怖い話らぼ −怪談・都市伝説まとめ−

怖い話をまとめたサイト。2ちゃんねるやホラーテラーの怖い話、意味がわかると怖い話、実話の怖い体験談、都市伝説などを毎日更新。3ヶ月に1度は怖い話のランキングも作成。

タグ:土地にまつわる怖い話

前住んでたとこ。2Kの新しいマンション。
深夜のすごい静かな時間帯にトイレでうんこしてたら、壁の向こうで話し声がする。 
女が(たぶん)1人でボソボソ&ケラケラーって笑う。
その頃、隣は引っ越したばかりだったんでおかしいなと思い、 
壁に耳をくっつけて聞いてたら、確かに女の声がする。独り言っぽい。 
少ししてピタっと声が止んで、「あれ?」なんて思っていると、
急に俺が耳をつけている壁を向こう側からドンッ!と叩かれた。
慌てたもんだから流さずにトイレ出て部屋戻って、閉め切って、酒煽って寝た。 
翌朝、「誰か引っ越して来たかもな」なんて考えてみることにした。 
明るいうちはそんなに気にしなかった。 

その日の午後に、ちょうど3件隣の一軒家に住む大家さんとスーパーで会った。 
「こんにちわ。隣、すぐ入ったみたいですね」と言うと、「入ってないよ」と。 
しかも「ちゃんと新しい鍵かけてるから誰も入れない」なんて。
結局その足で大家さんが確認に来たが、やはり閉まっていた。
開けたらなぜか床に大きな水たまりがあってね。台所の周りに。びびったよ。 
天井見ても全く雨漏りの気配なんかなかったんだけど。他はきれいだったし。 
大家さんは「頼んでるリフォーム屋さんはこんなミスしない」って言ってた。 
しかも最後に掃除したのって2週間くらい前なので、水があること自体おかしい。 

それから、次の更新しないで引っ越ししたっす。


引用元:何でもいいから怖い話を集めてみない?Part4
このエントリーをはてなブックマークに追加


怖い思い出話を少々 

友人と恐怖スポットに行く事になり、ネットで色々調べました。 
まぁ、有名な場所と言う事もあって、 
その時は千駄ヶ谷トンネル、小坪トンネル、八神神社?(名前忘れました)、
東京タワー、青山墓地、そして富士の青木ヶ原樹海に決定しました。 

カーナビ付きのレンタカーを借り、映像を映したかったので8ミリビデオをレンタルして、夜の18時に出発。 
順番は八神神社→東京タワー→青山墓地→千駄ヶ谷トンネル→小坪トンネル→樹海の順で行きました。 

八神神社はごく普通の神社でした。
東京タワーはカップルだらけでした。
青山墓地はタクシーが多かった。
千駄ヶ谷トンネルは、その場所の上に墓地があるのでそこに行き、
そうしたら人が通ると反応するセンサーライトがあり、いきなりそれが付いたのでびっくりして逃げました。 
小坪トンネルでは、うちらと同じ目的で来ているグループもあり賑やかでした。 

最後の樹海ですが、そこに着いたのが朝の6時。 
太陽もうっすらと出てきており、明るかったのですが折角来たので入りました。 
さすが樹海。見渡す限り、木、木、木、です。 
しかも早朝ともあって、とてもすがすがしかったです。 
これでは何しに来たのか分からないので(元々目的はありませんが)、夜が来るのを待つことにしました。 
近くで時間を潰し、ワイワイと楽しみました。

外も薄暗くなってきたので、再度樹海に出発。 
朝には気が付かなかったのですが、本当にあるんですね。 
『自殺をする前にもう一度考え直しましょう』と書いてある看板。 
そんな看板を横目に、樹海に入り込んでいきました。

辺りはもう真っ暗で、すぐ隣にいる友人さえライトがなければ確認出来ない状況です。 
ライトを2つ持っていったのですが、それでもとても暗かったです。 
3人で行ったのですが、その1人が「俺、怖いから車で待ってるよ・・・」と言い出し、
途中まで来ていたのに1人で戻ってしまいました。 
1人で帰る方が怖いと思いましたが、特に引き止めませんでした。 
もう1人の友人がその時、「車の中で1人で待ってる方がこえぇーよ」と言い、全くだと思い大きくうなづきました。

