私がテレビ局のアルバイトをしてた頃、GWで家族が高速道路使って渋滞にハマって何時間で目的地にたどり着くのかというお馴染みの企画を担当することになった。 

私はディレクターと目的地でAさん家族を待つことにし、Aさん家族の車にカメラを取り付け高速道路を走り、その後ろロケ車でついて行き映像を撮ることになった。

その後案の定、渋滞が発生した。 
渋滞が凄すぎるので、ディレクターとっさの判断で一般道に降りるようにAさん家族に連絡した。 

Aさん家族は「もうすぐ着きますよ。」と話した。 

後続車にも連絡したが誰も出ない。 

ディレクターは「あいつら何やってんだよ。」と呆れてた。 

その数分後、渋滞情報で大事故が原因と伝えられた。 

事故車はAさん家族の車だった。 
トラックが横からAさんの車を潰すように当たってきたのを後続車のカメラが捉えてたのだった。 

Aさん家族は即死だったとのこと。 

それを見ていた後続車のスタッフも巻き添えを食らったが、なんとか全員ケガですんだ。 

ディレクターは企画で家族が亡くなったことを悔やんだ。 

でも、ふとふしぎに思ったのが、その渋滞の後に電話で家族と話したこと。
 
Aさん家族の車に取り付けたカメラを確認したら事故の後に真っ暗な画面に電話が鳴っている音声が残っていた。

そして自分の声が聞こえその後に「もうつきました。」とAさんの声がありました。




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