
「お前、あいつと付き合ってんの?」
って聞かれたから、
「はあ?んなわけないだろ」
って返したんだけど、友人によるとその同僚は、働いてる部署でもどんな人とでも話さないしずっと仕事してるんだそうだ。
「なんであんなに親しげなんだ?」
って友人と二人で首かしげてた、実際ほとんどあったことないし話したこともなかったからなんでだろうと思ってた。
って言っても、その日から徐々に話す回数も多くなって、向こうから話してくれることも多くなったんだよ。
そんなある日、その同僚から、
「今度うちに来ませんか?」
って言われて、とりあえず考えときます、って言ったんだけど結構舞い上がった。(結構な美人)
友人に相談すると、
「それ脈ありじゃね?」
「だよなー!!」
なんて、お互いにふざけてた。
で、結局行くことにして、家に行ったら家の中もすごい綺麗になってていい匂いがしてた。
コーヒーとか出してもらって、別にどこに行くでもなく他愛のない話ばっかしてたんだ。
まあ、楽しい時間もあっという間ですぐ終わっちゃて、帰り際にトイレを借りたんだよ。
その時に、一つ閉まってる部屋を見つけたんだけどそこからなんかひどい臭いがするんだよ。
生ごみみたいな、腐った臭い。
俺はそれを確かめたくてノブに触れたら難なくあいた。
でも正直その時の光景ははっきりと頭に焼き付いてる。
そこには、大量の猫の死骸があった。もう原形をとどめてないくらいにぐちゃぐちゃになってる猫の山。
トイレどころじゃなくて、ものっすごいあわてたけど何とか冷静保ってトイレで用を足してから、戻った。
その後も何とか平静を保ってる状況で、家から出てすぐに走った。
ふと、家が気になってみてみると、リビングの窓から同僚がこっちを見てた、目が合うとにっこりと不気味な笑顔を浮かべてきた。
次の日、その同僚は会社に辞表を提出したそうだ。何やら、家のことで…という話だった。
友人に
「残念だったな」
と言われたが、ああ・・・と返すのが精いっぱいだった。
自分自身はその同僚がやめた理由がもっと別の何かのような気がしてならなかった。
俺も次の日会社を辞めた。
正直何があるかわからないから、ここから離れようと思って引っ越すことにした、その日会社を出て、ついあの家のことが気になって行ってみた。
女は外にいたがこちらに気が付かないようにした。その後、家に直行で帰ると、アパートの管理人さんに、
「あなた宛てにこれ渡しておいてって言われたんだけど…」
と、ダンボールを渡された。ガムテープでぐるぐる巻きにされたダンボールだった。
「誰からあてですか?」
って管理人さんに聞いたら
「美人な女の人が持ってきたよ」
と言われた、正直寒気がした、もしかしたらあいつかもしれないし、そうだとしたら何が入ってるかわからない。でも開けずにはいられなかった。
部屋に持ち帰って、あけると、梱包された瓶のようなものだった。
何だこれと思いながら、取り出してみた。その瞬間思わず瓶のようなものを落とした。
それは、猫のいわゆるホルマリン漬けだった。思わずトイレに駆け込んで吐いた。
あの女には気づかれているようだった。あの部屋を覗いたことをことを…。その瓶は捨てて、さっさと引っ越した。
後々、友人にその女の住所を言うと、女は引っ越したんだそうだ。

今あの家の、あの部屋がどうなってるかは知らないし、知りたくない。今はちゃんとした職にもつけているので良かったと思う。あの女はいったいなんだったんだろう。ただ、不思議なのはなぜ女は俺にあそこまで関わったのか全く分からない。

長々とすみません。


投稿者:まきまき


ぼく自身、霊感は全くなく今まで一回も霊を見たとかの経験もないのですが、ちょっと変だなぁって思う体験をしました。

その日は母親が夜仕事だったので、家に友達をよび一緒に映画を観てました。
ぼくの家は団地で、玄関から入って奥にあるぼくの部屋で襖をしめて友達と二人で映画を観てたのですが、 夜中の4時半ごろに玄関のドアが開きました。