うちらはそんな事をぶつぶつと言いつつ、奥へと向かって行きました。 
ライトが2つから1つになってしまい、より一層暗く感じます。 
そんな中でも少しほっとしたのが、道路があるからです。 
明かりもない道路なのですが、人工物と言う事で私はほっとしていました。 
でも樹海に来たのですから、道をそれないとね。 
うっそうとしたしげみと木々を避けながら、原生林の中へと入って行きました。 

5メートル位進んだのでしょうか。 
先程まで人工物があったという感覚等まるでありません。 
足元は土、周りは闇。方向感覚を失いそうです。 
その中を小さな明かりを頼りに奥へ奥へと行きました。 


やはりありました。 
予想はしていましたがありました。人がここに居たと言う証拠。 
そこには、毛布、空き缶、本等がまとまって置いてあります。 
こんな原生林の中で生活する訳もないですから・・・。 
理由は言わずとも分かる事と思います。

更に進むと、どんどん出てきます。出てくると言うか発見ですかね。 
木からぶら下がっている縄。靴、衣服等。 
ここへ来てしまう人達は同じ思考なのでしょうね。 
そして、同じ場所で・・・。 
それとも、誘われてる?引き込まれてる? 
そう思うと寒気がします。 

その時、ふと隣にいる友人を見ました。 
こんな時思ってしまうんですよね。隣にいる友人が違う人間だったらどうしようと。

その友人だったのでほっとしましたが、友人の表情がおかしい。 
とても険しく、何かを考えてる様子。 
「どうしたの?」と私が聞くと、びっくりした顔で私を見てきます。 
まぁ、今まで特に会話もせずに奥へ奥へと来てしまいましたから、いきなりで驚いたのでしょう。 
そんな事を私が思っていると、
「なぁ、後ろに誰か居ないか・・・?」と言います。 
私は『きたかっ!』と思い、少しワクワクしながら後ろを見ました。 
振り向いたのはいいのですが、暗くて何も見えません。 
ですが、何かがすぐそこにいる気配を感じます。 
月明かりすら入ってこない原生林。 
真っ暗で何も見えないのですが、確かに何かがいるのです。 
友人はそれを感じていたのでしょうね。 
私は友人からライトを奪い、その何かを照らそうとしましたが、友人がライトを渡すのを拒みます。 
「見ちゃいけない!」
それでも私は見たいので、「貸しなさいよ」と言いましたが、 
「見ちゃいけない!!」と友人は強い口調で、私に罵声を浴びせる程の大声で言ってきます。 

そんなやり取りをしていたら、ふと気配を感じなくなりました。 
友人もそれを感じたのか、表情が穏やかになり、
「戻ろう・・・」と一言、力弱く言います。 
私も小さくうなづき、戻る事にしました。 

木々を避けながら、草を掻き分けながら、前へ前へと。 
気持ちが落ち着かないせいか、早足になっているうちら。 
しかしふと気が付くと、先程の気配が後ろから付いてくるじゃありませんか。 
「何か来てるね」と私が言うと、友人は小さくうなづきました。 
以心伝心とでも言うのでしょうか。同時にうちらは走り出しました。 
しかし、後ろの気配も同じ速度で追ってくるのが分かるのです。 
さすがの私も怖くなり始めました。 
「こりゃやばい」と、つい口に出てしまいました。 
「うふふ、そうだね」 
えっ・・・?女性の声・・・? 
私はすぐに隣にいる友人を見ました。友人もこちらを見ています。しかも、ものすごく驚いた顔で。
そうなんです。その声は後ろから聞こえてきたんです。 
うちらはその声を聞いて、更に早く走り始めました。 

もう無我夢中でした。 
とにかく前へ前へ。小さなライトの明かりを頼りにとにかく走りました。 
それでも、後ろの気配が付いてくるのが分かります。 
髪が乱れ、体のあちこちに木々があたろうが、そんな事気にもせず走りました。 

やっとの思いで道路まで戻る事が出来ました。 
ふと安心してしまい、走る速度を落としてしまったのです。 
その時、私のすぐ頭の後ろで、
「ねぇ、待ってよ」と言う声がしたんです。 
もう私は全ての毛が逆立つ思いでした。
私はまた走り出しました。ここまで来れば車までもう少し。
そして、すぐに車が見えてきました。 
その時、車で待っている友人がエンジンをかけだし、バックだと言うのに車を走らせるじゃありませんか。 
私は心の中で『置いてかないで』と叫びました。
本当なら声に出して言っているのでしょうが、走って疲れているせいか声が出ませんでした。 
やっと追いついたと思うと、車は加速して追いつけない。 
また追いついたと思うと、また加速する。 
それを何回か繰り返した後、やっと車に乗り込むことが出来ました。 

