投稿者:ももんが


昔何処かに書き散らした話。


霊感は多分ない。怖い話は好き。でもわざわざ心霊スポットに行くこともない。

そんな私が彼の車で深夜の山道をドライブした時のこと。

進行方向上空に鉄橋が見える、とある場所に差し掛かった。道は二股にわかれていて、ドライブ好きの彼は私に道を選択しろと言う。


地元民でない私が?と渋っていると、彼は右の道を選択した。数十m進んだところで急に私の背中に悪寒が走る。

気のせいじゃない、何かヤバイ。暗い山道なんて地元で普通に走っていた私だけど、ここは何か違う。

停めて戻ってこっちは嫌だと大騒ぎする私に、彼は渋々Uターン。二股の起点に戻り、今度は左の道を走り出した。

しばらく行くと心霊スポットで有名な湖。これまた湖面の波が嫌な感じで、とにかく見ない様にしてた。

大きな神社?か寺を過ぎて、やっと悪寒が収まる。ハタチ過ぎて痛い子みたいで嫌だな〜と思いつつ、無事にドライブは終了。彼には謝った。

その後も夜間に行き当たりばったりのドライブをしたし、私の知らないうちに心霊スポットも通っていたが(彼は心霊に興味なし)、あんな悪寒が起きることは2度となかった。


後日、あの右手の道の先で事件が起きていたことを知る。


家があるなんて思えない雰囲気だったが家があり、住人が血痕を残し行方不明という内容だった。遺体は埋められていたが、のちに道沿いの場所で発見されている。


犯人たちが被害者を埋めていた時刻と、ドライブの時刻が同じくらいだったことを知ったのは、それから数年後。