ぼくの家はもともと、玄関のドアに鍵をしない不用心な家でw
基本、遊びにきた友達がたまに癖で鍵をかけるような感じでした。

で、ドアが開くときの気圧の変化で部屋の襖がカタンと揺れたし、確実に空いた気配がしたので『あぁ、身内のだれかが家に来たのかな?』と思い、襖を開けて玄関を見たんですが誰もいませんでした。

『酔っぱらいが間違って入ってきたのかなw…』
この時、一緒にいた友達も玄関のドアが開く気配に気づいてたそうです。
で、夜が明けて映画も見終わり友達が帰ろうと玄関に行き、ぼくも見送ろうと玄関に行ったときに
『…あれ?』

おかしな事に気付きました、 玄関のドアの鍵がしまってたんです。
友達もこれを見て
「あれ? さっき確実に玄関のドア開いた感じしたよね?」
「うん… 開いたよねw」

「家にあがる時、鍵しめた?」
「いや…、 正直おぼえてない」

ぼくはとっさに、家の鍵がある場所を見た、けれど鍵は普通にその場にありました。
すごく不思議な気分になった…

ちょっと変ですもん

だって友達が入るときに鍵をしてたら、玄関が開く気配なんてしないですし(わざわざ襖を開けて、確認するほど)。 逆に鍵をしてない場合でも、仮に誰かがドアを開けたまではいいけど、その後の鍵をどうやって閉めたのか(家にある鍵は盗られてない)。

もし不審者が家に侵入してたら大変なんで、部屋で隠れられる所(トイレ・風呂場の浴槽・押入れetc…)を見ましたが誰も居ませんでした。

不思議な事ってあるんだなと思いました…

…実は不思議体験はあと、もう一つあって。 それもぼくと、ぼくの家と、さきほどの友達が関係してる話なんですが。
それは、また今度。

ここまで読んで下さり、ありがとうございます。 と同時に長文・以下諸々、大変失礼いたしました。


投稿者:イチ


可愛らしい、小鳥の声で目が覚めると、そこはエミさんの家の寝室だった。

脇にはティーポットとカップが置いてあり、俺の頬にはクサい湿布が貼ってあった。

開いた窓から吹く気持ちのよい朝の風と、台所から聞こえる炊事の音に安心し、俺は二度寝に入った。

二度寝から覚めると、住民の皆さんがやって来て、もうてんやわんやだった。
泣いてお詫びされたり、やれお詫びに畑で採れた野菜を大量に持っていけだとか、ご馳走したいだとか、皆さん必死(笑)。
村長さんもやってきて、帰り道についていってご両親に謝罪する、どうとでもしてくれと食い下がったが、丁寧にお断りした。

帰りのバスが来るまでの少しの間、エミさんと話した。
あの獣の歯が人間のものだったのもあり、エミさんは大怪我はしなくて済んだ。

2人でぎこちない雰囲気で話していると、バスが来た。行きと同じような古ぼけたバスである。
じゃあこれで、とエミさんが言って、そそくさと背を向け歩き出した。エミさん、と呼び止めると、遠慮がちに振り返る。
俺がありがとう、と言うとびっくりして、寂しそうな、でも少し嬉しそうな顔をして笑った。


バスに乗り込むと客はおらず、車掌がダルそうにこっちを見た。
「家まで」
俺の言葉を聞いて車掌は軽くうなずくと、座るのを待たずにバスを発進させた。

行きと同じ真っ直ぐな道が延々と続く。道の両側の草木は夏の日差しを反射させ、風にそよいでいる。

俺は窓の外を見ながら、ただボーッとしていた。

何気なく皆さんのくれたお土産袋をみると、野菜がごろごろ、エミさんの梅酒も、ビンに梅ごとはいっている。それと、大量の湿布。

何だか可笑しくなり、笑いをこらえながら外をみると、懐かしい田舎の風景が遠くに見えた。

これから、宿題をやらなきゃな、地元の友達や兄貴に挨拶して、それから親には色々と手伝われるんだろうな、‥

それから、戻ったらまた、東京で頑張ってみるか。

もうバスは、地元の駅のところに停車するところだった。

投稿者:イチ


俺が入った家には、エミさんという女性が一人で暮らしていた。
未亡人で、四十くらいだというが若々しく綺麗な人だ。
エミさんは深夜の訪問に驚きながらも、かいがいしく世話を焼いてくれた。
スープを温めてくれ、パンや柔らかいチーズ、エミさんが漬けた甘い梅酒まで出してくれ、2人で飲んだ。

