投稿者:こんぽ汰


あたしが体験した話です。
あんまり怖くないかもしれないけど
話させてください。


あたしが初めて幽霊を見たのは、小学6年生の夏休みです。6年生は親子活動というのがあって、みんなで焼きそばを作って、夜になると学校に隠れた自分の親を、探しだして帰るといった内容でした。班ごとに順番に入っていくので、あたしたち5班はまだだったから、ブランコで遊んで時間を潰してました。
一緒にブランコしていたAちゃんと遅いねなんて話していたんですが、話す話題がなくなり、ぼーっとあたりを見ていました。

グラウンドを挟んで向こう側はプールだったんですが、そのプールの横に白い小さな人影を見つけました。じーっと見ているとそれは動きだしました。でも歩いている
言うよりベルトコンベアに乗って流れているような感じで脚は動いていませんでした。
あたしは、Aちゃんにそれを指さして
「見て、あれ幽霊かな?」
と聞いてみると、
「え?どこ?」
と見えていないようでした。

あたしはあんまり気にしないようにし、順番になって学校に入りました。何ごともなく親を見つけ、帰りました。

それからは何も起きず、高2の夏休みになりました。

暑いので家族は犬の散歩をあたしに押し付けてきたので、しぶしぶあたしは暗く涼しくなってから、散歩に行く事にしました。
家から久しぶりに中学校まで行ってみようと思ったあたしは、いつもの散歩ではなく、橋を渡りました。渡りはじめて半分まで来たころ、犬が後ろを異常なくらい気にし、振り返るようになりました。その橋は、同じ保育園に通っていた、1つ下の女の子が溺死した場所なので、不気味に感じ、早足で土手まで行きました。
土手の道を歩き出すと川に向かって犬が吠え始めたので、静かにしなさいと叱って、歩いていると後ろから、鼻歌が聞こえたんです。誰かいるのか周りを見渡しましたが、誰も居るはずがなく、また歩いて中学校に向かって歩き出すと、今度ははっきり一年生になったらと鼻歌が聞こえたんです。
怖くなって走って遠回りして家に帰りました。
その事をお母さんに話すと、小学校に上がる前に亡くなってしまったから、小学校に行きたい気持ちが強いままなのかもねと言われました。

少し怖かったけど寂しい気持ちになり、幽霊ているのかもと思った出来事でした。