怖い話らぼ −怪談・都市伝説まとめ−

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投稿者:の


中学校時代に産まれて初めて幽霊を見ました
幽霊だったのかなんなのか解らないのでここに投稿してみます。
文才ありませんので、多分怖いなって思う方は少ないと思いますが
実体験なので聞いて欲しいです。

中学校二年生くらいで少しヤンチャだった自分達は
8人くらいで地元の青森県青森市のF中学校の体育館前に
夜の23時頃に集まっていました
ちなみに母校であり、当時在学中でした
集まった理由は特に無く
することがないのでちょっと肝試しでもしないかという事になり
二人一組でその中学校を一周しようという話でした
ちなみに心霊スポットでもなんでもないです
ただ、その場にいて暇だったからそれっぽい事をしようみたいなノリでした。
それで自分とペアになったのが
親子そろって霊感が強いというYという男でした
彼にはかなりの心霊現象が日常的に起こっていたみたいで
元気な奴なのにたまに学校を休む程でした
よく、霊感が強い奴と一緒にいると見えると聞いていたので
自分はテンションMAXでした。


順番はついに自分達の番で、男二人ドキドキしながら体育館をスタートしました
そして、テニスコートをぐるっと大回りしながらふと夜の校舎に目をやると
Yがいきなり

Y「あれ?なんか窓の下半分だけ曇ってねーか?モヤかかってね?」

と言ったのでそちらに目をやると確かに窓が六つあるうちの全てが半分より下だけ曇っていました


やや緑色の雲の様な感じで、本当に君が悪かったです
ちなみに自分達の見た窓は階段の踊り場の窓で、確かにその時は六つ窓がありました
これは後日談で詳しく話します

そしてそのうち、六つの窓のうちの一つから雲が無くなりました
なぜか自分とYはその窓から視線をそらせずに
ずっとその窓をお互いに見入ってました。
すると突然音も無く
その窓に手のひらが

ビタッ!とくっついて来たのです。
音も無いのになぜビタッ!と表現したのかというと、
窓に掌をギュッと押し付けると
指紋が白くなる様なそんな感じわかりますよね?
それくらいの力強さが不意に現れたその手のひらから感じられたのです。

自分とYは、もうその場で硬直してしまい
お互い声も出せずにただその窓を見ていました。
するとまた更に同じ窓にもう片方の手がビタッ!とくっついて来ました。

その手と手の間にあるスペースが
自分に最悪のイメージを連想させました。


あ、次は顔が来るな

そう思いました。
そして間髪いれずにベチャッと緑色の顔が手と手の間から現れました。
その顔は例えるなら、ムンクの叫びの目と目、そして口の部分を真っ黒にした様な感じです。
何故か俺とYはその顔をしっかり思い出す事が出来ないのですが
自分の記憶ではそういう印象でした。
そこまで見てからようやく俺はYの方を向く事が出来ました
どうやらYも同じタイミングでこちらを向いた様です。
そしてお互い目が合ってからようやく



「うわぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」




と叫び走って逃げました。
あれが人だとしたら、何故手と手と顔が先程の雲の様に緑色に光っていたのか
例えるなら、非常口の緑色のライトを薄くした様な感じ。
とにかく走って皆の所に戻り、事情を説明したところで
誰も信じてはくれません。

この話は酒を飲むとよくするのですが
ある日成人してからYと酒を飲みながらこの話を思い出し
よし、行ってみるかとなりました。
アルコールもまわり、かなり酔ってた二人はまたしてもそのテニスコートから見える窓を探しました
時間帯は朝方です。

しかし、同じ場所に立ってもどこで幽霊を見たのか全然しっくり来ないのです。
なぜなら、あの時確かにあった窓が
六つも無いから。
自分達が見た窓は、よくよく考えると
六つもあってはおかしいんです。
当時在学中だった時には何故か気付かなかったのですが
階段の踊り場に窓があるとして、なぜその踊り場一つに窓が二つもあったのか
よくそこから顔を出して遊んでいた学生時代に何故窓が一つしか無かった事を思い出せなかったのか
そして、これを書いていてさらにびっくりしたのが
その俺たちが見た踊り場の窓が本当はいくつあったのか
今、思い出せません


投稿者:パキラ


小学生の時に体験した怖い話を投稿させていただきます。
文章力に自信が有りませんが実体験で、かなり印象に残った出来事ですので思い切って書かせて頂きます。

小学生の時、子供会のイベントで山登りをする機会が有りました。
山登りといっても山道を歩いて山頂まで行き、山頂でお弁当を食べるというだけなんですが・・・
参加者は子供と引率の親含めて20人ぐらいいたと思います。私の父も参加していました。
山登りを開始してしばらくすると、ペースの速いグループと遅いグループの2グループに自然に分かれていました。
私は遅いグループで、父と仲のいい友達何人かとダラダラと山を登っていました。
先を歩いていたペースの速いグループとは結構差が開き、曲がりくねった山道の為姿が見えなくなっていました。

説明しにくいんですが、山の斜面を横切るように歩いている時でした。
下の方からガラガラガラ~という音が聞こえてきました、ふと下を見ると少し前に歩いてきた道をリヤカーがひとりでに結構なスピードで駆け上がってきます。
あっと思って父に声を掛けようとしましたが、すでに皆も気づいたらしくひとりでに山道を駆け上がっていくリヤカーを茫然と見ていました。
このままじゃ追いつかれるやん!と思っていると父が皆に「ちょっと脇に寄ろうか」と言って皆を道の脇に誘導しました。
父の他にも私のグループには大人が居ましたが、状況が良く掴めていないのか「あれなんや?」と呟いてリヤカーが来る方を見ていました。
リヤカーはカーブに差し掛かり一度見えなくなりましたが、カーブを曲がりおえ、斜面を登って来たリヤカーは道の脇で気を付けをしている私たちの前をスピードを落とすことなく駆け上がっていきました。
良くホームレスの方などが引いているタイヤが二つ付いたリヤカーが誰に引かれるわけでもなく一人でに動いていました。
暫くすると、上の方から「キャー」という悲鳴が聞こえました。先に行っていたグループもリヤカーを目撃したみたいでした。
山の中とはいえ、真昼間で木もそこまで生い茂っているわけでは無く陽が差し込んで熱いぐらいの状況で、一人でに動くリヤカーを見た僕は怖いというよりも気味が悪いという感じでした。
暫くして先に行っていたグループが慌てて降りてきたのを見て、僕たちのグループも我に返って慌てて山を下りました。

山登りに参加していた同級生のお母さんなんかは山を下りたとたん腰が抜けたのかへたり込んでしまいました。
他の子達も凄いもの見たと興奮している子や泣いている子等反応は様々でした。
父や友達のお父さんにあれはなんだったのか聞いても首をかしげるばかりでした。
しかた無いのでその日は学校のグラウンドで山頂で食べるはずだったお弁当を食べました。
学校にいた先生が私たちが予定よりも早く帰ってきたので心配して出てきましたが、引率の大人の誰もが山で起こった事を説明できず困っていました。


以上、私が小学生の時に体験した話です。目撃者が多く、お化けや妖怪を見たわけでは無いのですが不気味な体験でした。今でも父や友人とあれはなんだったのかと話題になります。

投稿者:しげ


これは自分が高一の冬に体験した完全な実話です。

なるべく時系列に沿って書き込みますので
少し長くなるかと思います。尚且つ自分自身は霊的なモノは一切見てません。

それでよければ暇潰し程度に。
当時よくつるんでいたのは同じクラスのSとすでに退学してたU(見た目は今で言う氣志團風)で金髪のヤンキー。

その土曜日もいつも通りSの家で遊んでた。
なぜならSの家は両親が不仲なようでほとんど父親は家に寄り付かず、ほとんどSと母親と妹の3人で暮らしてたので酒飲み放題、タバコ吸い放題の当時の自分等には天国のような家だった。

夕方過ぎた時、急にSが用事あると言って出掛けると言い出した。
「すぐに帰ってくるからお前らここでまってて」
と言って出掛けて行ったので自分とUは仕方なく部屋で待っていると急にガチャッと部屋のドアが開きSの母親が顔を覗かせ無言で我々をじ~っと睨んだと思ったら、あごをクイッと玄関の方に向けた。

自分とUは???って感じだったが、その後も無言で同じ動きを繰り返すS母。
その時Uが
「出ていけって事?」
と尋ねるとまたも無言で頷くS母。
「でもSに待ってろって言われてんだけど?」
とUが言っても無言で首を横に振るS母…

さすがに薄気味悪くなった我々はSの家を出て「何だよアレはよ!」と腹立たしさを愚痴り合いながら階段を降りて行った。

補足だがSの家はアパートの3階にあり1階が車が2~3台ほど停められる駐車場になっている。

まあ、アパートとは言っても間取りは4LDKあり、かなり広目のマンションの様な造りで、3階はSの家があるのみの高級アパートなんだが。

1階へ着くとSとUの悪友たちが10人ほど駐車場にいた。
どうやらその駐車場はヤツらの溜まり場になっていたようだった。

自分の知り合いなどもいたので、ヤツらとここで遊びながらSを待つ事になり、しばらく喋ったりして時間を潰していると急にUが
「ここにずっといても仕方ないからちょっと歩かね?」
と言ってきたので大概喋るのにも飽きてきた自分も賛成し、二人してなぜか普段あまり行かない方向へと歩き出した。

街灯はあるが、あまり人の歩いてない夜道を男2人で下らない話をしつつトボトボ歩いていると、ふと気が付くとそこは墓場だった…

我々がそこまで来るとなぜかUが
「Sも帰ってきてるかもしんないからそろそろ帰ろうぜ」
と言い出したので特に反対もせず同じ道をSの家を目指して再び歩き始めた。

アパートに着くと悪友たちがまだ溜まっていたのでSが戻ったか聞くとまだらしいとの事だったので、再びそこで遊んでいるとSが帰ってきた。
「こんな所で何やってんの?」
「何やってんの?じゃね~よ、お前の母親に追い出されたんだよ!」
と言うとSは家に入れと言うので自分とUは大丈夫なのか?と思いつつ階段を上りSの家へ。

玄関を入るとS母がジーっとこっちを見てるが無視してSの部屋へ。

自分とUが
「どこ行ってたんだよ?何だよお前の母親?」
なんてSを責めてたんだが
「まあね」
と言うばかりで何も答えないS。

3人でしばらくテレビを見ながら下らない話をしてて夜の10時半ぐらいになった時、いきなり部屋の外から物凄く大きな声で「お父ちゃんと幸せになります!!お父ちゃんと幸せになります!!お父ちゃんと幸せになります!!お父ちゃんと幸せになります!!」
ってほとんど悲鳴みたいな声が聞こえてきて3人ともビビって身動きが取れない状態になった。

しぱらくするとそれはS母の叫び声だとわかった。

前にも書いたが、S家は夫婦仲が悪く父親が家に寄り付かない。それに気を病んだS母が新興宗教の霊○の光に救いを求めどっぷりとハマってるらしい。

でもなぜその晩にそのような状態になるのか…

S母の叫びが止まらない為、Sがどこかへ電話をして助けを呼んだらしく少しして数名のおじさんやおばさんが現れた(Sは教えてくれなかったがおそらく近所の霊○の光の仲間)

しかし叫び声は止まったがぐったりして回復しないため救急車を呼んだようで、少しすると救急隊が現れS母をおんぶして霊○の光の仲間に付き添われ病院へ運ばれた。

自分はSに
「付き添わなくていいの?」
と聞いたら悲しそうに首を振っていた。

そんな事もあり、時間も12時近かったのでSの家に泊まる事にし、暗い気分を少しでも吹き飛ばすようにSの部屋で3人で喋っていたんだがUが突然ゴロンと横になりスースー寝息をたてて寝はじめてしまった。

自分とSは顔を見合わせて
「仕方ないな、寝かせてやるか」
って感じで静かにSの部屋を出て、リビングのソファーに場所を移しホットココアを
飲みながら2人で話をしていた。

Uが寝てから1時間ほど経った頃、急にSの部屋のドアがバタンと開きUが出てきた。

しかしそこにいる自分とSには一切目もくれずダッダッダッと歩いて玄関やトイレへと向かうドアをバタンと閉めてしまった。

自分とSは???となっていたが、少しすると今度はUがそのドアから入ってきて、我々には全く目もくれずSの部屋へ入って行った。

「何だよアレ?寝起きでトイレ行くにしても感じ悪すぎね?」
などと二人で文句を言ったりして話をして
いたんだが暫くすると

バタン!!!

