投稿者: SHOUTA


投稿させていただいた者です。

沢山の方に読んでいただけて
光栄です。コメントも沢山頂き
ありがとうございます。

それでは、
その後について話していきたいと
思います。
どうかお付き合いをお願いします。

先輩のT君、後輩のG君とM君、同級生のY君はすべての事を話して、再度
私に頭を下げてきました。

正直、イジメ同様の行為・あの日息子が
行かなければこんな風にはなってないと
いう怒りがこみ上げて泣きながら
「謝っても、息子は治らない!」と
全員の頭をひっぱたいて行きました。

もう、それ以上話す事もなく
顔も見たくなく全員に「来て貰って、
申し訳ないけど帰って下さい」と
伝えました。

すると先輩のT君が
「息子さんは、病気じゃないと
思います…」と言ってきました。

私「は?病気じゃなきゃ何?」

後輩のG君「俺達がこんな事
言える立場じゃ無いのは解ってるんですがあんな場所に行ってイタズラをして
しまったので何かに取り憑かれているんだと思います」

私「バカな事言うのも
いい加減にして。第一、貴方達
私を騙していない?
事故を起こして警察にバレるのが
困るとかそんな事なんじゃないの?」

先輩T君「事故なんて起きてません。車は親父のを借りたので、証拠が
見たければ家の車庫を見に来て下さい。
全て、本当の事です。」

後輩 M「よく、息子さんから
お母さんの事を聞いていて
そういうのを全く信じない人だと
聞いていました。
病気じゃないので薬を飲んでも
無駄なんです。信じて下さい。」

実際、心療内科に通っても
息子は痩せて行っているけど、
お化けなんて馬鹿馬鹿しいというのが
私の本心でした。

私「じゃあ、一体どうしたら
息子は治るの?」

同級生Y君「…僕の祖母が霊能力者を
やっています。実は今回の事、少し
相談したんです。そしたら、今回の件は俺も関わっているので納付は要らないから連れてこいと言われました。
時間があまり無いとも…。」

私「冗談じゃない。
目に見えない物は信じない。
貴方の祖母さんが本物かも分からないし、そんな時間を使うなら大学病院にでも連れていく」

Y君「信じないだろうからと
これを祖母から渡されました。」

それは、手紙でした。
そこには、私の産まれた病院や私の母の名前。祖母や祖父、曾祖父、曾祖母の名前。お墓の場所、息子がどこの病院で産まれ、一度私の不注意で息子がお風呂で
溺れてしまい死にかけた事も書いてありました。

Y君「祖母は、亡くなったお母様から
伺って書きましたと言っていました。」

確かに、名前も全て当たっている。
息子から、Y君に話す事も可能だけど
息子は東北で産まれているので病名は知るはずないし、お風呂場で溺れてしまったのも3歳の頃の話で、覚えてる筈もない。

私が、黙っていると

Y君「お願いです。
俺達のせいで、友人を無くすのは
嫌なんです。信じられないと
思いますが、祖母を信じてもらえませんか?」

全員で、お願いしますと頭を下げられ
証拠だと手紙まで見せられ
正直驚いているのと、私が知らないだけで名前や病院を他に調べ上げる方法が
あるんじゃないかなど考えて居ましたが
頑なに意地を張って息子を失うのも
怖く、頷きました。

私「だけど、少しでも疑わしい事が
あればすぐに帰る。」と伝え
翌日にY君とG君と一緒に祖母さんの
場所に行く事になりました。

その日の夜は、いつも以上に息子の
叫びがひどく「痛い!」、「助けてください」や「苦しい」、「ごめんなさい」と深夜2時過ぎから明け方の5時まで
騒ぎ、息子の側で体を擦り続けました。

Y君・G君が時間になり
迎えに来てくれ、息子を抱えて
車に乗り込み、祖母さんのいる
外房まで行きました。

案内されたのは、普通の古い民家でした。

インターフォンをならす前から
玄関で背中の曲がった優しそうな
おばあさんが後ろに腕を回して
待っていました。

霊能力者Kさん「いらっしゃい。
あらあら、辛いね…。」と息子の背中と
足に手をやり何かぶつぶつ言うと
息子は、はっと頭を上げ私の顔や
G君、Y君の顔を見てまたダラっと
体を垂らしました。

K「まずは、お母さんに説明しなくちゃね。訳が分からないだろうね。仕方ないよ。」

と息子達とは違う部屋に案内されました。

K「貴方の、お母様は素晴らしい方だね。宗教熱心で優しくて、頑固な所は貴方とそっくり。息子さんの事を何度も何度も助けようとしていたんだよ。貴方のお母様。でも、相手が悪かったよ。怨念が積もりに積もった化け物だ。貴方が、霊を信じない人なのは元々だけど、今息子さんに取り憑いている化け物が居心地よくて払われるのが嫌だから貴方を頑なに信用させなかったんだよ。」

