10位、『池から延びるヒモ


20年以上前、小学校低学年の頃の体験談。 

両親の田舎が瀬戸内海にある島なんだけど、毎年夏休みになると帰省してた。 
東京育ちの自分には、綺麗な海やら山やらで遊ぶのが物凄く楽しかった。 
一番楽しみだったのは、東京ではデパートくらいでしかお目にかかれないカブトムシやらクワガタやらを、
近くの山でザクザク捕まえられる事。 


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9位、『小さな訪問者』


午後10時ぐらいだったと思うが、風呂に入っていたらピンポンが鳴った。 
「ったく誰だよ。風呂入ってますよ僕は…」と思いながら、玄関に出る為にあわててパンツやらを履いていると、
やたらピンポンピンポン連打している。 
苛々しながら服を来て玄関を開けると、子供が立っていた。 
俺「どしたの僕?どこの子?」 
子供「ねぇ入っていーい?」 


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8位、『狐憑き?なのかも知れない


大叔母の話だが、その昔夢遊病だったらしい。 
もしくは狐憑き?なのかも知れないが、とりあえず夢遊病ということにして進める。 

目が覚めると、なぜか川原に立っていたり、山の中にいたりということがあり、 
曽祖父(以下、父)に相談してみた所、とりあえず家族で交代で見張る、ということになった。 
ただし曾祖母(以下、母)は体が弱かった為に不参加。






7位、『穴場の海水浴場』


穴場の海水浴場

兄貴が大学生の時の話なんだけど、サークルのメンバーと海に行ったんだって。
けっこう穴場なスポットで、海岸と砂浜の境目みたいな場所だったんよ。 
穴場っていっても一応海水浴場だし、ライフセイバーももちろんいる。
普通に地元の子供達も泳ぎに来ていて、あるていど込み合ってもいたんだ。


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6位、『穴場の海水浴場』


私の生まれ育った実家は、お墓の中にありました。
とはいっても、お寺さんではありません。 

私の実家は、玄関に入ると中央に廊下があり、左右に部屋が並んでいます。 
玄関から見て右手、建物の北側が墓地であり、一番奥の部屋が当時の私の部屋です。
窓の外には、無縁仏の放置された墓石がごろごろしており、窓から手を伸ばせば、それに触れることが出来ました。


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5位、『裏世界』


不思議な記憶と言うか、今でも鮮明に覚えてる記憶。 

小学校五年生の夏休み、
家の裏手にある大きなグランドで、夏休みの自由研究である『身近にいる昆虫リスト』を作ってた。 
するとグランドの隅、地面がコンクリになってる場所で、下水道に通じるだろう錆びた鉄の扉を見つけた。 
興味本位で取っ手をつかんで開けてみると、下に続く梯子が見える。


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4位、『川沿いの家』


十数年前の話。 
私が6歳、兄が8歳の時だろうか。 
私たちは、お盆休みを利用して、両親と4人で父の実家に遊びに行った。 

その日はとても晴れていて、気持ちが良い日だった。 
夜になっても雲一つ無く、天の川が綺麗に見えた。最高の景色。 
花火をして遊んだ後、イトコの兄ちゃんと姉ちゃん、兄と私の四人で、夜の散歩をすることになった。 


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3位、『かんひも』


『かんひも』について。 

僕の母の実家は、長野の山奥。信州新町ってとこから、奥に入ってったとこなんです。

僕がまだ小学校3、4年だったかな?その夏休みに、母の実家へ遊びに行ったんですよ。 
そこは山と田んぼと畑しかなく、民家も数軒。
交通も、村営のバスが、朝と夕方の2回しか通らないようなとこです。 
そんな何もないとこ、例年だったら行かないんですが、
その年に限って仲のいい友達が家族旅行でいなくて、両親について行きました。 


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2位、『海からやってくるモノ』

普段付き合いのいい同僚が、何故か海へ行くのだけは頑として断る。 
訳を聞いたのだが余り話したくない様子なので、飲ませて無理やり聞き出した。 
ここからは彼の語り。ただし、酔って取り留めのない話だったので、俺が整理してる。 

まだ学生だった頃、友人と旅に出た。たしか後期試験の後だったから、真冬だな。 
旅とは言っても、友人の愛犬と一緒にバンに乗って、当てもなく走っていくだけの気楽なもんだ。 

何日目だったか、ある海辺の寒村に差し掛かったころ、既に日は暮れてしまっていた。 


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1位、『踏み入るべきではない場所』


私がまだ小学校低学年の幼い子供だったころに、趣味で怖い話を作っては、家族や友達に聞かせていました。

「僕が考えた怖い話なんだけど、聞いてよ」と、きちんと前置きをしてからです。 
特にじぃちゃんが、私の話を喜んで聞いてくれました。 
私はそれがとても嬉しかったんです。熱心に聞いてくれるのと同時に、こわがってくれたから。 

そんな折、私の作った話が、クラスの中で流行りだしました。