とSの部屋のドアが開きUが立っていた、しかしいつものUでは無かった。

顔は青ざめるのを通り越し真っ白、尚且つ人間はここまで震えるんだってぐらいにガタガタ震えてる。もちろんそんな状態だから話せない。

自分とSは動けないUをソファーまで連れてきたのだがあまりにもUの体が冷たいので毛布をかけてやりホットココアをいれて、毛布の上から体をさすってやってた。

暫くUはガクブルでまともに口もきけなかったんだが、少しすると片言ずつ話が出来るようになってきたので、少しずつ話を聞くと、ふと気が付くとSの部屋で一人で寝ていた、しかし体が動かない。
「また金縛りか」
と思ったらしい。

少しすると足に何か重さを感じてきた。
その重さが段々と上の方に移動してくる、
金縛りの中、目を下に向けるとまず手が見えてきた。ガリガリの骸骨の様な手が自分の上を這いずって上ってくる。

凍りつきながら目を反らせず見ていると白い着物を着たボサボサ髪の女で顔は血まみれで下半身が無かったらしい。

そんな女が自分の体の上をジワジワと上ってきて、ついに顔に手が届く瞬間に
「うわっ!!」
て声が出て体が動くようになってドアを開けたらしい。

以上の話を1時間ほどかけて聞き出したのだが、暫くするとようやく少し落ち着いてきた。(もちろんまだガクブルだったが)

その後は暫く自分とSで話していたんだがふとSが窓の方を見て
「あっ」
って言ったんで、気になった自分は
「何だよ、こんな時に。ハッキリ言えよ」って突っ込んでたら急にUが
「誰かそこにいる~!!!」
って叫んで自分にガシッと抱きついてきて離さない。見た目は氣志團なのにもうマンガみたいにキャーキャー叫んでた。

SはSで下を向いたままガクブルしてて何も言わない、自分だけは零感の為何も見る事も無いので抱きついてるUに
「大丈夫だから!しっかりしろ!」
なんて言って励ましてた。

暫くすると二人とも落ち着いてきて
「やっといなくなった」なんて言ってる。

聞いてみると今そこにいたのはさっきの女ではなく別のモノだとの事。

その後やっと落ち着いてきた二人と今日の事について話をしてた。
Uに
「さっきトイレだか何だか知らないがそこ通った時に何でシカトしてたんだよ?」
「え?俺トイレなんて行ってね~よ」

自分とSは???って感じだったが、そんな噛み合わない会話をしてるとまたSが黙り込んだ。自分はまた嫌な予感がしてSに
「おい!今度は何だよ!」
なんて殊更明るく話してたらまたUが
「またそこに誰かいる~!!!」
って叫んで当時自分がしていたメガネを叩き飛ばして抱きついてきた。

やっぱりマンガみたく叫んでしがみついてきた。

やはりSは何も言わず下を見てガクブル。

Uは助けてくれと自分にしがみついてくるのでやはり先ほど同様に
「大丈夫だから!」
と励まし続けていた。

まあ、この時ほど零感の自分に感謝した事は無い。

やはり暫くするとそいつは去ったようで二人とも次第に落ち着いてきた。(自分はその際Uに抱きつかれた時にメガネのフレームが曲がってしまい落ち着く処ではなかったが)

その後は何も異変は無く、明け方近くにSとUはソファーで寝てしまい、自分は一人でテレビを見てたら次第に夜が明けて窓から太陽の光が射し込んで来てやっと長かった夜が終わったと実感した。本当に太陽はありがたいとしみじみ感じた。

夜が明けて暫くするとS母が病院から帰ってきた。
昨日とはかなり雰囲気が変わっていつものS母だったように見えた。

しかしやはり霊○の光の方たちとの帰宅だった。

以上が自分が体験(?)した話です。

最初に断った様に、自分自身では一切霊的なモノは見てないです。

それに全てが事実のみで創作、誇張は一切ありません。どちらかと言えば本筋には触れない処でわかりやすいように少し省いてる部分があるくらいです。

後日SとUに聞いた処、もともと二人ともよく見える奴らだったようです。
この当日はそんな事は全然知りませんでしたが。

こうして思い返してみるといまだに分からないことがたくさんある気がします。

自分とUがいるのになぜSは急に出かけたのか?
そしてなぜ自分とUは普段はしない散歩などしたのか?しかも夜に?
なぜ何のあてもなく歩いて墓場に着くのか?
そしてなぜ墓場に着いてすぐに帰ろうと言いだしたのか?

しかしその答えみたいなものは後日Uとこの日の話をした時に少し分かった気がします。

「U、何でお前あの時墓場なんていったの?」

「え?何言ってんの?俺は墓場なんて行ってね~よ」

だそうです…

何かに呼ばれてたんですかね…


投稿者:へそ吉


僕が大学3年生の時の事である。大学で仲良くなった男が夏休みで田舎に帰省し、遊びに来いと誘って来たので、昼食を終えると一人車を運転して出かけた。ちょうど大きな台風が日本に近づいており、朝から雨が降って異常に蒸し暑い日だった。しかし台風の動きは遅く、急に天気が悪化する恐れも無さそうだったので、約束の日に出かけた。

友人の家は、県の一番奥地にある山深い里だ。県道が伸びてはいるが、山また山の険しい地形を通るので、細い上に曲がりくねり、運転歴の短い僕にはちょっとした訓練コースだった。ただ、JRのローカル線が、時に道路に並行し、時に山を隔てて離れ、時折踏切で交差しながら伸びている。1両編成の気動車が1日に10往復もない赤字路線で、過去に何度か廃止の話が出たが、わずかな高齢者や学生の足としてどうにか存続してきたものである。赤字解消の一助として、僕もその列車で友人の村まで行ってもよかったのだが、最終列車は午後9時過ぎであり、友人との話は長くなりそうだったので、それはやめた。

実際、積もる話に時間のたつのも忘れ、友人の家を出たのは午後11時を回っていた。せっかく来たんだから泊まっていけ、と彼は言い、母上も寝床の用意をしてくれた。僕も本当ならそうしたかった。だが、談笑の合間に見たテレビのニュースでは、台風は速度を上げ、上陸が早まりそうであった。雨も夜が更けるとともに本降りになっていた。友人の村に来る県道は、大雨が降ると通行規制がかかり、通れなくなるのを僕も知っていた。何日も通行止めになって帰宅できなくなったら困る。そう言って僕は友人の好意を謝絶した。彼も理解してくれて、今度改めて泊りがけで来いと、すでにパジャマに着替えて玄関先まで送ってくれた。うん、また来るぜ、と言って僕は、傘をさしても濡れそうな強い雨の中を、自分の車に向かって駆けた。

2・3分も走れば車は集落を抜け、山と森に挟まれた人気(ひとけ)のない道を走る。街灯もなく、対向車も来ず、雨が激しく降っている夜道は何となく薄気味悪いものだ。早く人里に出たかったが、無茶して崖にぶつかったり脱輪しては大変だ。慎重に運転を続けた。

途中で何度かローカル線の踏切を通る。最初の踏切を抜け、二つ目を通り、三つ目の踏切が見えた、と思ったら、いきなり警報器の赤い光が点滅し始め、カンカンカンカンという音が、締め切った車内まで響いて来た。僕は「ええ?」と声に出した。終列車はもう2時間も前に通っているはずだ。今頃列車があるわけがない。しかし遮断機も下り、僕は踏切の前で車を止めた。最初は少しびっくりしたものの、保線用の車両でも来るのかと考えて、人の気配を感じてむしろ安堵の気持ちが湧いた。

しばらく待っていると、カーブで車輪とレールがきしむ甲高い音を立てて車両が近づいて来た。僕はまた奇妙に思った。それは山里の方から来るのだ。しかも、木立の間から見え隠れしているのは明らかに旅客用の気動車だった。カーブの多いこの辺りでは、列車は速度を落としてノロノロ走る。ゆっくり時間をかけて列車の全体が視野に入った。運転室は真っ暗だが、夜間は外を見やすいように客室の光をさえぎっているから当然だし、その直後にとんでもない光景を目撃するなどとは思わないから、いささか不審ながらも僕はただボーッと見ていただけで、何者が運転しているかなど、気にも留めなかった。

だが、列車が踏切に差しかかって車窓が見えた時、僕は悲鳴を上げそうになった。全身がこわばった。明々とした車内の照明を浴びて座席にいるのは生きた人間ではなかった。白骨だった。丸い白い頭。ぽっかり落ちくぼんだ二つの眼窩。黒い三角形の鼻孔。笑いを浮かべているかのようなむき出しの歯列。そんな骸骨が全部で6体乗っていた。うち一つは小さく、子供のようだった。骸骨たちは、どういうわけかパジャマや古い寝巻のような物を着ていた。そこからのぞく腕や胸も骨、白い骨……。その様子は、僕の心に、まるで写真にでも撮ったかのように鮮明に、細部まで焼き付いた。あまりに強い劇的な光景ははっきり記憶に残るそうだ。学術的にどう言うのか知らないが、まさにそれであった。

僕はこわばったまま運転席にいた。時計を見る余裕などなかったから、どれくらいそうしていたかわからないが、たぶん10分くらい経ったろうか。後方からのクラクションの音で一挙に我に返った。ルームミラーに車のライトが写っていた。僕は車を急発進させ、後続車を振り切る勢いで雨の山道を飛ばした。よく事故を起こさなかったものだ。追い立てられるように必死にハンドルを切りながらも、まざまざとよみがえる骸骨どもの記憶の中に不吉なものを見た。骸骨の一つは、先刻別れた友人と同じようなパジャマを着ていたのだ。いや、友人のパジャマそのものに違いなかった。しかし僕は混乱と恐怖の中にいたから、それが何を意味するのかも分からず、ようよう平野部の市街地に出て人心地つき、自宅に着くと、もう寝静まった家族を起こさないよう部屋に戻り、友人に電話をする元気もなくベッドに倒れ込んだ。

その日の明け方近く、速度を増した台風の影響で各地に大雨が降った。友人の村も豪雨に見舞われて大規模な土石流が集落を飲み、6人が死んだのである。うち一人は小学生の男児であり、そして友人も犠牲者となったのであった。一月ほど後の合同慰霊祭には僕も加わって線香を手向けた。深夜のおぞましい体験については誰にも話さないまま……。

僕が見たあの奇怪な列車は何だったのだろう? 単なる幻覚とは思えない。あるいは、暗黒の運転席には死神が座っており、僕は死の国へと連れ去られる霊魂を垣間見たのだろうか?

