怖い話らぼ −怪談・都市伝説まとめ−

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カテゴリ:山にまつわる怖い話 > 山にまつわる怖い話1-20

六甲山に出る牛女ってしってる? 
実際アレを見た人に話聞いたよ。 

『牛女』にも色々種類あるらしいけどね。 
走り屋の間の噂では、牛の体に女の顔(般若という話もあり)で、車の後を猛スピードで追っかけてくる『牛女』。
あと、丑三つ時になると出る女の幽霊で『牛女』。
最後に、女の体に牛の顔の『牛女』。私が聞いたのはこの牛女の話。 
体験者は友人の両親だ。

4年ほど前のお盆の頃。2人は弟夫婦と共に、墓参りの為、実家に帰省した。 
4人は墓参りをし、実家で夕食をすませてから帰ることにした。 
他の3人は酒を飲んでいたので、おばさんが運転手、助手席にはおじさんが、後部座席には弟夫婦が乗り込んだ。 
実家を出たのはもう真夜中近くだった。

しばらく山道を走っていると、前方の道沿いに畑がある。 
あれ・・?
道路のすぐ横、畑の畦道に、着物を着た老婆が座っている後姿が見えた。 
首をうなだれ、背中だけが見える。 
「こんな時間におばあさんが畑にいるなんておかしいわね」
後部座席の弟夫婦とそんな会話をかわし、スピードを緩めた。 
老婆はこちらに背を向けたまま、身じろぎもしない。 
そして老婆の真横に来た瞬間、座っていた老婆が、クルーリとこちらに顔を向けた。 

3人が悲鳴をあげる中、突然エンジンが止まった。 
牛女が助手席側の窓を叩いた。 
バァーーン!! 
「きゃぁーーっ!早く車だして!!」 
おばさんは震える手で何度もキーを回すが、エンジンは一向にかかってくれない。 
「なんや!なんの音や!」
おじさんが叫ぶ。 
「なんでみんな騒いでるんや!?」 
「なんでって、あなたには見えないの?真横にいるのに!」 
「なにがおるんや!?なんで止まってる!?」 
バーーーン!! 
「牛の顔の老婆が窓を叩いてるのよ!!」 
「そんなもんおらん!」 
「いるのよ!そこに!あなたの真横に!」 
バーーーーン!!!! 
何度やってもエンジンはかからない。 
「どけ!かわれ!」 
おじさんが運転席に移り、キーを回した瞬間、嘘のように簡単にエンジンは回りだした。 
「はやくだして!」
牛女は追っては来なかった。 

それから里帰りの度にその道を通るが、『牛女』に会ったのはこの1回だけだったそうだ。 

「信じられへんような話やろ?でもこれ読んでみ」
一緒に話を聞いていた友人(体験者の子供)が、1冊の本を差し出した。 
『太平洋戦争末期、西宮が空襲にあった。
 牛の屠殺で栄えていた家が焼かれ、その家の座敷牢から頭が牛、少女の体をした物が出てきた。 
 ”それ”は周りが見つめる中、犬を食っていた・・・』 

時間の経過と共に、牛女もまた、人間と同じように歳をとっていったのか? 
ではなぜ、見える人と、見えない人がいたのだろう?


部室で無線機をチェック中に、「どうしても『SOS』としか聞こえない電波がFMに入るんだけど、どお?」と部員が聞いてきた。
その場に行くと、確かに長点・短点を連続3回クリックする音が聞こえる。
「間違い無いな!」とアンテナを振り、その方向は上越国境、信号強度は高い。
即座に顧問に連絡し車をだしてもらう。
警察には、確信も無いのでとりあえず報告は後にする。 

 電波の位置を特定する事をFXといい、われわれは車3台で渋川・沼田へ入り方向を確認。
3時間ほどかけてほぼ特定できたのが、谷川岳方向だった天神平。
駐車場へ車をいれると、平日の夕方ということもあり、止まっている車は少なかった。 

小型の無線機をポケットにいれて再度方向確認。
もうアンテナが無くても信号強度は強い。
3方向に分けて移動すると、先輩のbさんの無線機が飽和状態で、ハウリングを起こした。
通常こんなことは無いので、一同で驚く。
bさんに続いて登山道を入り、ほんの20m位でザックを発見した。
さらに見回したところ、男性の死体を見つけた。 
すぐに自分は取って返して、警察に連絡した。
こんなこともあるのかと一同興奮しながらも、警察がくるのを待った。

その時は誰も気がつかなかったが、もう無線機は音声を出していなかった。
当然、登山者が持っているものと、誰もが疑がわなかった。 
でもどうして?死体が電波を出すんだ?
警察も当然その事情を聞き、無線機を探したが、登山者は持っていなかった。

そしてその方は、死後2日はたっているといわれた。
こんな駐車場のすぐ近くで、誰にも見つからずいたのかと思うとふしぎだった。 
さらに捜索すると、沢の水の中からそれは出てきた。 
もちろん水没して使い物にならない。
ではいったい、誰が電波を出したのだろうか? 
もしやと思い、人数を動員して付近を捜索したかが、誰もいなかった。 
駐車場に残った車も、なくなった本人のものと確認され、登山カードも他にはなかった。

