以前住んでたアパートでの体験。

30歳の上限で社宅を出て行くことになり、東大阪に2DKの部屋を借りた。 
住み始めて1ヶ月後、飲み会で終電落とした先輩を泊めることになった。 
寝入ってしばらくして、「うわっ」と顔色を変えている先輩に、「どうしたんです?」って聞くと、 
「・・・もう、いいよ。俺、タクシーで帰る」って、何にも具体的なこと言わずにさっさと帰ってしまった。 

翌日、無理に聞いてみると、足つかまれて、体に沿って上ってきそうだったって。 
俺には霊感ないので、危害が無ければまあいいかとほっといてた。 

後日、風呂の掃除をしていると、排水口から女性用のネックレスが出てきた。 
ただの忘れモノとは思ったが、気になったので、毎日水を供えて供養代わりにしてみた。 

その持ち主が、先輩を掴んだ人と関係があったのかどうかは今も分からない。 
ただ、そのあと少し気になることがあった。 


663 :2/2文盲ほんのり :2008/05/31(土) 18:49:44 ID:Vd4OBVa30
しばらくして間違い電話が掛かってきた。 
『Aさんですか?』
「ごめんなさい。違います」 
午後11:00ぐらいで、相手は初老の女性だったように思う。 
それが1~2週間の間隔で、ほぼ同じ時間に掛かってくる。 

ある日相手が、『お宅、番号06****ね?』と。 
「そうですが、Aさんではありませんね」
『・・・そうでしたか。いつもごめんなさいね』
番号まで言われてさすがにぞっとしたが、
Aさんが番号変えたのが伝わってないんだろと、勝手に切り捨ててた。

入居1年後、転勤で引っ越すことになった。
持ち主不明のネックレスも、寺に託して供養をお願いして、
転居の準備も整ってほっとしていたら、例の電話が掛かってきた。 
『Aさんですか?』
「残念です。違います」 
俺はここで、ずっと気になっていたことを相手に聞いてみた。 
「私もう引っ越すんですが、もしかして、お昼の時間はAさんとお話出来ていたんですか?」 
『・・・ええ。でもお気になさらないで下さい。ずっとごめんなさいね』

結局、もう一人の人は、ずっとここに居たんだなあと。