ローカル線は豪雨で大被害を受け、復旧にはあまりに多額の経費が見込まれたため廃止された。けれども沿線の住民は、廃止後も時折であるが、深夜に列車が走るような音を聞く事があるという。


投稿者:さるさ


もう10年以上経ったので体験した話をします。(大丈夫だよな?
 文章下手なんで、そこは許してください。

 その頃割と身入りがいいという事で警備員のバイトをしていました。

 2月1日。

 深夜というか、夕方から夜中の2時半までが自分の担当で、幹線道路(2車線対向)の光ファイバーを引くための現場で、完全片側通行でした。
 大きな交差点を2か所挟む、かなりの距離を工事していて、警備員は自分のほかに11人計12名が派遣されていたのです。何しろ道路はさほど広くない割に夜中であっても相当な交通量があったのです。特にトラックですね。


 朝の7時からあるミーティングの時に自分の交代でA田という60代のおっさんが2時ごろ入ると聞いていたのですが、実は顔を合わせたのは初めてで、随分と顔色の悪い、やせたおっさんでした。

 凍えた手でマイク付き小型通信機をA田に渡し、28分ぐらいに自分は抜けて、現場近くの駐車場に止めてある車に戻り、一息入れた後、発車しました。

 細い道から10Mほど進んで工事現場である幹線道路に出ます。
 そして15Mほど進んだところで、交代で入ったA田によって止められました。残念なことにこの工事中の道を進まないと家に帰れないからですが、ついでにおっさんの仕事ぶりも観察しようと、まじっと見つめていました。
 手の振り甘いな。
 立ち方が少しだらしないな。
 自分はきちんとしようなどと思いながら「やっぱ。ここ止めおく時間長いわ」とついぼやいたり。
 ところが。なんというか。
 A田の両肩が・・なんか違和感あるんです。
 思わず両手で握っているハンドルに顎を載せ、前かがみのままじっと前方に立つA田を見詰めていました。
「・・なんだろ?」
 確かに外は雪がちらほら舞っていて、吐く息も白いですが。
 湿った雪をどかすワイパーが邪魔に感じないほど多分見ていたと思います。
 A田の両肩に、雪とも違う何か、白いものが見えるんです。薄ぼんやりと。
 それが何か分からず、その日は「GOサイン」出たので、通り過ぎました。

 翌朝、朝のミーティングにA田もいたので、挨拶がてらいろいろ話をしました。
 なんでも東北から流れてきたとか。実は○○○に金借りて、逃げ回ってるとか。
 思わず、嘘やろ?!って感じで。ネタかもしれないなと思いながら聞いていました。


 その夜も無事A田が交代で来てくれて、自分は車に乗り込み、帰り道、またしっかりA田によって止められました。
「ついてないなぁ・・」
 本格的に雪が降り始め、この後から警備する連中のしんどさに苦笑を浮かべながら、やはり目の前に立つA田を見ていると。
 やはり両肩に白っぽい靄みたいなものが。
 いつもの癖でハンドルに顎を乗せ、眼をすぼめてみていると。
「・・・え?」
 じっと見ているとそれがだんだん形になっていくんですよ。
 真っ白い細い生足。爪には真っ赤なマニュキア。
 A田の両肩に足首までが、乗っているんです。
「・・・ええ?」
 ただでさえ寒いのに、全身にトリ肌が立ちました。

 翌日も。
 さらにまた次の日も。

 自分が休みのときは知りません。A田が休みの時も知らないです。
 ただ、自分とA田の時は必ずと言って、両肩に乗った真っ白な生足を見るんです。
 それも。
 日を追うごとに、足首だったのが、膝ぐらいまで・・少しずつ見えてくる範囲が広がって。

 本人に問いかけるのもはばかれたのですが、さすがに気味が悪く、言葉を選びながら何とか「昔、水商売の女とよくなって」とか「女にまで借金負わせた」とか「何も言わずに逃げ出した」とか、そんな話を聞き出せたんです。
 とにかく口が重いし。

 あの白い足が、その女性かどうかは知らないですが。


 ついに頭をまたぐように立って、屈伸するかのように伸ばした両腕がA田の頭を抱え込んでいる姿に、見えるようになっていました。
 軽く吹雪いた闇の中。
 全く揺れることのに黒い長い髪。真っ白な両手両足。特に印象に残ったのは足の指の真っ赤なマニュキア。

 初めて幽霊的なものを見たのですが。
 おかしなことに恐怖とか、あまり感じませんでした。
 気持ちが悪いとか、気味が悪いとか。嫌だなぁとか。その程度で。

 見え始めて16日目。(手帳に記録が残っているので・・)

 そしてその日。珍しく「お前とA田と時間交代して入ってくれや」と頼まれ、自分は2時ごろ現場に入れるように出掛けました。
 連日の雪。凍結した道路。視界を遮る吹雪。


 すると現場に入るだいぶ手前で車はとめられました。
 端に立ってた同僚に「なに?」と尋ねてみると「事故だ。・・・A田が」
 あわただしく無線でやり取りしているし、パトカーのサイレンやら救急車のサイレンやら、かなりうるさく。

 その時は現場が混乱していて「そっちの奥の駐車場使っていいから、そこにおいて、A田の穴埋めに行ってくれ」と頼まれ、雪の中を1キロほど歩いて現場に。
 かなり現場はわやくちゃで、多分顔色もなくしていたと思います。
 何しろいつも自分が立つ場所が赤黒く染まっていたし、鉄さびのような臭いが充満していて。
 歩道には大型トラックも止まっており、ひしゃげたカラコンやら散乱していました。

「警備員さん悪いけど、後2時間ほど現場保存するから、そこで待っててくれ」

 と言われ、やり場のない自分はただぼんやりと立ち竦んでいました。

 ただ。加害者と警察とのやり取りを小耳にはさんだ時、自分は心底恐怖しました。

「いきなりスリップ・・ハンドルが取られて」
「荷崩れもしてるから、積載量とか・・」
「甘かったかも・・・鉄板が滑り落ちて、それで・」
「・・首が・・」

 ・・・・ああ。あの赤いマニュキアの女がA田を刈ったんだな。

  その時はそう思ったのですが。

あの日自分が定時のほうで現場に立っていたら・・・。どうなっていたんだろうと今でも考えてしまいます。

投稿者:れい
 

皆さん今読んで頂いてると言う事は、オカルトな話が大好き方ばかりだと思いますが、私もその1人です。
怖い話で観覧注意って書いてある物を読んだ事はあるでしょうか?
私が読んだ観覧注意の内容は筆者がコンビニで立ち読みしてると目の前の広場に真っ赤なワンピースの女が立ってて〜付きまとわれてこれを読むと来るよ!みたいな話でした。
筆者さんが結構細かく書いてあり、想像し易かったんです。

私の家は祖父母と暮らしてて築24年の昔ながらの家で玄関の扉はすりガラスでそこから突き当たりに台所への扉と左に居間の扉、右が二階への階段がUターンする形で作ってあり、2階正面に部屋が左は壁で右の廊下には左右に部屋が有り私の部屋は2階廊下右になります!ややこしくてすいません。

私の体験談です。

私は自分の部屋から台所へ行き、用事を済ませて、台所の扉を開いた時ふっと目が玄関に行きました。と、真っ赤な服と人の影がすりガラス越しに見えるんです!
向こうも気付いたらしく、ドンドンドンドンドンドン❗️っと扉を叩いて来ました。
赤いワンピースの女が来た!!!っとパニックになり逃げようと階段を駆け上がり、3段目あたりに差し掛かった時でした。
扉がガシャーンと音を立てて、開いたと思ったらダンダンダンダンダンダンと走って来る音。恐怖の中階段を上がりきるかきらないかの所で目が覚めるんです。
流石に夢だったんですが
夢だったけど安心したいので確認しに1階へ降りたんです。
案の定居ない訳ですが。喉が乾いたので、水を飲んで部屋戻る為に、階段を登ろうとした所でガシャーン‼︎‼︎
「嘘でしょー⁉︎」と思いつつ駆け上がりました。
後少しで登りきる所で何故か振り向いてしまったんです。
真っ黒な長髪を振り乱し、目と口をひん剥いて「キェェェェー!」て叫ぶ
真っ赤なワンピースの女が、手を伸ばして捕まえ様としてくる恐怖の姿を、見た所で、また目を覚ましたんです。
夢の中で夢を見たんです。
所詮夢オチ結局夢オチ何ですけど、
この後2回繰り返しまして
自分の叫び声でやっと現実世界に戻れました。
今もまだ、祖父母の家で暮らしてます。書いてる今が怖いです。
感覚での話ですがまたあの夢を見たら次は死ぬ気がしてます。
あくまで感覚ですが。
この話を読んで頂いた皆様へ、駄文、長文申し訳ないのと怖い話を読む時はイメージし過ぎない様にして下さい!以上です。 ありがとうございました。


投稿者:早蕨


自分が今まさに体験している話です
怖いというか気味が悪い話です
夢で見た話なので、ところどころ曖昧かもしれませんが覚えていることは全部書いていこうと思います



最近同じ夢を見ます
最近といっても今朝で二回目だし、一回目はたぶん先々週くらいですがよく覚えていません
夢の中のわたしはなぜか男になっていて、四人兄弟の次男
兄弟は姉、わたし、弟、妹という構成です

夢の中でわたしは兄弟と父とで山奥に旅行に行きます
昼間の行動は見るたびに少し違って、洞窟探検に参加したりといろんな体験をします
旅行に行く場所はいつも同じ場所です
山奥のキャンプ地のような場所で、バンガローが数件あります

昼間の出来事で共通しているのは、わたしがいないときに必ず姉と下の二人が喧嘩をするということです
わたしが父の手伝いをして戻ると弟か妹が泣いていて、姉は腕を組みそっぽを向いている…という感じで

その喧嘩を見たあと、いきなり夜になってわたしは姉と弟と三人で山の中にいました
近くにガラス張りの休憩所のような場所があって、姉はその手前にあった丸太に腰掛けています
わたしと弟は二人とも立っていて、わたしだけリュックを背負っています
決まって妹だけはその場にいません
バンガローにいるのでしょうが、確認できたことはありません

なぜ外にいるのかというと、どうやら父を待っているようです
姉と弟がお父さん遅いねーみたいな会話をしていた覚えがあります
夜中になぜ…というと、この山中に歴史的に有名な場所があるから父はそれを見に行ったのです(なぜか最初から覚えていました)

で、あまりに帰りが遅いのでわたしと弟は父を探しに行きました
しばらく歩いていくと円形の広場のような場所に出ます
その先に上に続く道とそのまま真っ直ぐ進む道、下にくだる道があります
上に続く道は広場の真ん中あたりにあって、岩壁に沿うようにしてわたしたちがいる入り口側に向かって階段があります

わたしと弟はそこを真っ直ぐ歩いていきます
その階段のところでわたしだけいつも上を見るのです
前回この夢を見たときは階段を上りきったところにまた小さな広場みたいなのがあることを確認しただけでしたが、今朝はもっと詳しくわかりました
その小さい広場には三本か四本の石柱のようなものが立っていて、何か文字が書いてあるのですが暗くて読めません
その広場の先に細い道があります
道の先はわかりません

それから真横を見て歩いていると、運動場とその奥に駐車場がありました
その見え方がちょっと表しにくいのですが、岩壁がそこだけなくなっていてその間から広い運動場と奥の駐車場が見える…という感じです
今朝初めて見えた場所で、運動場の外周を黒い服を着た男性が歩いていました(父ではないようで無視しました)

わたしと弟は広場を真っ直ぐ歩いてくだる道に進むのですが、その道の真横にも石柱が三本ほど立っていてそのうち一番広場の内側にある石柱に「飛ヶ首」と掘ってあります
わたしはそれをいつも「ひがぐび」と読みます

そして下にくだる道をくだり切り、最初にいた場所に戻ろうとしたときいつも耳元で低い男性の声で「走れ、絶対に振り向くな」といわれます
わたしはすぐ走り出します
途中リュックが落ちそうになるので、抱えてずーっと走ります
もちろん後ろは振り向きません

しばらく走って最初にいた休憩所が近くなってきたところで一旦立ち止まり弟を待ちます
弟も走っていたようで息が切れています
わたしと弟は手を繋ぎ、休憩所に戻ります


そこで夢は終わりです
結局父は見つからないし、前回見た夢ではちゃんと休憩所にいた姉が今朝の夢ではいなくなっていました
そのときなぜか父も姉も「消えた」と思うのです

妹のことは確認する前に目が覚めてしまいます

前回見た夢の続きを見ることはたまにあるのですが、こんなふうに同じ夢を、しかも少しずつ改変されていく夢なんて今まで見たことがありません
人がいなくなっていくというのも不気味です


でも不思議なのはわたしは女ですし、兄弟も弟が一人いるだけで姉や妹なんていません
その夢には絶対母が出てきませんが、ちゃんと母も父もいます
その父も夢の中ではまったく違う人になっています

夢の中でわたしは別人になって、その家族と旅行をしているのです
しかも段々人がいなくなっていく…

前回も今朝も一度も振り向くなといわれたあと振り向いたことはありません
後ろから何か来ているような気配も感じません(弟が走っているのはわかります)