満腹になり、空いている部屋があると言われると、バッグを居間に放置したまま、礼もそこそこに部屋に行き、眠りに落ちた。


目が覚めるともう昼過ぎだった。曇りだからか、蒸し暑く空気がこもっている。

居間にいくとエミさんがいたので挨拶した。
改めて礼を言おうとした時、玄関のチャイムがなった。
エミさんの顔が強張った。

エミさん「隠れて!そのクローゼットに、早く!」
訳の分からないままクローゼットに押し込まれた。
すぐに家の中に人が入ってきたのが分かった。俺はクローゼットの木の扉に聞き耳を立てる。
どうやら集落の住民の男二人のようだ。

エミさんと何やら言い争ってもめている。
しかも原因は俺にあるようだ。
エミさんが、俺の居場所を知っているのではないか、連れてこいというような事らしい。

「馬鹿野郎!!」
エミさんが何か言ったことに対し、一人が怒鳴った。思わず出て行きそうになったが、続く話を聞いて固まった。

「お供えがなければどんなことが起こるか分かってるのか!代わりに誰かが喰われなきゃならないんだぞ!あいつ一人で済むんだ!」
「これで数十年は安泰なんだ」
「しかもここに勝手に来たということは、あいつは正式なものなんだ」

何を言っているんだ?
誰かが食われる?
俺は混乱した。とにかくここの村は何か大変なものを抱えているのが分かった。

それに、お供えって、まさか‥

しばらくし、やっとエミさんと男の押し問答が終わったようで、居間から人がどやどや出て行く気配がした。
すぐにクローゼットから出た。
エミさんは、疲れて椅子に座っている。
「大丈夫ですか?一体、何がおきているんですか?」
エミさんは沈痛な面持ちで黙っていたが、ふと顔を上げて俺を見た。
「大丈夫よ‥、これは、仕方のない事なのよ‥」

エミさんから表情が消えていた。怖いくらいの無表情だ。
思わず後ずさる。
「あーすいません、長く居すぎましたね~お邪魔しました」
てきとうに喋りながら、放置していたバッグを掴んで、さりげなく出て行こうとする。

後ろでエミさんが立ち上がる気配がした。
急いでドアを開けて外に出た。
振り返るとエミさんが手に何かを持って追っかけてこようとしているのを見て、俺は全速力で駆け出した。

なるべく人のいないほうへと思い、森を目指して駆けて行った。

集落を出て、ちょうど道が切れて森に入るところにさしかかった時、
「!!」
なんと足をとられた。
バッグの中身をぶちまけながらもんどりうって転ぶ。
見えにくいピアノ線のようなものが張ってあったのだ。
すると待っていたかのように草むらから男が数人飛び出してきて、あっという間に押さえられ、後頭部を殴られ気絶した。


頭痛で目が覚めた。
辺りは暗く、どうやらさっき倒れた場所のようだ。
頬に土が当たってひんやりする。
周りに人はおらず、俺が横たわっているだけである。
起き上がりたいが縛られていて、関節を固められており自由が利かない。

夜の森の雰囲気にのまれて固まっていると、木々のこすれる音に混じり、パキッ‥、パキッ‥
という、枝を踏むような音が聞こえてきた。

何かが来る。

そいつは徐々に前方から近付いてくる。
暗闇を凝視していると、目の前の木々の間から獣の脚が見えた。
太く、ごわごわした黒い毛に覆われている。

ギュッと目をつむって歯を食いしばった。
もう助からないことを悟った。

獣がすぐ目の前に来て、顔を近づけたのが分かった。鼻をフンフンいわせて俺の臭いを嗅いでいる。
獣の臭い臭いに思わず喉が鳴った。
ぴたり、と獣の動きが止まった。

その時俺は見てしまった。

人間の顔があった。
頭骸骨のようで、長い髪が生えていて、まばたきしない落ちくぼんだ目で俺を見ている。

喰われる、喰殺される‥


いきなり、獣が向きを変えた。
俺は恐怖で気付かなかったが、獣と顔を合わせていたとき、誰かが近づいていたのだった。
獣は怒っているようだ。誰かが投げたであろう鋭利なものが脚に刺さっている。
その人に獣は覆い被さり、揉み合っている。

俺はハッとした。
エミさんだ!
何でエミさんが?!

