投稿者: エメメ


かれこれ4,5年くらいになるだろうか。「彼」はあちこちのオカルトまとめサイトの掲示板に現れては書き込みをして回っている。(もしかしたらこの話のコメント欄にもくるかもしれない)

通常、この手の掲示板というのは匿名で書き込むのが常なのだが何を思ったか「彼」は自前のハンドルネームを名乗っている…
所謂「コテハン」というやつだ

当然ながら具体名は伏せさせてもらうが、ここでは「彼」と呼んでおく。まァ、なんだ、分かる人にはすぐに分かると思うが…。

「彼」が書き込む内容はと言えば話に対するツッコミであり、長文気味であることがほとんどで、やや重箱の隅をつついてるような感じもあるといえばあり、文体も一種独特で、人によっては鼻につくこともあるだろうか。

それゆえか「彼」を嫌う人も多く「彼」が書き込みに来た日には「彼」を叩くコメントがつくことがしばしばである。

…怖いのはここからだ、それにとどまらず「彼」が書き込みに来ていないにも拘らず「彼」のアンチユーザーとそれを咎めるユーザーもしくは「彼」を擁護するユーザーが場外乱闘を始めてしまう事態にまで発展することがあり、とあるサイトなどは恐らくこのせいでサーバーがダウンしかけたほどである。

スタンスなのか自衛策なのか、「彼」はこのようなバッシングの類に反応することも、他のユーザーとレスバトルや慣れあいをすることも一切ない。前述の事態も、「彼」が一切手を下さずして起きたことである。

…すべては「彼」の掌の上だったのだ。(こうして書き込んでいる俺も踊らされている一人かもしれないが)

かくのごとき影響力を備えた存在は、最早怪異と呼んでも不足はないのではなかろうか。そして何より恐ろしいのはあの口裂け女や八尺様のような話の中だけの存在ではなく「彼」は我々と同じ場所に確かに存在しているという点である。

「彼」は一体何者なのだろうか。果たして生きている人間なのだろうか…。