次にまたこの夢を見たときは、弟がいなくなってわたしにも何か起こるのでしょうか



以上がわたしの夢の話です
不安になったりはしていませんが、なんとなく覚えていて気味が悪かったので書き込ませて頂きました
つまらない話でごめんなさい


投稿者:杉


7年前、スピリチュアルな力を持っているという男性と同棲していました。

彼との出来事を思い出すと、いま冷静に考えても、アレはいったい何だったんだろう、と思える不思議な体験がいくつもあります。
怖い内容ではないですが、今回はその中のひとつを投稿しようと思います。

夜ベッドで寝ていると、鮮明な夢を見ました。
夢の中でも私はベッドに横になって寝ていました。
寝返りをうって横を向くと、ベッドの脇に女性がいて、私に必死に何かを訴えていました。
ハッキリと言葉は聞きとれませんでしたが、たぶん、

「 逃 げ て 」

・・・と。
そして私の腕をつかんで、どこかへ連れていこうとしていました。

怖いと思ったその瞬間、目の前がカッと光って目が覚めました。

隣で寝ていた彼の存在にホッとしたものの、怖くて彼を起こしたところ、「大丈夫、俺が追い払ったから」と言われました。
彼の力を信じていたので、何も言わなくても夢の内容が伝わったことは不思議にも思わず、ああ、彼が守ってくれたんだ、と思いました。

その後彼女が夢に現れることはありませんでしたが、私はその夢がずっと気になっていました。

一年後に彼と別れてから、夢の意味がわかった気がしました。

彼は、金目当ての詐欺師でした。DVまで受けました。当時は警察沙汰になったりいろいろ大変でした。

あの夢の中の女性は、本当に私を助けようと訴えていたんですね・・・。

彼が、彼女を追い払うために霊的な力を使ったことを思うと、ゾッとします。
追い払う、って、彼女にいったい何をしたんでしょう。
今でも彼女のことを思い出すと、悲しい気持ちになります。

あの時は気づかなくてごめんなさい。助けようとしてくれて、ありがとう。


投稿者:サメゴリラ


夢で見た話です。数年前に見た夢ですけど未だに鮮明に覚えています。

僕が育った町に「お通りさん」という文化があります。(実際にはありません。)

各家庭持ち回りで毎晩お通りさんを迎えねばなりません。

迎え方はいつも同じです。

お通りさんは目が見えません。お通りさんにお供えする2段式の棚の上段に茶碗一杯のご飯と下段にはコップ一杯の水を用意し、家中の電気を消して、棚の上に火を着けたロウソクを置きます。これで出迎える準備は整います。

その日は僕の家の順番で、母から「あんたは長男やからお通りさんを出迎えるのを見ときなさい」と言われ、母と二人でお通りさんを出迎える準備をしました。

お通りさんを出迎えるにあたって注意点を説明されました。

お通りさんは非常に神経質な性格をしているので、お供えを食べ終わって家を出ていくまで決して喋ったり、物音を立ててはいけない。

ただこれだけ。



そうこうしているうちに、お通りさんを出迎える時間になったらしく、家中の電気を消して、棚の上のロウソクに火を着けました。

僕は台所の入口に立ち、母が玄関の方にお通りさんを迎えに行きました。

どんな人が来るのか興味津々な僕は玄関の方を凝視します。

すると、「ズッ!ズッ!」と足を引きずりながら誰かが近づいてきます。耳を澄ますとぶつぶつとうわ言のように何か呟いています。

興味が恐怖に変わっていきました。得体の知れないナニかが暗闇から此方に近づいてきます。

台所付近まで来たお通りさんを見てゾッとしました。

ロウソクの頼りない光に照らされたのは、、、



母でした。

黒目の部分は白く霞み明後日の方を見て、足を引きずって、ブツブツと何か喋っています。

僕は恐怖のあまり涙を流して入口近くに立っています。

そのときです、お通りさんは脚が悪くよろめいて僕にドンッとぶつかりました。

するとふっと喋るのをやめて、5秒位立ち止まった後踵を返し玄関の方に戻っていきます。

僕は再び玄関の方に目を凝らしました。

すると、「ズッ!ズッ!」と先程よりも速いペースで此方に引き返してきます。

母の手には包丁が握られていて、同じく台所の入口付近に来たところで辺り構わずブンブン振り回してきます。

このままでは殺されると思った僕はタブーを破り、お通りさんの腕を掴んでしまいます。

お通りさんはニヤッと笑うと包丁を持ち変えて、僕の手と自分自身の腕に向かって有り得ないほどの速さで躊躇もなく何度も何度もグサグサと刺してきました。血が飛び散るなかで絶叫して目が覚めました。

その後こんな夢は見ていませんが、この時は何かに憑かれていたのかなと思います。

こんな夢を見るのはやっぱり何かの怨みを買っているってことだったんでしょうか?



投稿者:こんぽ汰


あたしが体験した話です。
あんまり怖くないかもしれないけど
話させてください。


あたしが初めて幽霊を見たのは、小学6年生の夏休みです。6年生は親子活動というのがあって、みんなで焼きそばを作って、夜になると学校に隠れた自分の親を、探しだして帰るといった内容でした。班ごとに順番に入っていくので、あたしたち5班はまだだったから、ブランコで遊んで時間を潰してました。
一緒にブランコしていたAちゃんと遅いねなんて話していたんですが、話す話題がなくなり、ぼーっとあたりを見ていました。

グラウンドを挟んで向こう側はプールだったんですが、そのプールの横に白い小さな人影を見つけました。じーっと見ているとそれは動きだしました。でも歩いている
言うよりベルトコンベアに乗って流れているような感じで脚は動いていませんでした。
あたしは、Aちゃんにそれを指さして
「見て、あれ幽霊かな?」
と聞いてみると、
「え?どこ?」
と見えていないようでした。

あたしはあんまり気にしないようにし、順番になって学校に入りました。何ごともなく親を見つけ、帰りました。

それからは何も起きず、高2の夏休みになりました。

暑いので家族は犬の散歩をあたしに押し付けてきたので、しぶしぶあたしは暗く涼しくなってから、散歩に行く事にしました。
家から久しぶりに中学校まで行ってみようと思ったあたしは、いつもの散歩ではなく、橋を渡りました。渡りはじめて半分まで来たころ、犬が後ろを異常なくらい気にし、振り返るようになりました。その橋は、同じ保育園に通っていた、1つ下の女の子が溺死した場所なので、不気味に感じ、早足で土手まで行きました。
土手の道を歩き出すと川に向かって犬が吠え始めたので、静かにしなさいと叱って、歩いていると後ろから、鼻歌が聞こえたんです。誰かいるのか周りを見渡しましたが、誰も居るはずがなく、また歩いて中学校に向かって歩き出すと、今度ははっきり一年生になったらと鼻歌が聞こえたんです。
怖くなって走って遠回りして家に帰りました。
その事をお母さんに話すと、小学校に上がる前に亡くなってしまったから、小学校に行きたい気持ちが強いままなのかもねと言われました。

少し怖かったけど寂しい気持ちになり、幽霊ているのかもと思った出来事でした。

投稿者:流離うおっさん


ちょっと変な勘が人より良い程度かな?で霊感なんて全くないと思ってる40歳のおっさんです。
長文は面倒だと思われる方は、読まない方がいいかも?
それと駄文、誤字も御容赦下さい。

今から約22〜3年前のまだ高2の頃、夏休みの遊び癖が抜けず地元のひと気の無い御堂で良くサボっていました。

一回目、何時もの様にサボって寝ていると突然、身体に激痛が!その激痛は全身の毛穴から冷や汗が噴き出る程で、マラソンで横っ腹が痛い時の様な、1.5mの高さを背中から落下した時の様な、内臓に神経は無いらしいのですがあったとしたら誰かに内臓を鷲掴みにされてる様な、兎に角、凄まじい痛さでした。
その痛みは数秒間続いた後、徐々に治まりましたが、Tシャツが湿る程の汗と悪寒がしたので自宅へ帰る事にし、友達が学校から帰って来るのを待って体験を友達に聞いて貰おうと出掛けました。
当時、溜まり場になっていた友達の家で数人に話ても誰も信じてくれません。霊感があるって自称してるヤツも何も感じないとの事なので気にするのは辞めようと思い徐々に忘れて行きました。
ほぼ忘れていた秋ごろ、自宅で再び激痛に襲われました。

二回目、今度のは長い!息もせず微動だにしなければ治まり始めるのですが、息苦しくなり息を吸うとまた激痛が!そうこうしてるウチに少しづつなら息が吐けて動いたり息を吸うとまた激痛に襲われる事が分かって来ました。
何とかやり過ごす対処方は分かったものの原因が全くわかりません。
其処でまた同じ激痛に襲われる事があったら病院へ行こうと決め、変な目で見られる事は承知で親に話ました。

三回目、親に話すと人間ドックに行くか、地元の病院に大学病院の医者が来る日に合わせて行って検査を受けろと言われ地元の病院へ行きました。
血液、血圧、心理、心電図と受けて異常なし。念の為にMRI?(輪切りの断面が見れる)も受けろと指示され、その検査中に来ました。激痛が!痛い、今迄に無いほど痛い!その検査中は検査の為に息を止めたりさせられる事があったので最初は気付いて貰えませんでしたが、検査指示に従っていない事からおかしいと気付いて貰えて痛みが治まってから再度、検査。
後日、汗だくで藻掻く俺を目の当たりにした医者が出した検査結果は・・・
全く異常なし。
検査結果を伝えられると同時に大学病院への紹介状を渡され大学病院でも検査を受ける事になり翌週、指定されていた日時に大学病院へ行くと地元で見てくれた医者の他に数人の医者に見守られながら検査になると言われ人間ドック並の検査始まりました。

四回目、エコーの検査中に激痛に襲われる姿を数人の医者に目撃される。
その後、治まってから入念な検査を受け、結果は翌週になるので念の為に親にも話して於いてくれ、との事。
その結果、身体、精神共に異常なし・・・原因不明。
レアなケースも考えられると様々なレアケースを検討したが、何れにも当て嵌まらないというレアケースの為に入院して検査を続けさせて貰えないかとの申し出もあったが、発症のタイミングすら分からないし、治まってからも身体には異常なしという事もあって、モルモットにはさせないと親が断った。
それから何度と無く激痛に襲われてるウチにある事に気が付いた。
激痛に襲われるタイミングの期間が短くなると同時に激痛の時間が長くなってる事に・・・。

高2の夏過ぎから始まって高3になる頃には、ほぼ毎日で高3の夏休み前には一日で何度も襲われて学校生活、通学にすら支障が出て通学出来ず自宅療養。
この頃になると始めは心配して見舞いに来ていた友達も余りの激痛ぶりと何も出来ない虚無感と原因不明の気味の悪さで見舞いに来なくなっていた。
俺自身も何れ激痛で発狂するか、激痛から逃げる様に自宅のベッドの上で窒息死するかだろうなと覚悟みたいなモノを持ち始めていた。
そんな時でも唯一来てくれてた彼女が良く当たる占い師が居てお祓いも出来ると噂を聞き付け行く様に勧めて来た。
半信半疑、でも藁にでも縋りたい気持ちもあり噂の「コックリさん」へ行く事にした。

その場所は自宅から直通の電車が無く最寄りの駅からも遠いが、直通のバスがあった、と言ってもバス停から1K程歩かないと行けないが・・・
然も電話等で予約も受けていなくて訪ねた時に在宅なら無料で占ってくれるというモノでバス移動の時や不在の時に激痛に襲われたらバスの中や道端で転げ回る事になるリスクがある。

コックリさんへ着いて来ると言う彼女との待ち合わせの一時間前にコックリさんへ向かった。
というのも着いて来ても激痛の時、見守る事しか出来ない虚無感に溢れた顔は散々見てたし、出来れば誰にも迷惑を掛けたく無い気持ちがあったから、その事を親に伝言として託して出掛けた。

バスで40分、最寄りのバス停から30分。場所は大体聞いてはいたが土地勘が無い為、探しながら歩いていた時に偶々、1m程のブロック塀に囲まれた敷地内に小さな鳥居、小さな稲荷を祀って居る宅を見つけ、ココだろうと訪ねてみた。
チャイムを鳴らしても反応が無い。
横開きの玄関ドアを開けようとしても開かない・・・不在だ。