しかし獣が圧倒的に有利で、獣に噛まれるエミさんの悲鳴がこだまする。

こういう時の人間の心理はよく分からない。俺は無性に腹が立ってきた。
こんな目にあわせやがって、この人食いの気持ち悪い人面獣が!

芋虫のように移動し散乱したままのバッグに顔を近づけ、自分で捨てたのになぜかまた付いていると思ったあのストラップに夢中でしゃぶりついた。
ゴリっという音がして、骨の味がした。
さらに必死で噛むと、口内に血がにじみ、顎や頭に響く。顎関節がおかしくなりそうだ。

「グゲゲゲ」
獣が苦しそうな声を上げ、血走った目で俺の方を見て突進してきた。

がちん! と俺の歯が噛み合わさり、噛んでいた骨が砕けた。
そのまま俺は気を失ってしまった。

投稿者:イチ 


高校の時のことです。
記憶違いもあるかと思いますが、大人になっても残っているよう書いておきたいと思います。


その日俺は疲れていた。
肉体的にもそうだが、精神にかなりきていた。
どんなに頑張っても上がらない成績に嫌気がさしていた。
俺は、高校で上京した。
地元にも一応高校はあった。さらには、兄が地元の工場で働いていて、就職先も確保されていた。
だがどうしても東京に出たかった。

俺は遊びやスポーツは大好きだが、簡単に言うとアタマが悪かった。
勉強の要領が悪く、上京して都会の奴らに混じり、さらにバイトも始めると成績はガタ落ちだった。
東京に来て最初に、アメリカンドリームみたいに思い描いていたものも、もうどうでもよくなっていた。

だが忙しい日々もいったん終了。
夏休み到来となった。
俺はバイトや友人の誘いに折り合いをつけ、数日間帰省することにした。


蒸し暑い夜、肩掛けのバッグ一つ持って下宿を飛び出した。

夜になると、東京の繁華街はよりいっそうモンスター度が増す。
ネオン街や、その中を闊歩するキャバみたいなおねーさん、突っ立っている強面のおっさんを横目に見ながら歩く。

迷いそうになりながら何とか夜行バス乗り場に着いた。
停車場にはすでに小型のバスがいて、乗客も十数名、登山の格好のおっさんたちや、俺と同じような学生もいた。

時間になりバスが発車した。
バスは高速を静かに走り、11時頃には消灯され、乗客たちは寝た。

しばらくすると車内の明かりがつけられ、サービスエリアに着いていた。
俺はトイレに行き、少し土産を見てブラブラしてからアイスを買って食べた。
と、隣に登山っぽいおっさんの一人がやってきて、話しかけてきた。
「学生さん?どっか行くの?」

二人で雑談していると、ふとおじさんが俺のバッグに目をとめた。
そのままバッグに釘づけになっている。
「きみ、それ拾ったの?」
いきなり警官の尋問みたいになり、ムッとした俺がバッグを見ると、
見覚えのない小さなストラップが付いている。
だが売り物の見た目ではとうていなく、粗末なつくりである。モチーフも猫なのか熊なのか分からない、変な獣の頭蓋だ。

困惑する俺をじっと見ていたおじさんは、
「そうか・・・残念だが何も・・いや」
というと、急いでメモを取出し、何処かの電話番号を書いた紙を渡してくれた。
「何か困ったことがあったら、そこにかけなさい。」
おじさんはなぜか急に急いでいる様子になり、メモを渡すとすぐに立ち去ろうとしたが、
「あっそうだ、これ、登頂祈願のだけど・・持っていなさい」
お守りをくれ、呆れ返った俺を尻目に、スタスタと立ち去って行った。

ふとストラップを見ると、モチーフが向きを変えて、去っていくおじさんの方を見ている・・気がして、気味が悪いので外しゴミ箱に捨てた。

時間になり、バスはサービスエリアを出発した。
あのおじさんの席は空っぽになっていた。

うとうとしていた俺はふと目が覚めた。
車内の明かりがついているので、休憩かと思ったが、バスは走行している。
なんだか違和感を感じた。
バスがなんとなく古ぼけたような気がする。内装は変わらないが、昭和の路面バスのような雰囲気だ。
後部座席を見回すと、乗客が一人もいない。

