怖い話らぼ −怪談・都市伝説まとめ−

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カテゴリ: ラジオの怖い話

ある朝、女子大生の裕子は、ラジカセの留守録をセットした。
夕刻、FMで放送される音楽番組を録っておこうと思ったのだ。

その夜、アパートに帰った裕子は、カセットテープを巻き戻し、
再生ボタンを押した。ところが肝心の番組が録れていない。
原因はすぐに解った。ファンクションスイッチを「外部録音」に
したまま、タイマーをセットしていたのだ。お蔭でラジカセは、
誰もいない部屋の音をずっと録音し続けていたのである。

がっかりしてスイッチを切ろうとした時、裕子はスピーカーから
僅かに聞こえる声に気づいた。「何かしら?」
不思議に思いながら聞いてみると、どうやら声は二つ。
どちらも小声ではあるが、幼い少女のようだ。

「もっときれいにすればいいのにね」
「本当よね、きれいにすればいいのにね」
裕子は最初、それが何のことか解らなかった。
会話はなおも続いた。

「このままじゃ嫌よね」
「もっときれいにすればいいのにね」
「本当よね」
裕子は自分の顔から血の気が引いていくのを感じた。

ゆっくりと、背後を振り返る。
部屋の隅の大きな洋服箪笥の上に、数年前友達から貰った
二体の少女人形がある。長い間そのままにしていた二体は
埃にまみれ、煤けた顔で、裕子を見つめるように座っていたのだ。

地元の小中学校の時の友達で、親の不動産屋継いで今不動産屋
やってるやつがいるんですけど、まあ結構面倒見のいいヤツだから、

まあ仲間内は「こういう物件ない?」とかいろいろ聞いて
「あ~それだったらこういうマンションがあるよ」とか
それから「アパート捜してくんないか?」って友達でも結構な
人数が世話になってる今でもすごい仲いいヤツなんですけど。

なんかそいつが、
「こないだ、あの~中学校時代のアイツから電話あってさ」
こいつ嫌なヤツで本名出せないんですけど
「あいつから電話あってさ、あの無理難題言われちゃってさ、

『駅からはそんな近くなくてもいいんだけど一戸建てでね
都内で10万円ぐらいの物件ないか?』って言われてそれは無いと。
いくら知り合いで儲け無しで考えてもそれは出来ないよ
って言ってさ、たいして仲も良くなかったのに切ったんだけどさ。
したら1週間ぐらいしてまた電話かかってきて、

『おまえなんかに頼まなくても足で探せばあるんだよ。
見っけたからさ~もう2度と頼まないから』ってこういうこと言われて
カチンと来ちゃってさ(あるわけないじゃん。都内で一戸建てで
10万切るとこ?んなん無いよ)って思ったんだけど、
実際ね、その遊びに行ったヤツとかいて結構な間取りの住んでるらしいんだよ」

んな話してて一月ぐらい経った頃かな?もっかい不動産屋の友達と会ったら
「あれからさアイツからまた電話かかってきてさ」
で、その家借りたヤツってのは霊感とか全然無くて、どっちかというとものすごく鈍感なね、
それこそ人の気持ちがわからないから嫌われるような、ってちょっといるじゃないですか?
そういうヤツだから、全然そういうの無いヤツなんだけど、

「俺んちに遊びに来たやつがみんなケチつけて帰るんだよ。
なんか霊が出るとかオバケだとか、すっごい腹たっちゃってさ~。
例えば泊まってて夜寝てると、なんか壁をドンドンドンドン!ドンドンドン!!
って叩く音が聞こえるとか、

あと2階の廊下でなんか痩せこけた小学校位の女の子が歩いてるの見たとか。
こんなの言われたら腹立つだろ」
自分が怒らせてるのも分かってないから
「1回おまえもね、不動産屋としてね、俺の物件がどれだけお買い得か見に来てくれよ」
とか言われて行ったんだって。

行ったら表から見たらなるほどこれはこの値段は凄いなぁって物件なんだって
で呼び鈴押して中入ったらそいつが出てきて
「あ~よく来てくれたね」って出てきたそいつが
なんか痩せこけちゃって(わ、コイツ大丈夫か?)って顔つきなんだって。

だけどそんなこと言えないから
「おぅ…ひ、久しぶりだね」
「どうだいい物件だろ!」
「い、いい物件だね…
おまえ自身にはなんか変わったこととか、おまえが体験した事ってないの?」
「俺は無いよ!別にオバケとか信じないしね。
だいたいみんな俺がこういういい物件借りたからケチつけたいだけなんだよ」
って、その痩せこけた顔のまま明るい口調で言うんだって。
「だけど、ただいっこあったけどどうでもいいことだな。入ったその日に
電話取り付けて、電話とって『では電話番号メモして下さい』って言われて、
あ、いいよって思ってあ、メモなんかないかな?書くもんなんかないかな?