諦めて帰ろうとした時、激痛に襲われた。痛い!立っていられない。その場に座りこんで息を止め回復させようとしたが治まらない。
治まる予感がしない。
ココで来たかぁ・・・半ば諦め掛けていたら声が聞こえる。
「あんた㠹asd@g'&dtp・・」何を言ってるのか激痛でよく聞き取れなかったが誰かに触られた途端に痛みが引いて行く。
息も出来る様になり振り返るとオバサンが立っていた。
御礼を言う前に「あんたえらいの連れて来たなぁ、中へ入り」と言われ従った。
このオバサンが「コックリさん」かな?と思いながら出されたお茶とさっきの御礼を伝えた。
オバサンことコックリさんは「あんたに憑いとるけど、あんたのじゃないよ。いつからかは知らんけど、あんたが弱っとる時に入られて、あんたが弱る度に大きくなったみたい。今、ココでは何も出来んから落ち着いたら帰り。帰ったらあんたの家に井戸があるから神社にでも頼んでお祓いして貰い。お祓いが充分じゃないわ。それと仏壇に毎日、綺麗なお水と線香を供えて手を合わしとき、御先祖様は守ってくれるからな。落ち着いたか?帰りや」そう言われて御礼もソコソコに追い出される様に帰った。
帰り道に襲われる事もなく無事に自宅へ着くと彼女と母親が待っていた。
コックリさんが言ってた事を伝えても「井戸なんてあったかな?」と母親はピンと来て無い様子。
親父が帰ってくる迄、時間があったしコックリさんに従って仏壇にお供えと手を合わせた。

親父の帰宅後に話を聞くと母親を嫁に迎えるにあたって井戸を潰して浴室を建てたが、井戸には良くない話が付き物だから念の為にキチンとお祓いをしてると言った。
親父の運転で彼女を送って行く道中、俺は彼女にお礼を言い、親父はもう一度お祓いをすると言ってた。

毎朝のお供えと井戸のお祓いで嘘の様に激痛に襲われる事が無くなった。

それから七年後、同窓会があった。
すっかり忘れた話だったが友達だったヤツがあの時は気味が悪くて近寄れなかったとさw
そんな話題でコックリさんを思い出したので、コックリさんは忘れてるだろうが俺は憶えてるんだからと菓子折りを買い御礼と占いを兼ねて訪ねてみる事にした。
家は建て直されたばかりに見えるし小さな稲荷さんも祀られていない。
あれ?ここの筈なんだけどな?と思いつつチャイムを鳴らすと見たこともない若夫婦が出てきた。
「ここはコックリさんの御宅ですよね?」と尋ねると「違うし最近、家を建てたばかりでよく分からないがコックリさん?って何?」との事で間違えたかもと思い謝って、その場を離れた。
念の為に隣りの家を訪ねて話を聞いてみるとやっぱり合ってた。
その話と言うのが「コックリさんは、ここ等では有名だったし面倒見が良い人で家の建て替えや悩み相談まで受けてくれて近所では世話になって無い人の方が少なかった程だったが、六、七年前の夜中に出火して家の中で焼死体で発見された。身内もいなかったらしく更地で数年放置されてて、どうやって土地を買ったのか分からないが最近、若い夫婦が新築して住み出した。」との事だった。

七年前で俺が訪ねた直後だったなら・・・
何も出来ないと言いながらアドバイスをくれたのに追い立てる様に帰された時の違和感を思い出すと「えらいの連れて」のえらいのを引き受けてくれた?との思いが湧いて俺のせい?分からないし気にしない様にしよう。
ただ、御礼は言いたい。
「コックリさん、有難う。俺は生きてます。」

投稿者:いっしー


怖い話というか、不思議な話なのかよく分からないが投稿させていただく。

これは、俺が3中学1年生の時の話。

ある日友達三人で俺の家でお泊り会をすることになった。ここでは、自分の名前を正人(まさと)。友達の一人を祐介(ゆうすけ)。もう一人を健吾(けんご)としておく。全て仮名なので、ご了承を。
3人は小学校から一緒でとても仲が良かったと思う。特にお互いに不満や嫌いなところも無かったと信じたい。その日も三人で仲良くテレビゲームをして、寝る前に好きな子の話や部活の顧問の悪口を話したりしていた。楽しい時間はあっという間で、部屋の時計を見ると午後11時になっていた。

健吾「もう11時かぁー。もう寝よっか。」
祐介「そうだな。明日は隣町のゲーセンまで行くんだし、もう寝よーぜw」
俺「ん、じゃ電気消すよー。」

的な感じで適当に電気を消して三人とも寝始めた。
ベットが一つなので自分がベットで友達二人は布団で寝てた。二人が寝静まった頃、自分もようやく眠気が襲ってきて寝た。

そして、一生忘れる事のできない夢を見る事になる。

気づくと自分が警察の取り調べ室?みたいなところに座っていた。窓には鉄格子があって自分の前にはテーブルが置いてあった。テーブルの上にはシャーペンと消しゴム、そしてメモ用紙が2枚あった。自分の向かいと後ろに扉がある。

俺「ここはどこだろう?夢か?」
なんて思っていると、自分の後ろにある部屋の扉が開いた。そこから凄い身長が低い(140センチ無い?)男の人が入ってきた。男はこちらを見てから話(説明)を始めた。

小さい男「お前、健吾と祐介どっちが好きだ?」
いきなりの質問だったので訳が分からなかった。
俺「いや、特にどっちが好きっていうのは無いですけど。ていうか、ここはどこですか?」と俺が少し焦って聞くと、
小さい男「質問にだけ答えろ!!」
そう叫んで机を叩いた。
俺は焦ってこう答えた。
俺「どちらも大切な友達なんです。どっちが好きかとか考えた事はありません。」
そう答えると小さい男は小さく頷いた。

小さい男「これから2人の内どっちが大事かを決めてもらう。そこにペンとメモ用紙があるだろう?メモ用紙の上に健吾、祐介と書いてある。その紙に二人に対する質問を2つずつ書け。なんでもいい。5分以内だ。書かないと帰れなくなるからな。」
そういうとポケットから時計を取り出した。取り出し机に置いた瞬間、5分の表示が動き出した。
俺はうわ、まじかよ…と思いながら、二人に対する質問を書き始めた。
祐介と健吾に対する質問は一緒だった。

●自分の長所と短所は?
●家族に対してどう思う?

この2つだ。特に意味はなく、とにかく質問を書かなくちゃという気持ちで書いた物だった。
小さい男「ははは、とても良い質問だな。」
なんて言いながら嘲笑している。
そうすると自分の向かいの扉が開いた。

小さい男「こっちへ来い。」

俺はこの男の命令口調が凄く嫌だったが、黙って付いて行った。

そうすると、暗い部屋の電気が点いた。
俺はその部屋に映った光景に絶叫した。

部屋の右に健吾。左に祐介。二人とも首に太い縄が巻いてある。絞首刑される前みたいな感じ。二人とも呆然こちらを見ている、

小さい男「さっき紙に書いた質問があるだろう?それを二人に聞くんだ。それ以外の質問や話は許されない。した瞬間お前を殺す。」
そう男が話すと後ろにナイフを持った男が立っている。
俺は恐ろしくなり動揺しながら健吾に質問した。
俺「自分の長所と短所は?」
心臓の鼓動が止まらない。
健吾「長所は何事も楽しく考えて行動できる。短所は人見知りな所。」
俺が緊張しておどおどしているのに、もの凄く冷静だった。

俺「か、家族に対してはどう思ってる?」
健吾は少し間を置いてから
健吾「大切な宝物。感謝しているし、これから親孝行して幸せにしたい。」
話終わると、健吾はそのまま眠った。

小さい男「はい、じゃあ次は祐介に質問な。」
俺は動揺を隠せず足が震えたが、祐介に質問した。
俺「祐介、自分の長所と短所は?」
祐介「長所は人を思いやる心。短所はネガティブな所。」
健吾と同じく冷静で魂が抜けているみたいだった。
俺「家族に対してはどう思ってる?」
祐介「ただの世話役。別に何とも思ってない。」
そう言うと健吾と同じく眠りに入った。

小さい男「質問タイム終了。ちなみに今の答えは二人の本音だからな。どっちが大事か5分以内に決めろ。」
と平然と話す。
俺「決められる訳ないだろ…第一大事じゃない方はどうなるんだよ!!」
俺は叫んだ。
小さい男「後3分なぁー。」
小さい男は聞く耳を持たない。

俺「分かんねぇよ。質問の答えからすると健吾だけど、祐介も大事だし…」
そんな事をブツブツ言っていると後ろからナイフを持った男が話かけてくる。
男「はやくしないとお前を刺す。」
とにかく時間がない。それは分かっていた。
俺はとっさに叫んでしまった。
俺「け、健吾だーーー!!健吾が大事だー!」

叫んだ瞬間、祐介の立っている場所からバーンとでかい音が鳴り床が抜けた。

その瞬間俺は目が覚めた。
体はびっしょりだった。慌てて二人の様子を見たが二人はぐっすり寝息をたてて寝ている。
俺は夢かと安心してまた眠りに着いた。

気がつくと朝になり、三人とも起床して顔を洗い飯を食べ始めた。祐介がトイレに行くと言い出し健吾と俺だけになる。
すると、健吾がいきなり
「昨日変な夢をみたんだよ。夢の中で正人と祐介が首に縄かけられてて、お前らに2つ質問してどっちが大事か答えるってやつ。本当に怖かった。」
俺は心臓が爆発しそうなくらい鼓動を立て、吐き気を催した。
俺「じ、実は俺も全く同じ夢を見たんだ…健吾と祐介どっちが大事か答えろって。」
次の瞬間、二人は同じ質問をした。

二人「どっちを選択したんだ!?」

二人は目と顔を合わせながら質問した。
すると健吾は
「俺は正人。正人は?」
正直、安心した自分がいた。
俺「俺は健吾…質問内容で決めた。」
二人とも少し安心したのか夢は夢と笑っていた。

その日は雨だった為、ゲーセンには行かず解散したが、帰り道祐介がトレーラーに轢かれて死んだ。


俺と健吾はその後何もなく暮らしているが、今でも祐介を思いながら生きている。
一生忘れる事の無い夢の中の選択と共に…

投稿者:小野唯


ちょっと前の話になるんだけど落ちついてきたから話したいと思う。

2012.11.2
午後5時半

私はいつものように1歳の娘を実家に預け、ペーパードライバーの旦那を職場まで送っていたんだ。

その時、旦那がため息交じりにこう言った
「久しぶりに手料理が食べたいな~」
って。

恥ずかしながらこの時私は全然料理をしていなくて食事はもっぱらファーストフードかコンビニだった(もちろん娘のご飯は作っていたけどね)。

さすがにそろそろ作ってやらなきゃいかんな…
って事で旦那を送った後スーパーに寄ることにした。

ハンバーグが食べたいと言っていたので運転をしながら
アレ買って~コレ買って~
と考えていた。

スーパーは家の近くにあるんだけどそこに行くまでに1個だけやたらと待ち時間が長い信号がある。
本当はダメなんだけど赤になりそうな時は手前の銀行の駐車場をいつも突っ切ってショートカットしていた。

この日も案の定信号が赤に変わりそうだったので
失礼しまーす
なんて心の中で思いながら駐車場を通り抜けすることにした。

そしたら駐車場の丁度真ん中くらいに着いた時、突然バシャッ!!っと赤いフラッシュが光ったんだ。
目が潰れそうなくらい明るいフラッシュ。

多分オービスで捕まった時みたいな光(捕まったことないからよく分からないけど)。

咄嗟に
ヤバイ!ナンバー控えられた!
通り抜けする人を捕まえようとしてるんだ!
って思って急いでスーパーに向かった
(今思えば監視カメラはあるだろうけど銀行にそんな装置ないんだけどね。でもその時は本当に焦った)。