いったいだれが無線機で俺たちを呼んだのだろうと、
同窓会の度に話題になる、秋の日の思いでです。


引用元: ∧∧∧山にまつわる怖い話Part1∧∧∧


N県S村に、牛ヶ首という場所があります。私の祖母がその近郷出身です。 
小学生の頃にその祖母から聞いた、牛ヶ首近辺であった昔々の話です。

祖母の曽祖母の弟にあたる人が、金貸しをやっていました。(江戸時代らしいです)
私にとってはご先祖さまなんですが、残念ながら名前はわかりませんので、仮に太郎さんとします。
太郎さんは、高利貸しであったらしく、あまり評判は良くなかったようです。 

 ある夏の日、太郎さんは小僧さん一人をお供につれ、貸した金を取り立てるため、山中の集落に出向きました。
集落の人たちに貸していたお金の取り立てが、どのように行われたかははっきりとは伝わっていません。
ただ、山の集落の人たちは酒席を用意し、かなりお酒を勧めたそうです。 
そして太郎さんは酔っ払って、お供の小僧さんと一緒に、夜の山道を帰ったということです。 

で結局、太郎さんと小僧さん、二人とも家にもどることはありませんでした。
そのまま行方知れずとなりました。
山の集落の人たちに尋ねても、
「お金を返し、酒を飲んで別れた後のことはわからない」と、皆が答えたそうです。 

残された家族は、山の集落の人たちではなく、ふもとの村人たちにお願いして、山の中を捜してもらいました。
そして、帰り道とは逆方向の崖の下で、太郎さんの遺体をようやく見つけることができたそうです。
遺体はすさまじい形相をしていました。 

最終的には、夜の山道で酔っ払って落ちたんだろう、とされましたが、
帰るべき家とは逆方向にある崖から落ちたなんて妙な話だと、噂になったそうです。 
さらに、取り立てた(山の集落の人々が払ったといってる)お金は、結局どこからもでてきませんでした。
また、お供の小僧さんがずっと見つからないのは、
神隠しだとか、主人を殺して金を奪い逐電したんだとか、いろいろと噂になったそうです。 

わたしは、この話を初めて聞いた小学生の時から、
きっと小僧さんも、×のXXの人たちに殺されたんだと思っています。

山の集落は過疎のため、昭和40年代中ごろに廃村となっています。


引用元: ∧∧∧山にまつわる怖い話Part1∧∧


親父に聞いた話。 

30年くらい前、親父はまだ自分で炭を焼いていた。 
山の中に作った炭窯で、クヌギやスギの炭を焼く。 
焼きにかかると、足かけ4日くらいの作業の間、釜の側の小屋で寝泊まりする。 

その日は夕方から火を入れたのだが、
前回焼いた時からあまり日が経っていないのに、どうしたわけか、なかなか釜の中まで火が回らない。
ここで焦っては元も子もないので、親父は辛抱強く柴や薪をくべ、フイゴを踏んで火の番をしていた。 

 夜もとっぷり暮れ、辺りを静寂が支配し、薪の爆ぜる音ばかりが聞こえる。 
パチ・・・パチ・・パチ・・・
ザ・・・ザザザ・・・
背後の藪で物音がした。 
獣か?と思い、振り返るが姿はない。 
パチ・・・パチン・・パチ・・パチ・・・ 
ザザッ・・・・ザザ ザ ザ ザ ザ ァ ァ ァ ァ ――――――――――― 
音が藪の中を凄いスピードで移動しはじめた。 
この時親父は、これはこの世のモノではないな、と直感し、振り向かなかった。 
ザ  ザ  ザ  ザ  ザ  ザ  ザ  ザ  ザ  ザ  ザ  ザ  ザ   
音が炭釜の周囲を回りだした。いよいよ尋常ではない。 
親父はジッと耐えて火を見つめていた。
ザ・・・
「よお・・何してるんだ」 
音が止んだと思うと、親父の肩越しに誰かが話しかけてきた。 
親しげな口調だが、その声に聞き覚えはない。 
親父が黙っていると、声は勝手に言葉を継いだ。 
「お前、独りか?」「なぜ火の側にいる?」「炭を焼いているのだな?」 
声は真後ろから聞こえてくる。息が掛かりそうな程の距離だ。 
親父は、必死の思いで振り向こうとする衝動と戦った。 

声が続けて聞いてきた。 
「ここには、電話があるか?」 
なに?電話?
奇妙な問いかけに、親父はとまどった。
携帯電話など無い時代のこと、こんな山中に電話などあるはずがない。 
間の抜けたその言葉に、親父は少し気を緩めた。 
「そんなもの、あるはずないだろう」
「そうか」
不意に背後から気配が消えた。
時間をおいて怖々振り向いてみると、やはり誰も居ない。 
鬱蒼とした林が静まりかえっているばかりだった。 

親父は、さっきの出来事を振り返ると同時に、改めて恐怖がぶり返して来るのを感じた。 
恐ろしくて仕方が無かったが、火の側を離れる訳にはいかない。 
念仏を唱えながら火の番を続けるうちに、ようやく東の空が白んできた。 

