投稿者:ひなの


私は小さい頃から母の両親となる方の祖父母宅が苦手でした。
全体的に薄暗い感じやある部屋にあるたくさんのお人形さん達も怖さの対象でしたが
何かいるというのはビシバシ感じておりました。実際窓が叩かれたり、当時飼われていた犬が何かに吠えていたこともあったそうです。
そんな家で体験した話です。

飼われていた犬がかなり弱っていて今年が乗り切れるかどうかの状態、だということで(当時15歳の年齢でかなりのおばあちゃん犬)見納めに近い形で遊びに行きました。
特徴的な少しどんよりとした私が特に苦手とする部屋にその犬が横たわっていて私以外みんなそのお部屋に入っていきます。その部屋は入った瞬間にぐらっとするような感じと耳鳴りがひどくするのです。なのでここから見てるだけにしようかと思いましたが、その犬は中々触らせてくれない超ご主人様に忠実な犬なのでもしかしたら触れるかも、という思いが強く部屋の前に来た時です。
その部屋のドア付近でした。
耳が一瞬何も聞こえなくなったと思うと耳鳴りがして、なにか私のすぐ隣にいるというのが目の端で見えました。
白い服らしきものをきており、顔は見ていませんが・・・。

そのあと、みんなその部屋を出るときでもその存在に気づいていないようでした。


そして飼われていた犬が逝ってしまって初めて訪れた家。
いつもと何となく、空気が軽くなっていました。
少しざわざわとした感じもなく田舎特有の清々しさというか空気が変わっていて安心したのを覚えています。


あれから、あの隣にいた存在は見ていません。
誰なのか、目的は分かっていませんが今でもこの体験ははっきりと覚えています。