そしてスーパーに着いて愕然とした。

スーパー…無い…

駐車場はちゃんとあるんだけど建物だけスッポリ無い。
建物だった所は白っぽい砂利になっていた。

建物が無いのに駐車場にはいつものように沢山の車が停められていた(多分人は乗っていなかったと思う)。

私が料理をサボっている間に潰れたのか!?
イヤイヤ、この前この道を通った時はあったぞ!?
と、かなりパニックになってしまった。

赤いフラッシュに突然消えたスーパー。
ちょっとした恐怖を覚え、とりあえずオカンのいる実家に向かうことにした
(銀行付近は通りたくなかったから結構遠回りで)。

実家に着くまでに思ったんだけどなんとなく店の配置がおかしかったり見たことが無い建物や道路があった。
紫色の看板や屋根が多いようにも感じた。

なんとなく気分が悪くなり軽い頭痛と吐き気で泣きそうになりながらなんとか実家までついたんだけど実家もおかしかった。
平屋の一戸建てなのに2階がある。
いつもの平屋に2階が乗っかってる感じで。

よく覚えてないけど、もう本当にパニックで家の前で花壇の手入れをしていたオカンに
あの2階何!?
スーパーどこ行った!?
なんかすっげぇ気持ち悪いんだけど!!!
みたいな感じで色々聞きまくった。

私の様子を見てオカンもパニックになってて
「落ちついて!とりあえず家にあがりなさい!顔色悪いよ!」
みたいな事を言いながら私を家の中に入れた。

家の中の様子は対して変わりなかったけど玄関を入ってすぐに階段が出来ていた。

手すりや柱が一切無い、ただの階段。

とりあえずリビングの椅子に座り出された麦茶を飲んだんだけど手は汗でベタベタ
心臓はバクバクいっていた。

オカンに
「あんたちょっとおかしいよ」
と言われ自分でも頭がおかしくなったんだと思った。

そこで私はハッ!っと気付いて
叫んだ。

○○(娘)はっ!!!?
って。

オカンは何故か隣に住んでいる親子の子供だと思ったらしく

「???隣の子は○○ちゃんだよ?○○ちゃんのこと?」
と聞いてきた。

色々やりとりをしたんだけど結論から言うと娘はいなかった。

実家に居なかったというよりこの世にいなかった。

私は○○(娘)を産んでいなかった。らしい

私は何故か警察に行かなきゃ!!と思って

警察!!○○(娘)!!
警察!

とか叫びながら玄関に向かったんだけどオカンに止められその場に崩れ落ちた。

放心状態で動けなかったけどオカンの声は聞こえた。

どうやら私の旦那と電話で話しているようで今から病院に連れて行くからとか
これそうだったらすぐに来てほしいとか
そんなような会話をしていた。

そのあとオカンの車にほぼ無理矢理乗せられて病院に向かった。

オカンが何か話しかけていたけど分からなかった。

ただ娘に会いたい
娘に会いたい
だけ考えていて前が見えない位号泣していたと思う。

病院って大体白とか茶色の建物だと思うんだけど、着いた病院は赤かった。

入りたくなかったし気持ち悪かったけどきっと私の頭がおかしくなったんだなと半分諦めて入った。

中は普通に清潔感のある病院。
でもあの消毒薬のような独特の匂いは無く、代わりにレストランのような食べ物や油の匂いがした。

時計を見ていなかったから分からないけど多分1時間くらいは待合室で待たされた。
受付や説明は全てオカンがやっていたから私はずっとソファーに座っていたと思う。

診察室に入ってからも娘と旦那の事ばかり気になって、先生の話は良く聞けなかった。
とくにMRIに入ったとか聴診器を当てられたとかは無い。

ただ、今日は時間外で担当がいないから明日改めて来る様に、と言われた。

オカンが受付で支払いをしていると旦那が来た。

旦那の姿を見たら急にホッとしてまた号泣してしまった。
○○(娘)がー!
○○がー!
って叫びながら。

でも旦那も娘のことを忘れていた。

通りかかった清掃のおばちゃん?みたいな人に車椅子を進められたけどオカンがもう帰るから大丈夫です。と断った。

外に出てから旦那とオカンが何か話していてオカンから
「今日はうちに泊まるか?」
と聞かれたけど私は自分のアパートに帰れば娘がいる気がして断った。

実家に着いた後は旦那の運転でアパートに帰った。

アパートの部屋には娘がいないどころか、娘の服もオモチャもアルバムも無かった。

娘が産まれる前の部屋に戻っていた。

その日から私は病院以外は部屋から出られない生活になってしまった。
病院も行きたくなかったけどオカンがしつこく迎えにくるから一応行った。

でも今思うと病院の駐車場までは記憶があるけど中に入った記憶は一切無い。

ご飯も少しは食べていたけど味がしなかった。
オカンがいつも料理を届けてくれたけど和食専門のオカンがイタリアンばかり作って来るのが気持ち悪かった。ゴメン

私はそのまま2013.5.7まで廃人の様に生きていた。
髪はボサボサに伸び、体はガリガリ
肌はボロボロだったと思う。

その日旦那が
「一緒に買い物に行こう。そろそろ外に出てみないか?」
と言ってきた。

こんなに汚らしい見た目の女を連れて一緒に歩いてくれるんだ。と感動した。

冒頭に書いた様に何故か町中紫色の物が多く、それが気持ち悪くて見たくなかったんだけど、私こんなんだからあまり遠出はしたくないと言い、とりあえず近くのスーパーに行こうってなった。

あの消えていたスーパーに。

何故かこの時私はスーパーが無くなっていた事を忘れていたんだけど、その時はちゃんとあった。

外観も中も普通のスーパー。

スーパーに入り、買い物カゴを取ろうとした時急に目眩がして倒れそうになった。

確かこのとき旦那のシャツの裾を掴んでいて咄嗟にギュッと握ったんだけどスカッと外れてしまって私は倒れた。


目眩が収まり気がつくと私はスーパーの日用品売り場に立っていて買い物カゴを持っていた。

反対の手には地域指定のゴミ袋。

カゴの中はハンバーグの材料だった。

しばらく訳が分からなくてその場に立っていたけどカゴをその場に置き去りにしてスーパーの公衆電話から実家に電話をかけた。

電話に出たのは娘だった。

まだ言葉が話せないんだけどなにらやムニャムニャ言っていた。
その後オカンが電話にでて
「孫が出ちゃってすみません、どちらさまですか~?」
と言われた。

公衆電話の前に座り込んで号泣した。
受話器からオカンの
もしもーし?もしもーし?
が聞こえる。

時計やカレンダーなんかみなくても分かった。
私は帰って来たんだって。

公衆電話の位置から自分の車が見えた。
受話器をそのままにして私は車に乗り込み実家に行った。

前の平屋だった。
階段も無かった。
何より飛び切りの笑顔で迎えに出てきた娘が嬉しかった。

力いっぱい抱きしめた。
潰れちゃうんじゃないかってくらい。
最初笑っていたけど苦しかったのか泣いてしまった。

オカンが怪訝そうな顔をしていたけど関係なく泣いた。

カレンダーを見たら
2012.11.2

時計は午後7時35分だった。


帰ってきました。
ありがとう。

投稿者:唯


友達の女の子に聞いた話。
投稿は了解済みです。


その女の子(以下Aとします)はロシアと日本のクオーターで、母親がハーフ、祖母がロシア人、祖父が日本人です。

祖母と祖父はロシアで暮らしていてこれはAが高校の時に1人で祖母と祖父に会いに行った時の話です。
高校生が1人で海外に行くなんて凄いなと思ったのですがAは中学生の頃にも1人でロシアに行ったことがあるらしく、挨拶程度のロシア語も話せ、飛行機に乗るのもお手の物でした。

飛行機の機内。

指定されたシートに座ってどんどん小さくなって行く日本列島を眺めていると、ある事に気がつきました。

自分の横にある窓の左上の角に白い布の様な物がありました。

窓の外側です。

機内なのでもちろん音は聞こえませんがバタバタバタバタと、風で揺れていたそうです。

何だろうと思い、窓に顔を付けて上を覗いては見たもののあまりよく見えず整備の時に使った雑巾か何かがくっ付いているのかな?これが原因で墜落したらどうしよう…

と段々不安になってきました。

隣のシートは空席だったようで、隣の隣に座っていた日本人に

すみません。コレ、なんでしょうね?

と指をさして訪ねてみたのですが

え?何かありましたか?鳥か何かじゃ無いですか?

と、言われたそうです。

あまりにもハッキリと言われたのでこれが普通なのかな?それとも見えていないのかな?と、思いあまり気にしないようにしていたそうです。


それから音楽を聴いたり、雑誌を読んだりしていましたが気にしないようにしようと思っても、そのバタバタは視界の隅に常に入り込んでAの不安を煽ってきました。

その布は飛行機が無事に着陸するまでずっと窓の隅で揺れていたそうです。

飛行機から降りた後、自分が座っていた辺りの窓を外側から確認しようと見に行ったのですが、その時にはもう無かったそうです。

少々腑に落ちない気分になりましたが、とりあえず無事に着陸出来た訳だしまあいいか。と、祖父母の元へ向かいました。

家に着くと巨漢な祖父母が満面の笑みで出迎え、親戚なども集まり、盛大な歓迎パーティ。

ロシアの方達はお酒に強いらしく、飲み比べやダンスが始まりそれはもうドンチャン騒ぎだったそうです。

そんな楽しそうな祖父母達を見てああ、来て良かったなと思いながらふと窓に目をやるとカーテンとカーテンの隙間から白い物が見えました。

窓の上の部分の外側。

またヒラヒラと布の様な物が揺れていました。

家のカーテンは深緑色なのでやけに目立っていた様です。

最初はただ、あの白いのはなんだろう?と思ったAでしたがジッと見つめて、それが布だと分かると機内での事を思い出して咄嗟に祖母の腕にしがみつきました。

祖母はびっくりして片言の日本語で

A~?どうしたの?

と、聞いてきました。

Aは窓のソレを指さして

おばあちゃん…アレ…あの白いやつ、何??

と、聞いたのですが祖母には何故か見えていない様できっとAは疲れているんだよ。今日は早く寝なさい。2階の部屋を使っていいからね。と、言われ渋々二階の部屋に上がったそうです。

ベッドに横になってはみたものの、住み慣れない土地に使い慣れないベッド、そしてアレ。

心臓がドキドキしてしまって眠れそうにも無い。

一階ではまだドンチャン騒ぎが行われていて騒がしいけど、その音がかえってAの不安な気持ちをかき消してくれたそうです。

でも、本当の恐怖はここからでした。


その音を聴きながら目を瞑り、横になっていると突然その音がピタッと止みました。

???
宴会が終わったのかな?

それにしても何一つ物音が聞こえません。

話し声も風の音さえも

シーンという音だけが響き、次第に耳鳴りがしてきました。

その時です

コンコン、コン コン コン

何かが壁か窓?を叩く音。

Aはドキッとして音のする方を見ました。

そこは絵本に出てくるような十字の木枠の窓。

閉めたはずのカーテンが何故か全開で、窓の右下に白い物。

Aは何故か咄嗟にヤバい!!と思ったけど金縛りなのか、身体が動かず、目を瞑ることさえ出来なかったそうです。

その白い物は今までのヒラヒラした布とは違い球体の様でした。

一部分しか見えないけどまん丸の球体だとしたら直径60センチくらい。

少しづつ徐々に徐々に上に上がってくる。

見ちゃダメだ!見ちゃダメだ!

Aは何故かそう思ったらしく必死で視線を逸らそうとするけど 、目が離せない。

お母さん!助けて!

Aの呼吸が乱れる。

球体はゆっくり上がってくる。

真っ白い丸に黒い物が見えた。

人間の…目…?!

Aはソレと目が合ってしまいました。

更に球体はそっとあがってくる。

口紅を塗った様な真っ赤な口。

白い布地の球体に人間の目と口がある。

Aは絶叫しそうになりましたが声が出ません。

苦しい。

目も…反らせない。

過呼吸になりそうな息苦しさの中、Aはソレと見つめあっていました。

暫くすると真っ赤な口の両端がニヤッと上がり話出したそうです。

ア…ア… アアァア…エ…

??!