バスが止まった。
ドアが開いて、停車場に着いたらしい。
(えっここバス停?)
山道なのか、辺りは真っ暗で、俺はこんなところでは降りないし、訝しがって窓の外を見ると、木々の間に白っぽい着物姿の人が立っているのに気付いた。
(ああ人が乗るのか)
視線を窓から戻そうとした瞬間、悪寒が走った。
目の端に、その人がいきなり四つん這いになるのが見えた。
四つん這いになる際バスの方へ近づいたので顔も少し見えた。黒いバサバサの髪の隙間から、骸骨のような白い顔がのぞいている。
そいつは乗車口でなく、俺の席の窓の方へ這ってくる。

思わず立ち上がって運転席を見た俺は愕然とした。
運転手がいない。
俺は、無我夢中で、運転席に走り思いっきりアクセルを踏んだ。
バスは乗車口を開けたまま急発進した。
発信する際、バスの車体にドンッとぶつかる音がした。

あいつが追ってきている気がして、ただひたすらまっすぐ、必死にバスを走らせた。

しばらくすると、開けた土地が表れて、集落のようなところに着いた。
バスをてきとうに停車させ、少し躊躇ったが、荷物を持って下車した。

そこは廃村のようなところだった。
舗装されていないあぜ道を歩いていると、人の住んでいる家を見つけた。
その家だけなんというか、可愛らしい見た目だ。こじんまりしていてメルヘンのような外観である。
三角屋根に、ところどころレンガのはめこまれた壁、小さな飾り窓。入り口にはステンドグラスのランプや花、うさぎの置物なんかもある。

とりあえずアンティークなチャイムを鳴らしてみた。
何度目か、これでダメならあきらめて他をあたろうと思ったとき、やっと、遠慮がちにドアが開かれた。

投稿者:さぶろう


怖い話とかでは、ないんだが体験してゾッとした不思議な話を。

自分が小学生の頃、夏休みに午前中から近所の子と2人で遊んでいた。
昼に近くなってきて、喉が乾きジュースを買うお金が無かったので、自宅(市営住宅で、二階に住んでいる。)へ友達と向かい、友達を下に待たせて自分が飲み物を取りに行った。
両親は、共働きだったので家には誰も居なかった。

ちょっと、トイレに行きたくなり用をたした後、自分だけ先に麦茶を飲んだ。
子供だった頃の自分は、イタズラが大好きで下で待っている友達を驚かせてやろうと、家の中で考えていた。

友達に渡す飲み物(たしか、缶のジュースだった。)を手に取り、玄関へと向かう。

その、玄関の横に自分の部屋があるのだが自分が今いる台所からも、ちょっとだけ部屋を覗ける感じになっていて、襖が開いた結構大きな隙間から誰かが自分の部屋で本を読んでいる様子が見えた。


自分は、その友達が暑くて耐えきれずに部屋に上がっていたのだと思い、その距離から名前を呼んだ。

『おい!!○○っ!おまたせ……』

自分が呼んだのと同時に、読んでいた本がバサっと落ちる、

んで、なんでかすぐにドアが

バーァアンっ!!

と勢いよく閉まる音と、階段をダッシュで駆け下りる音だけが聞こえて、ビックリした自分は部屋を確認する。

さっきまで、目の前に存在を感じてた友達の姿はなく、この時は小学生だったのか、『あいつ、めちゃくちゃ逃げ足早いな』しか思わなく、普通に外に出て階段を下りた。

一階に着いた瞬間、ワッ!!っと言って友達が外の壁から出てきた。

『もぉー、やられたわぁ。ちょっとビビったし!でも、○○さ俺ん家から下に来るの早いなぁー!!』

驚かしたはずの友達は、真面目なというか驚いたような表情で、

『えっ、僕はずっとここに居たよ。驚かそうと待ってたんだけど。』


まぁ、冷静に考えてみると不可能なんですよね。

だって、友達が部屋に居てすぐに外出てドアを開けてってすべての動作、台所から出てすぐの自分なら全部見えなきゃおかしいんですもん。


以上、不思議な体験でした。
実際の体験なんで、本当に意味不明です。

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