私は、素直に聞いている振りをして
何処か怪しい所は無いかとずっと
疑って聞いていました。

K「そうか、そうか。
まだ信用出来ないんだね。」

Kさんは、困ったように
優しく笑い私の後ろをじっと見つめ
また話始めました。

「…お母様が宗教熱心だったからこそ
貴方は、霊を信用してないんだね。
宗教熱心だったお母様は、毎日毎日
仏壇に手を合わせ、花を飾り、
暇があればお墓へ向かい、また手を合わせ。でも、とても辛い状態で亡くなっているね。貴方もそれを近くで見ていた。お母さん、さぞ辛かったろうね…」

私は、泣いていました。

実は、私の母は父に殺されました。
当時幼稚園に通っていた私は
いつものように母がバスの到着場所に
迎えに来てくれて歩いて帰宅していました。

自宅に着くと、父はいつも
大体出張で居ないのですが
その日は帰宅していました。

2階でバタバタと、音がし
母が見てくるから着替えていなさいと
言って上がって行きました。

母が2階に行くと、父との口論が
聞こえ次の瞬間…
階段からけたたましい程の音が聞こえ
見に行くと、母は首がおかしな方向に
曲がり目を見開いたまま亡くなって
いました。

父は、しばらく俺じゃない…など
放心状態になっていたので
私は、靴下のまま家を出て
隣のおばさんに助けを求めて
救急車やパトカーが家に来て
父は捕まり、母は病院に運ばれましたが
その日の内に亡くなりました。

その後は、親戚の家にお世話になり
16歳の時に母の死んだ真相を聞きました。

父が帰宅した時、家に誰も居なく
2階に上がると見たことの無い
男性ものの背広[スーツ]が掛けて
あったので、父は浮気を疑い
母に裏切られたと逆上し殺害された
という事でした。

でも、実際は宗教先の知人の独身男性
からお直しを頼まれて
母は直してアイロンを当て
宗教先で返すつもりだったそうです。

そんな真実を知って
神様が居るのなら何故母は助からなかったのか?あんなに毎日ご先祖様に
手を合わせても助けてはくれない。
結局家族はバラバラになり父は
出所しどこで何をしているかも
分からない。それから私は、霊や妖怪
や神様・悪魔など信じないと決めました。その事を知っているのは、私だけ。
息子には、お婆ちゃんとお爺ちゃんは
2人共病気で亡くなったと伝えていました。知るはずも無いことを知っていた。

まるで、胸の腫れ物が破裂
したかのように子供のように泣きました。

K「辛かったね。
お母様も、申し訳なかったと
言っているよ。
これで、信じて貰えるかい?」

私は、黙って頷きました。
この人は、本物だ。
息子を預けようと思いました。

K「じゃあ、信じて貰えた所で
息子さんについて話すよ。

今息子さんにくっついてるのは
実態は2人だ。だけど中身は
何百人という死霊が固まった化け物。
1人は頭から肩に掛けてくっついてる。
もう一人は足に絡み付いている。

初めは、息子さんには声だけが
聞こえていたはず。

貴方のお母様が、一生懸命彼を
守っていたから。

でも、トンネルに入ってから
実態が見えてしまった。

ある種の降霊術をしてしまったから。
そして、お母様も吹き飛ばされてしまった。

けれど、電話ボックスに走って行ったのはお母様が最後に守ろうと
彼を呼んだから。でも、もう見えてしまったから助けられなかった。

今も彼には見えているし、ずっと
声を投げ掛けている…

こっちへ来いと。」

私「でも、もう大丈夫なんですよね?
Kさんが、助けてくださるんですよね?」

Kさんは、困ったように笑っていました。

K「出来る限りの事はさせてもらうよ。でも、ここまで状態がひどいと
難しい…。祈った所で成仏するような
相手じゃない。少しづつ一体一体
成仏させるつもりで、戦わないと
息子さんは助けられない。それに
私も歳だから…。
でも、出来る限りの事はさせてもらうよ。」

息子は、近くのお寺へと運ばれました。

K「1ヶ月以上は、掛かる事を覚悟して欲しい。その間息子さんは、私が責任をもって預からせて貰うよ。」

よろしくお願いしますと頭を下げ
息子を預け、時折連絡を入れると
告げ私だけ帰宅しました。

kさんからは、
K「悪いものに勝てるように
お母様もお家から祈っていてね。
信じてないと、どんどん悪霊の
力を強めて思い通りにさせてしまうからね。」と言われました。