ア…カンチャー…エ…

アカンチャーニエ!!!!

ソレは目をカッと開き、そう叫びました。

赤ちゃんのような、小さい子供の声だったそうです。

そして球体はまたゆっくりと上昇します。

球体の下にはヒラヒラと揺れる白い布。

ここでAは遂に意識を失いました。


気がつくと目の前に心配そうな顔をした祖母がいました。

どうやらAは部屋の床に倒れていたらしく、夜中に様子を見に来た祖母に発見された様です。

ベッドに入った時から2時間くらい経っていた様で、時刻は午前2時。

窓のカーテンは閉っていました。

Aは祖母に訪ねました。

おばあちゃん…てるてる坊主って知ってる…?さっき窓に大きいてるてる坊主が…。

祖母はてるてる坊主を知らないらしく、首をかしげました。

Aはこの時思い出しました。

この旅行の1週間前雨が降らない様にと、てるてる坊主を作ったことを。

そして旅行の前日、天気予報で降水確率が0パーセントだと知り、ソレをグシャグシャにしてゴミ箱に捨てたことを。

まさか、アレが日本からここまで着いて来た?

あの…おばあちゃん、アカンチャーニエって知ってる??

祖母にそう訪ねるとアカンチャーニエとはロシア語で終わりと言う意味のある言葉だと教えてくれました。

帰国後Aは辞典でその言葉を調べたらしいのですが、アカンチャーニエと言う言葉には用無しと言う意味もあったらしく自分が捨ててしまったてるてる坊主がもう用無しなのか?!と怒って着いて来たのでは無いかと言っていました。

そしてソレに付いていた人間の目が、自分の目にそっくりだったと。

ティッシュで作ったてるてる坊主なのに何故あんなに巨大だったのか日本で作ったのに何故ロシア語を話したのかも不明。

家のゴミ箱には捨てたてるてる坊主がまだあったらしく人形の供養ができるお寺に持って行ったそうです。

それ以来特に変わったことはないようなのですが未だにアレに怯えているA。

また何か聞けたら書き込みたいと思います。

投稿者: 海ちゃん


今までの中でもかなり怖かった霊体験を投稿します。
自分の兄は霊を受け入れやすい体質で、小さい時からよく体調を崩してはその度近所のおばさんがお経やらをあげにきていました。
大きくなるにつれて頻度が減ってきましたが、それでもたまに原因不明の不調を訴えることがあります。
とくにお盆のシーズンになると多いようで、その期間は鬱病のような感じになっています。
そんな兄貴が中学生の時に体験した話です。その時は自分もその一部始終を見ていました。

夏休みに入って、両親は仕事だった為朝からゲームをやったり漫画本を読んだりと暇な一日を過ごしていました。
そんな時に兄貴の友達から連絡があり、友達の親が今から川に連れて行ってくれるから一緒に行こうとの誘いでした。その友達の弟が僕の同級生だった為、弟も連れておいでと言ってくれました。
早速、準備し友達が迎えにきてくれて家から車で30分程のところにある川に着きました。友達の母親は近くで見てるから遊んでおいでと言ってくれ僕らは川遊びに夢中になっていました。
僕はあまり泳ぎが得意ではなかったのですが、兄貴と兄貴の友達はスイミングスクールに通っていたため流れのきついところに行ってしまい、僕は遠くからそれを眺めていました。
しばらくすると兄貴の友達が何か大声で叫んでいます。そちらに目をやると兄貴が溺れていました。水面から顔が出てわ沈み、また顏が出てわ沈みと‥。とてもふざけている風には見えないくらい必死で浮き上がろうとしていました。ただ、その川は水深はまったく深くなく兄貴の近くにいる友達は普通に立っています。兄貴のところだけが深いのかなと思ったのですが、友達がそこまで歩いて行き兄貴を抱え上げて引っ張ってきました。今だにあの不思議そうな顔が忘れられません。
水を大量に飲んだらしく、嘔吐を繰り返していました。友達の母親も焦ってすぐに病院に連れて行くから帰る準備をしなさいと行って、うちの親にも連絡をいれていました。
僕は同じ町にある祖母の家に降ろされ兄貴の帰りを祖母と待っていました。
とりあえず何事もなかったとの連絡が入り、安心しましたが帰ってきてからの兄貴の様子がどこかおかしく、ふさぎこんだ感じでした。何であんな浅いところで溺れたの?と聞いても何も答えてくれず、その話に触れるとガタガタ震えだしてしまいます。
そんな姿を祖母も心配そうに見ていましたが、何処かに電話をかけてすぐに来て欲しいとその相手に伝えていました。しばらくして、また連絡がかかってきて、恐らく祖母が来て欲しいと頼んだ相手だったと思うのですが今日はどうしても行けないので明日伺うとのことでした。
時間が経てばたつほど兄貴の顔色が土色の様に変わって行きます。慌てて帰ってきた親も兄貴の様子をみて驚愕しもう一度病院に連れて行った方がいいんじゃないかと右往左往していました。でも、充分な精密検査も受けた為、病院側もこれ以上は何も出来ないとのことで、とりあえず今日は安静にすることとだけ伝えられました。
僕は部屋が兄貴と一緒だったんですが、その日は母親も同室して終夜兄貴の看病をしていました。
兄貴の容態が気になって僕もなかなか寝付けれず、寝返りをうって兄貴の方を見たんですがその時暗い部屋の中である異変に気がつきました。
兄貴の横でつきっきりで看病している人が知らない人なんです。うちの母親は小太りで髪は肩くらいまでのショートなんですが、今兄貴の横にいる人は痩せ型で髪が腰のあたりまであります。そしてブツブツと何かを唱えているような感じでした。恐怖を感じ大声で母親を呼ぼうとしたのですが声が出ません。このままだと兄貴が危ないと思い、何とか体を動かそうとしても金縛りなのか全く動けず、ただ呆然と兄貴と見知らぬ女性を見ていました。
その女性が何やら呟く度に兄貴は苦しそうな声をあげます。僕は頭の中で祖母に教えてもらったお経を必死に唱えながら母親が帰ってくるのを祈りました。神様、仏様、何でもいいからこの女を消して下さいと力をこめて叫びました。かろうじで少しだけ声が出たのですが、その女がこちらの方を振りかえってきたのです。少し開いたカーテンから月明かりが入り、その女の顔が徐々に照らされます。一瞬の出来事のはずが永遠にも感じられるほどに全身から汗がふきだします。
この人と目があったら次は自分が兄貴のようにされるんだと思い、ハズかしながら失禁してしまいました。
そしてその女が完全にこちらを振り返った瞬間、僕はその女の顔を見てしまいました。目は空洞で口を大きく空け涎を垂らしています。一瞬の出来事だったので勝手に自分でそう思ってしまったのかもしれませんが、あそこまで怖い顔は未だかつて見たことがありません。その後、僕は気を失い朝目覚めた時には母親から失禁したことを酷く叱られました。
そのまま親と兄貴と一緒に祖母の家に行き、近所のおばちゃんの御祓を受けました。
おばちゃんは川の石を何個か持ってきており、その石の上にお米と線香を立てお酒や簡易的な社を組み立てていました。いつもの御祓よりも本格的だったので少し緊張しましたが、前日の恐怖から逃れることができるならと僕も必死で祈りました。1時間くらいすると兄貴の顔色もよくなってきて、おばちゃんがこの子はもう大丈夫と言いました。そして、僕に向かって弟くんも見たのよね?と聞いてきました。何を?と聞くと、怖い女の人。と言うので、うんと答えました。どんな人だったと聞かれたので昨日見た印象をそのまま伝えるとおばちゃんはうんうんとうなづいて、その女の人は次は弟くんを連れて行こうとしていると言いました。
おばちゃんは恐らくその女が見えていて、その女がいる方向にむかってお経をあげ話しかけました。

この子はあなたの子供ではない。
あなたの子供はもうとうの昔に死んでいる。
既に天国にいてあなたを待っているのに、あなただけがこの世にとどまっている。
早く子供のもとに戻りなさい。

というような事を伝えていました。
そして、またお経と御詠歌をあげ窓を開けた後、外に向かってお経を唱え始めた。その後、仏壇に向ってこの子達を護って下さいと言って再度お経を唱えました。
2時間以上かかった御祓の後、おばちゃんがもう大丈夫だよとにっこり笑いました。
くたくたに疲れきっている様子で少し休みますと言って帰っていきました。

その日からあの女のことは僕も兄貴も見なかったです。ただ、兄貴はあの時のことを今でも喋りません。余程の恐怖だったんだと思います。
後日、あのおばちゃんに会った時に一体あの女性は何だったの?と聞いたところ、あの川で溺れて死んでしまった子供の母親だったとのことです。自分のせいで子供を死なせた苦悩から同じ場所で入水自殺をしたとのことでそのせいで悪霊になってしまったとのことです。今ももしかしたらあの川にいるかもしれないから二度と近付いてはいけないと言われ、僕はその後、あの川に遊びに行くことはありませんでした。
そう言えば、母親に兄貴を看病していたはずなのに何処に行ってたの?と聞いたところ、おばちゃんに言われて真夜中にあの川に行き言われた通りの石をとってきたとのことでした。母親の肝っ玉のでかさに脱帽でした、

投稿者:新堂モダン


僕はおそるおそるもう一度、玄関を見てみた。
やはりBだった。しかし今回は明らかに目が合った。

ヤバい!

目が合った瞬間、身体中のすべてが警報を鳴らした。
人としてのすべてが逃げろ!と僕に警告してくる。
きっとあれはこの世のものではないと直感で思った。

その時、Bからのメールを思い出した。
「俺が来ても絶対あけるな!」

僕はその言葉を信じて玄関のドアチェーンを閉め窓から入れないようにすべての窓を閉めてまわる。

その間もあいつは50音では表せない声でうめき声をあげてドアを叩き続けている。
無理やりも文字に起こせば「あ"ぁぁ」みたいな感じ。
しかし、ドアの前にいるだけで進出してこない。僕は両親が帰るまで家に篭ることにした。
時間が経つに連れて、玄関から聞こえたうめき声は庭の方へ回り始めた。
どうやら他の入り口を探しているようだった。
くるんじゃない、早く帰れよ!そう願っているとその声はお風呂場のところで止まった。

お風呂場には小さな窓がある。当然人が入れる場所じゃない。
そんなことを思い出すか出さないかのうちにち家に何かが侵入した音が聞こえる。

「あ"ぁあ"ぁぁう"ぁぁあ"ぁぁあ"ぁぁあ"ぁ」

家の中にやつの声が響き渡る。その時、僕が居たのは和室。
家の外に出るにも格子が付いていて出れない、玄関に向かおうともあそこはお風呂場の近くだ。
逃げるなら二階だ。

そう考えてるうちにあいつは一階を彷徨しはじめた。
ズルズルという足音が響き渡る。
俺を探しているようだった。
見つかるのも時間の問題だ!
僕は廊下に飛びたし階段を登ろうとする。
その時、運悪くあいつに見つかってしまった。

俺を見つけるなりあいつは
「あ"ぁあ"ぁぁう"ぁぁあ"ぁぁあ"ぁぁあ"ぁ」
と嬉しそうな声を出してものすごいスピードで追ってきた。
体にをぐねぐねと動かし、Bの顔はぐちゃぐちゃにゆがんでいる。
全身から赤黒い粘液みたいのが染み出していて玄関で見た姿とは大きく変わっていた。

僕は階段を駆け上がり、自分の部屋に駆け込む。
なんとかあいつが僕の部屋にたどり着く前に鍵を閉めることができた。

「ドン!」

あいつが壁にぶつかた。

くるな!くるな!くるな!くるな!くるな!くるな!くるな!くるな!