あたりの様子が判るくらいに明るくなった頃、 
祖父(親父の父親)が、二人分の弁当を持って山に上がってきた。 
「どうだ?」
「いや、昨日の夕方から焼いてるんだが、釜の中へ火が入らないんだ」 
親父は昨夜の怪異については口にしなかった。
「どれ、俺が見てやる」
祖父は釜の裏に回って、煙突の煙に手をかざして言った。 
「そろそろ温くなっとる」
そのまま温度を見ようと、 釜の上に手をついた。 
「ここはまだ冷たいな・・・」
そう言いながら、炭釜の天井部分に乗り上がった・・・ 
ボゴッ 
鈍い音がして釜の天井が崩れ、祖父が炭釜の中に転落した。 
親父は慌てて祖父を助けようとしたが、足場の悪さと、立ちこめる煙と灰が邪魔をする。 
親父は火傷を負いながらも、祖父を救うべく釜の上に足をかけた。 
釜の中は地獄の業火のように真っ赤だった。火はとっくに釜の中まで回っていたのだ。 
悪戦苦闘の末、ようやく祖父の体を引きずり出した頃には、 
顔や胸のあたりまでがグチャグチャに焼けただれて、すでに息は無かった。 

目の前で起きた惨劇が信じられず、親父はしばし惚けていた。 
が、すぐに気を取り直し、下山することにした。 
しかし、祖父の死体を背負って、急な山道を下るのは不可能に思えた。 
親父は一人、小一時間ほどかけて、祖父の軽トラックが止めてある道端まで山を下った。 

村の知り合いを連れて、炭小屋の所まで戻ってみると、祖父の死体に異変が起きていた。 
焼けただれた上半身だけが白骨化していたのだ。 
まるでしゃぶり尽くしたかのように、白い骨だけが残されている。 
対照的に下半身は手つかずで、臓器もそっくり残っていた。 
通常、熊や野犬などの獣は、獲物の臓物から食らう。 
それにこのあたりには、そんな大型の肉食獣などいないはずだった。 

その場に居合わせた全員が、死体の様子が異常だということに気付いていた。 
にも拘わらす、誰もそのことには触れない。黙々と祖父の死体を運び始めた。 
親父が何か言おうとすると、皆が静かに首を横に振る。 
親父はそこで気付いた。これはタブーに類することなのだ、と。 

昨夜、親父のところへやってきた訪問者が何者なのか? 
祖父の死体を荒らしたのは何なのか?
その問いには、誰も答えられない。誰も口に出来ない。 
「そういうことになっているんだ」
村の年寄りは、親父にそう言ったそうだ。 

今でも祖父の死因は、野犬に襲われたことになっている。


 ある時、3人で沢登りに行ったが、15メートルほどの滝が、状態が悪くどうにも直登できなかった。 
やむを得ず、滝の左側の斜面を大きく回りこみ、滝の頂上に出ようとした時、
先頭を行く友人(A)が突然落下した。
滝つぼには岩が突き出ており、Aはその岩に顔面をぶつけたように見えた。 
苦労してよじ登った斜面を、別の友人Bとふたりで転がるように駆け下りたが、
その時、俺の耳に甲高い笑い声が響いた。


 そして眼前に、哄笑する男性の顔。 
その顔に構わず突っ込んだ刹那、足がもつれて俺は転んでしまった。 

とにかく、そんな事は気にせず起き上がり、下まで降りると、
先に下りたBが、Aを滝つぼから引き摺り揚げている所だった。 
Aの顔は腫れ、膨れ、鼻と目から出血していた。 
鼻といっても、完全に潰れて顔の中に埋まっている。 
のっぺらぼうというのは、あのような顔の事を言うのかもしれん。 

麓のキャンプ場で救急車を呼び、救急隊員が滝に到着し、Aを担架に固定した。 
滝までは獣道があるだけなので、救急隊員と俺とBの4人が交替で担架を持ったが、
顔面からの出血がひどく、その血が流れてくるので、担架を持つ手が何度も滑り、その都度担架は大きく揺れ、
Aは痛みを訴え続けた。 

ようやく救急車にAを乗せ、Bは病院まで同行する事になった。 
俺はもう一度滝まで引き返し、散乱している荷物を回収し、麓まで戻った。 

Aの車で出かけた為、仕方なくヒッチハイクしたが、
あちこちに血をつけた俺を良く乗せてくれたもんだと、妙な感心をしている。 

退院後、Aは「落ちる直前に、滝の上に赤い服を着た釣り人の姿を見た」と言い、
それから後の事は、良く覚えていないらしかった。 
病院に担ぎ込まれた直後、
「赤い服を着た人が居る」とか、その人を「滝で見た」とか、大騒ぎしたらしいが、
それも本人にすればうわごとで、一切覚えていないとの事。 

Aはかなりの手術の末に一命を取り止め、結婚し、子供にも恵まれた。 
そして2年ほど前、仕事中の事故で高所から落下し、死亡した。 



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