息子をKさんに預けてから、1週間が経ち
Kさんから電話が掛かってきました。

K「元気にしている?
毎日、祈ってくれてるみたいだね。
お母様がいつも教えてくれるよ。

息子さんだけど、あれからちょっと
元気になってね、少し話をしてあげて」

息子とちゃんと言葉を交わすのは
もう数ヶ月ぶりでした。

息子「…。もしもし。」

私「…大丈夫なの?」

息子「…うん。
えーっと…心配掛けて……ごめん。
そ、それだけだから。」

久しぶりの息子との会話ですごく
嬉しかったのを今でも覚えています。

K「恥ずかしがってるよ。
可愛いね。また、現状を連絡するから
これからも、祈ってね。」

こんなやり取りが5ヵ月程過ぎた時に、
Y君から連絡が入りました。

Y「すみません。昨日の夜中、祖母が亡くなりました。」

急な一報で、悲しい反面信じられないと
いう状態でした。

私「…え?どうして?
どうして、亡くなってしまったの?」

Y「急な、心臓発作です。」

一昨日も、電話で元気な声を聞いていたのに…

Y「それで、もし、自分に何かあったらお母様に伝えて欲しいと手紙を前から預かってます。あと、お母様は葬儀には来ないで欲しいとも言われているので、火葬が終わってから手紙を持っていきます。」

私「お世話になったのに、葬儀に行かないなんて出来ない。せめて、お焼香だけでもさせて欲しい。」

Y「すみません。祖母から絶対にと言われた事なんでそれはできません。すいませんが…」

私「せめて、行っては行けない理由だけでも教えてもらいたい。」

Y「手紙に全部書いてあると思います。まだ、少しバタバタしているので一通り落ち着いたらまた連絡入れます。…あと、息子さんはお寺の方でまだ預かりたいと言っていました。よろしくお願いします。」

亡くなったなんて信じられない。
葬儀にもにも行けないなんて…。

その日、息子に連絡を入れました。

私「もしもし、Kさんの事聞いた?」

息子「…俺のせいだ…。俺のせいなんだ。」

私「どうしてそうなるの?
はじめから難しいとは言っていたし
心臓発作って聞いたよ?」

息子「心臓発作?…。心臓発作じゃない。もう、電話を切れって言われたから切るよ。」

私「心臓発作じゃないってどういう事?」

聞いたときには、既に電話は切れていました。

2日後、葬儀が終わり約束通り
Y君から連絡が来て、会うことに
なりました。

Y「これが預かっていた手紙です。」

葬儀に行けなかったこと。
息子の最後の言葉。
凄く嫌な予感がし
私は、何も言わず手紙を読み出しました。

Yさんへ。(私の名前です。)
まず、始めにごめんなさい。
息子さんを救えなくて。

実は初めから、勝てる相手では
無いことを分かっていました。
でも、貴方が今まで生きてきて
霊が信じられなくなってしまい
希望が持てずに息子さんまでもを
失わせてしまうのがとても嫌だった。
だから、出来る限りの事をさせて
もらうと伝えました。

今、息子さんに憑いている化け物は
少しづつだけど弱ってはいるの。
だけど、私の読みが甘かった。
本当の主体は彼には憑いていない。

ずっと、その化け物に隠れて
そいつは某心霊スポットに居て
彼を狙っていた、実際は今現在も狙っている。命を奪える隙をただじっと待っている。

それに気づいた私に、
そいつは物凄く怒ってる。
だから、いつ命を狙われても可笑しくない。

私の代わりにとても信頼できる
友人に息子さんの事は話してあって
頼んでいるから安心して。

まだまだ長い戦いになる。
勝てるかも、まだ分からない。
だけど、手を伸ばしている人がいることを絶対に忘れないで欲しい。

あと、葬儀には絶対に来ないでと
伝えてある。
それには、理由があるの。
隠れている化け物に何度も何度も
殺すと脅されているの。
多分、私は綺麗な死に方をしない。
だから、遺体は見ない方が絶対にいい。
お母様の辛い記憶もあるだろうから。
それと、私の友人がもう大丈夫と
言うまでは息子さんとは会わないで
欲しい。貴方まで引っ張られてしまう
かもしれないから。

一緒にがんばろうね。

Kより

全てを読み終わった後、涙がとまりませんでした。

Kさんの優しさと、息子に憑いている化け物や隠れているという霊が私には全く見ないから、息子をこの手で救うことも出来ないくやしさ。全てが込み上げてきました。

Kさんの友人について、息子のその後は
次で最後のまとめになります。
長々と申し訳ありませんが
もう少し待っていて下さい。