僕は頭の中で叫んだ!
すると、足音が遠ざかっていくように聞こえた。しかし、それは諦めたわけではないと次の瞬間わかった。

「ドンッ!!」

助走をつけてドアをぶち破ろうとしてきた。
もう逃げ道がない。
僕は決死の覚悟で窓を開けた。

「バタン!」

ドアがぶち破られたその時、僕は開けていた二階から飛んだ。
やつの手が僕の肩をかすめたのがわかった。



気付いたら僕は病院にいた。足と手を骨折する重傷で病院に入院を余儀無くされた。父親と母親はすごく心配をしてくれて付きっ切りで看病してくれた。
おかげで予定の日よりも4日も早く退院できるようになった。退院日を医者からおしえられた後、僕はすべてが終わったんだなと思い窓の外を見た。

ちょうど、Bが病院に入ってくるのがみえた。

投稿者:新堂モダン


警察の見解では、家出をした上の自殺だった。僕らはそれが信じられなかった。帰り道あれだけ楽しく話をしていたのに死ぬはずが無い。

Aの御葬式の日、僕はBとあった。彼も落ち込んでいるようで目を真っ赤にしていた。Aの御葬式はしめやかにおこなわれた。その御葬式の最後にBは僕にこう言った。

「俺、あの交差点に行ってみるよ」

都市伝説を信じていない僕でもBをとめた。Aはあの交差点に行った次の日にあの交差点で発見された、何かあそこにはいけないものがいるんだと思ったからだ。しかしBは、「あそこには何かある。僕はそれを確かめたいんだ。」と言って聞かなかった。

次の日の夜の事だった。Bからメールが届いた。

「あそこには行くな!俺が来ても絶対に開けるな!」

この一文がいきなりきた。意味がわからなかった僕はBに電話をした。だけど何回かけても電話には出なかった。電話の向こうでコールの音が響くだけだった。

Bが遺体で発見されたのは次の日の事だった。警察からの電話でこのことを知った。それから僕は事情聴取を受けた。身近な友達が二人も続けて死んだのだ。不審に思われても仕方ない。僕は警察署でその日のことを聞かれどこに向かうとも告げられずにパトカーにのせられた。
パトカーにのってぽーっとしているとよく知った道にでた。周りには田んぼしかないくねくねした道、この先に中町交差点がある。
僕はそこには行きたくなかった。だけど、警察に変な疑いをかけられたくないから拒否はできない。そんなことを考えているとすでに車は交差点に着いていた。

「この場所に心あたりはないかね?」

警察官に聞かれた。しかし、僕はすぐに答えられなかった。その警察官の肩越しの向こうにBが立っていたのだ。Bが無表情で棒のように立っていたのだ。僕は信じられなかった、名前を呼ぼうとしたらBはふっと消えてしまった。
幻なのだろうか?

そのあとは適当に答えていたら家に帰された。どうやら明日も取り調べがあるらしい。家に帰ると両親はBの御葬式のために出払っていた。
うちのような田舎では御葬式は近所で手伝うという慣例がある。
机の上にある作り置きの夜食を食べ、二階の自室に行き早々にベットに入る。

ピーンポーン。

チャイムが鳴った。誰だろう?親なら自分で鍵を開けて入ってくる。
まどから覗くとそこにBがいた。体全体が見えるわけではないが、そこにはBの目をしてBの鼻をしてBの口をしていると何かがいた。見間違いだと思った。いや見間違いで有って欲しいと思った。あいつはもう死んだのだから。


投稿者:新堂モダン


僕の地域には、とある都市伝説があった。
その都市伝説というのは町外れにある中町交差点に行くと昔死に別れた親しい誰かに会えるというものだった。
僕自身こんな迷信を信じてはいなかったし、あの時の僕には死に別れた人なんていなかった。
その交差点は何回か通ったことがあったが、特に何も無く車通りの無い道の上でただただ信号機が点滅しているだけのさみしい交差点だった。

中学2年になると僕とよく遊ぶグループの友人Aのお父さんが病気で亡くなった。Aとそのお父さんは仲が良くいつも一緒にいるイメージがあった。
Aは、非常に落ち込み学校に来ない日々が続いた。僕らのグループもAがいないせいか活気がなくなっていた。

「Aを連れて中町交差点に行こう」

こう言い出したのはBだった。
そいつは、Aと親しく結構幽霊とかを信じるやつだ。
僕はそんな迷信は信じていなかったが、Aを家から連れ出せるいい機会だと思ったので賛成することにした。

呼びかけに集まったのは僕とBに加えてCだった。三人でAの家に迎えに行くとげっそりと痩せたAが出てきた。
AのおばちゃんはこもりっきりのAを外に出したかったのかあまり気乗りのしていなかったAを無理やり僕らの前に出してきた。

中町交差点はA町から自転車で40分。
いろいろ道草を食いながら行ったら2時間くらいかかった。
僕らがそこに着く頃には日が傾き夕焼けが空を赤く染めていた。

実際着いたはいいものの何も起きなかった。
ただただ時間が過ぎていく、気づくと夕日が半分以上沈み6時を知らせるチャイムがなり始めた。

やはり迷信だったのだと思い僕は
「帰ろうぜ!何にもないし」
と言い帰り支度を進める。

みんなが帰る支度をして、自転車のスタンドを蹴ろうとしたとき突然Aが「父さん!?」と言った。

みんながそちらをみるとAが何もない交差点を指差し「いま、父さんがいたんだ。」といった。

「本当に!?」とみんなが聞き返すと、Aは「見間違いかもしんないけど確かにいた気がする」と答えた。

その日の帰り道はみんな笑顔だった。嘘でも幻でもいいからAが父さんと会えたんだ。
それが僕らは嬉しかった。
しかし、その気持ちは長くは続かなかった。

次の日、中町交差点でAが遺体となって発見された。



中編へ続く


投稿者:take


文章下手なのは許して下さい。
俺は定時制の高校に行っている。始めは嫌だったが、試験に落ちたので仕方ない。(今は楽しい)偏差値60とか今考えると無謀だったなぁ。 
まあ、それはともかく、ある日のこと友人達と季節外れの肝試しに行くことになった。

穴場とかは知らないので、適当に町の外れにある廃墟とかした神社に行くことになった。 
しかし、その神社までは結構な距離があるため、肝試しは次の日にすることになった。 
友人達と別れて、帰路に着きしばらくした頃、学校に忘れ物をした事に気付き、一旦学校に戻る事にした。
教室に着くと、なぜかまだ友達のAがいた。
「どうしたんだ?」と尋ねると、こちらを見て少し驚いた顔をして、「あぁ。いや......ちょっと」 と語尾を濁した。 
おかしいと思いつつ、忘れ物を鞄に突っ込み、「帰ろう」とAに言うと、「あぁ」とまた曖昧な返信を返した。
俺は、「どうしたんだ?お前おかしいぞ」と言うとAは「そうかもなぁ.......」と呟いた。
その、途端誰かが階段を上がってくる音がした。きっと見回りの先生か誰かだろうと思っていたが、しばらくするとなぜか、おかしいと思い出した。
なぜ?と聞かれても形容し難い。とにかくヤバイと直感した。
急いでAと教壇の下に隠れた。隠れるとき、足が机に当たり、ガン! という音がした。そのとたん外の足音が止んだ。
安心したのも束の間、足音が教室の前に来て、ダン!ダン!ダン!ドン!ドン?ドン!と強烈に扉を叩く音がした。
ヤバイ!殺される!殺される!殺される!殺される!
するとAがいきなり「アハハハハハハハハハハハハハアアアアアハハハハハハハハハハハハ」と抑揚のない声で笑い出した。
それと同時に扉が勢いよくガン!!!!と開き電気も消えた。
奴が教室に入ってきてこっちにくる気配がした。月明かりが奴を照らした。それは、長髪の女で目は全て黒だった。それはニヤリと笑い、       
『またあしたあおうねぇぇぇぇ』と言った。はっきりと。 
俺は気絶していたらしい。気がつくと全日制の奴等が俺とAを見ていた。
俺は昨日の事を思い出し、学校を飛び出した。後からAが不思議そうに追いかけてきた。
Aは昨晩の事を覚えていないらしく、きょとんとしていた。 
とりあえずAにはその話は聞かせず俺は家に帰った寝た。 
目が覚めると20時だった。 うわ..肝試しの集合時間だ....俺はA達には申し訳ないが約束をすっぽかすことにした。 
しかし、しばらくすると、A達が迎えにきた。 俺は、悪いが用事あるので行けないといったが、A達は俺を半ば引きずり出すように家から出した。
まぁ どうせ何も出ないさ、と自分を納得させ数十分の末渋々承諾した 神社へはBと言う奴の知り合いが連れていってくれた。神社にはニ十分ほどでついた。 ここまで来れば俺はもう吹っ切れていた。
よし!いったる! 
しかし、その感情はすぐに砕け散った。何故なら、闇に隠れた神社から、聞き覚えのある声が聞こえたからだ。全身から冷や汗が出た。 
『またあえたねぇぇぇぇ』


投稿者:take


俺の住んでいる地方には、赤爪さんと言う霊(地縛霊?)がいる。赤爪さんは数年に一度無差別に人に取り憑き爪、歯を抜き最後には殺してしまう恐ろしい霊で、赤い服を着ているらしく、何でも、数年前に変質者に虐殺された女の人の霊らしい。

殺された当時は17歳でかなりの美人だったそうで、明るく、その頃は良家の長男と交際していた。
その後はその良家の長男と結婚し子宝にも恵まれ、順風満帆な生活をしていた。               
しかし、ある時夫が不慮の事故で死亡。彼女はひどくうちひしがれた。そして、自殺まで考えたが、同じ集落の人が間一髪止めさせ未遂となった。  
しかし、その彼女の自殺を思いとどまらせた人は、(Aとする)前々から彼女に気があり度々ストーカー行為をしていて、その時もストーカーの最中に彼女が自殺をしようとしていたので死なれては困ると思って止めただけらしい。    
しかし、彼女の命を助けたのは事実なので、彼女の両親はひどく喜んだ。(両親はストーカーのことは知らない。)そして両親は何かお礼がしたいとAに言ったがAは「お礼はいらないから彼女を嫁にしたい」と、彼女の意向は無視して彼女の両親にそう言った。彼女はそれに反発したが、彼女の両親が無理矢理Aと彼女を結婚させた。
しかし、彼女はその結婚が不服だったので、Aとは一応夫婦でありながらAを煙たがっていた。だが、Aはそんな彼女の態度が気に食わず、彼女の手足の爪を剥ぎ、歯を抜き殺して埋めた。
Aは集落から逃げた。       
それから数日後に彼女の通夜が行われたが、Aが彼女を埋めた所が分からず、棺が空の状態で通夜が行われた。 
しかし、 それからして集落で不審死が相次いだ。死体はいずれも爪と歯がなかった。だがその不審死も数年経つと数年に一人というペースになった。そして、今ではその集落は廃村となった。
そして、今に至る。俺はその話を祖父から聞いたことがあったので、止めておけばいいのに、それをネタに友達を誘って村に肝試しに行くことになった。
行くのは俺含め5人。
その内のB(女)はいわゆる見える奴で、そいつが一番乗り気だった。
そして肝試しの計画をしていたのが、ちょうど夕方だったので今夜行こうということになった。

そして、集合時間に集まり車で村まで行った。
しばらくして到着。話には聞いていたがいかにもという雰囲気だ             

探索開始。            
しばらく歩くと大きな民家がありその隣には井戸があった。すると、見えるBが「.........いる」と呟いた。4人には見えていなかった。俺が「どんなの?」と聞くと、「赤い服の女の人、こっちみて、、、、わ、笑ってル、、」俺は氷ついた。祖父から聞いた赤爪さんそのものじゃないか....
するとBが突然「に、にげよう!追いかけてくる!!!!!」 
俺達は逃げた。そこでふと思い出した。赤爪さんってたしか自分のとられた歯と爪を探してるんだっけ....   
そこまで考えたところで車についた。急いでドアをしめ、アクセルをおもいっきり踏んだ。 
しばらくすると町の明かりが見えてきた。何とも言えない安堵感が沸き上がった。
「きゃぁ!」Bがいきなり叫んだ。「どうした!!」4人は慄いた。いや、俺が一番慄いた。
Bの爪が剥がれてる......... 全員が恐怖したとき、声がした。



「この爪.....もらっていぃい?」

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