紙あるけど… あ、これでいいやって電話番号メモして電話切った後に
青いクレヨンを自分で持ってるんだって。でもクレヨンなんて使わないからね
あ、なんでこんなんあるんだろう?あ、前住んでたヤツが忘れてったのかな?
まそれぐらいかなと。それはオバケじゃないからね。ただクレヨンだもん」
ま、そりゃそうだなと。

「広い家なんだよ。2階も見てよ」
って2階行ったとたんに …おかしいんだって。
「おまえ…この家おかしいよ」
「おまえまでそういう事言うのかよ!えぇ!おまえだいたい俺が捜してたとき
無いつぅたろう!だからおまえは悔しくて言ってるんだ!!」
「そうじゃない、そうじゃない!俺はプロだからプロとして言うんだよ。

霊感とかは俺も無いから。あのな、ちょっとなんか紙あるか?…
な、ちょっとこうだろ?これ外から見たら真四角の家だよな?
1階の間取りがここにキッチンがあって部屋があってトイレがここで
バスがこうだろ?な?で占有面積がこのくらいなんだよ。

で2階の間取り書くぞ。ここに部屋があるだろ?これが部屋でここが×畳だから、
この廊下の突き当たりは4畳半の部屋があるはずなんだよ。
どうみてもそうだろ?ほら、そうじゃないと面積があわないだろ?」
「…ほんとだ…ここ突き当たり壁なのに…」


よく見てみたら1階も2階もほとんど同じ壁紙なのに
その廊下の突き当たりのとこだけ壁紙が新しい、違う。
じゃあ剥がしてみようってベリっと剥がしたらドアノブのないドアが出てきた。
釘が全部うってある。

「なんだこれ…」
「あ、開けていいか?直すのはそんな金かかんないから」
ガッって開けたらなかに

へ や じ ゅ う に 青 い ク レ ヨ ン で

おとうさんだして
おとうさんだして
おとうさんだして

って書いてある

とある夫婦が、安い値段で一軒家を買った。
駅から近く、なかなか広いので
なにひとつ不満はなかった。
しかしひとつだけ不思議な点があった。

それはなぜかいつも廊下に赤いクレヨンが転がっているのだ。
妻が何度拾っても。最初はさほど変に思わず片付けていたが、
次の日も、その次の日も転がっている。
しかも廊下の決まった場所に。夫婦に子どもはいない。

さすがに気味が悪くなった夫婦はこの家を売った不動産屋に
相談した。すると不動産屋は重い表情で家の間取り図を取り出してきた。
間取り図をよく見るとあきらかにおかしいところがあった。

部屋がひとつ多いのだ。しかもいつもクレヨンが転がっている廊下に。
夫婦はどういうことかと問い詰めた。
すると不動産屋は重い口を開いた。

不動産屋の話はこうだ。
ーあの家には以前男の子と両親の3人家族が住んでいた。
男の子は両親にひどい虐待を受けていて
ろくに食事も与えられず部屋に閉じ込められていた。
やがて男の子は餓死し、両親はすぐに引っ越していった。

その後家はきれいに片付けられ新しい住人が引っ越してきたが
『あの部屋に入ると気分が悪くなる』と言ってまたすぐに出て行ってしまった。
次にやってきた住人も同じように。
しかたなく不動産屋はその部屋を壁でふさぐようにリフォームした。
そしてやってきた新しい住人があなたたちなのだ、と。

「じゃあクレヨンもその部屋が原因なのかも」
夫婦は不動産屋とともに真相を解明すべく
閉ざされた壁を壊すことにした。
壁を掘っていくとたしかに空間があった。

その部屋は廃墟のような異様な雰囲気が漂っている。
夫婦は中に入り周りを見渡した。
その瞬間ふたりは言葉を失った。
壁一面に赤いクレヨンで文字が書かれていたのだ。

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