投稿者:あ


現在8歳の娘が3歳だった頃。

旦那の転勤で一軒家の社宅に引っ越しました。
広い和室が3部屋、洋室が1部屋。
洋室だけ違和感を感じましたが、妊娠中で娘の世話や片付けなどもあり、そのまま荷物を入れました。

住み始めてから夜中にキッチンを歩く音が聞こえるので、夜勤から旦那が帰宅したのかな?と寝室にしていた和室からキッチンを覗くとピタッと音が止む。

今思うと怖いのですが、当時は妊娠中の家事育児や慣れない土地の生活で疲れており、特に気にせずに寝てました。

一ヶ月後には里帰り出産したため、1人残された旦那は電話で「金縛りがすごい。疲れてるのかな…」と言ってましたが、あぁ、そう。って感じでした。

産まれたばかりの息子と3歳の娘を連れて帰宅し、しばらく過ごしていた時、洋室のドアがいつも半開きな事に気付きました。
閉めても気付けば半開き。寝不足と疲れもあり、半開きのドアを見る度イライラした私。
洋室の建て付けが悪いのかと、引っ越して初めて洋室をよく見てみる事にしました。

なぜ違和感があるのか不思議でしたが、見てみると洋室だけ壁紙やドアが微妙に違うんですよね。後から作ったみたいな感じ。
なぜか壁紙の一部分が黒くなってるし、なんかジメっとしてるんです。

息子も寝てるし、荷物を整理しようとクローゼットを開けました。

すると娘がクローゼットを覗きこみながら「ママ~なんで女の人が(クローゼットの中に)いるの?」

ビビりましたが「誰もいないよー?」と笑顔でクローゼットを閉めました。娘は「いたよ!こうやって(体育座り)座ってたよ!」と。
認めたくないのでスルーしました。

そのあとはセンサー式のチャイムが誰も居ないのに鳴りまくる、天井を這うような音がする、風呂場に謎の長髪が散らばる…などありましたが、普通に住みつづけました。

当時はその出来事より、乳児と幼児の育児の大変さの方が勝っていたんだと思います。

引っ越した後に聞いたのですが、社宅では人が亡くなっていたそうです。
亡くなったのは洋室で、改装したそうです。でも亡くなったのはオッサンなので、クローゼットの女の人は何のつもりなのか不思議ですね。


また、その社宅の隣には住人のいない日本家屋が建っていました。
月一くらいで庭師?が、亡くなった住人の息子さんに頼まれたと立派な庭の手入れをしてました。

立派な庭からはみ出た松の木が、社宅の庭に松ヤニを落とすので正直迷惑でした。
そんな迷惑な気持ちがあったからか、藤色の着物を着たおばあさんが般若の形相で「木を切るなぁぁぁあ!!」と叫びながら迫るという恐ろしくてチビりそうな夢を見ました。

その夢を見た朝、庭師?工事の方?が来て「この松の木ですが、伐採する事になりました。お庭に入って作業しても大丈夫ですか?」と言いました。

夢のおばあさんと、松の木の関係性は分からないですが、とりあえず「はい!大丈夫ですよ!」と答え、松は伐採されて社宅の庭はスッキリサッパリ。爽快でした。

ちなみに社宅の怪奇現象は祖父が亡くなった日から消えました。
亡くなったと連絡を受ける直前、玄関のチャイムが鳴りましたが誰もおらず、イタズラか?と思い戻ると、娘が「じぃちゃんが来た」と私の後ろを指差して言いました。
その日からキッチンの足音も、センサー式チャイム連発も無くなりました。
代わりに49日まで娘には私の祖父が見えているようでした。

祖母が倒れた事も娘が「じぃちゃんが言ってるよ」と教えてくれて、近くに住む母が渋々見にいくと居間で祖母が本当に倒れていました。

49日前には壁に向かい「じぃちゃんがバイバイだって~笑」と手を振っており、それからパッタリと祖父の話をしなくなりました。
初盆に久しぶりに「じぃちゃんが居るよ」と内緒話で教えてくれましたが「おいでって言われたけど、無視しちゃった!」と笑顔で言われたので、祖父に心の中で謝りました。

それから娘にしか見えない物の話は減り、6歳のときに「ベランダにおじさんの頭だけ浮いてる…」と言ったのが最後です。
怖いのでベランダにファ○リーズをまいたら「消えた…」と言ってました。