乗り込んでほっとした時、気が付いたのです。 
無我夢中で隣の友人の存在を忘れていた事に・・・。 
ちゃんと車に乗っているので、再度安心しました。 

しばらく沈黙が続きましたが、私が「何で車で逃げたのよ!」と強い口調で言い放ったのです。 
そしたら友人は、「お・お前らの後ろから、大きな人魂が追いかけてきてたんだよ・・・」と言いました。 
私はこれ以来、心霊スポットと言う所には行かないようになりました。

とても長々と書き込みましてすいません。 


長文読んでくれてありがとう。 
でも、少し続きがあるの。 

この後にね、車が動かなくなっちゃうの。 
そんな状況でも、疲れていたのかな。みんなで眠る事にしたの、動かない車の中で。 
私と車で待っていた友人は6時間位で起きたのだけど、
一緒に樹海の中に入った友人がどんなにゆすっても起きないの。
その友人が起きたのは2日後。 
そんな不思議な体験をしたわ。


引用元: ほんのりと怖い話スレ その18

このエントリーをはてなブックマークに追加


2~3年程前の夏に、海水浴場で有名(?)な白良浜でバイトしてた知人から聞いた話の1つを紹介します。 

話題を提供してくれたその知人自身は、霊感なんて物とは無縁らしく、 
約3ヶ月近く元旅館だった店でほぼ1人で住んでいたそうですが、
皆さんが喜ばれるような体験は無かったそうです。 
自分しかいない筈の2Fの廊下を、スリッパを履いて歩く様な音がしたくらいだそうです。

・・・と、前置きが長くなりましたが本編いきます。 

皆さんは、観光名所といわれる白浜の三段壁をご存じでしょうか? 

下の方に洞窟があり、なんとか水軍とかいう海賊かなにかのアジトがあったといわれてる所なんですけどね。 
で、本題。
その話をしてくれた知人と同じ場所でバイトしている、自称霊感が強いと言う女の子がいました。
その子の体験談の1つです。 

まぁ、その子(A嬢)、いわゆるヤンキーと言われるタイプの子でして、 
そのA嬢と彼氏(A氏)、A嬢の友人のB嬢と彼氏(B氏)で、ある悪戯を思いつきました。 
その悪戯ってのが、
自殺の名所ってか飛び降り場所に靴を脱いで並んで立って、そこを通る観光客を脅かそうというものでした。
結果は成功。場所が場所だけに、幽霊を見たと思い逃げる人、目をそらして足早で通り過ぎる人等。
その成果に4人は満足し、A嬢カップルとB嬢カップルは、交代で人を驚かせて楽しんでいたそうです。

そうこうしている内に、時間で9時過ぎくらいですかね。
A嬢とA氏が茂みに隠れ様子を見る、B嬢とB氏で飛び降り場所に立つ、という時にそれは起こりました。 

それは、浴衣を着た中年の男性でした。 
暗くて顔は分かりにくい状態でしたが、その男性はおそらく怒りの表情で二人に近寄り、
平手打ち(ビンタっすね)をかました後、安易に自殺に走る若者にひとしきり説教した後、帰っていきました。 
とまぁ、ここまでは良くある話でしょうが、問題は、その中年男性を見たのはB嬢とB氏だけでした。 
茂みに隠れていたA氏にはそれが見えず、B嬢とB氏が何をしているのかと首をかしげていたそうです。
霊感があるらしいA嬢にはその男性がうっすらと見えていて、
その男性が去る際、こちらを一瞥してそのまま闇に消えていったそうです。


ほんのりと怖い話スレ その13
このエントリーをはてなブックマークに追加

私新潟のかなり田舎の方に住んでるんだけど、農家だからあんまり人に会わないんだよね。田んぼとか畑とかばっかでさ。
だから人がいるとすぐわかるんだ。 
でさ、うちの私有地に…というより祖父の私有地に古井戸があるんたけどね。 
もう使われてない古井戸で、
昔そこで男の子が落ちて死んでしまったらしく、厳重に蓋をして子どもが落ちないようにしたんだと。

それなら壊せよって話だけど、
なんか神様系関係?…のよくわからんのだけど村の取り決めでそこを壊してはならないらしくて、ずっと放置されてるんだ。で、本題なんだけど、
帰り道そこ通ったらさ、小学1、2年生位の男の子が古井戸の蓋の上で遊んでたのよ。
狭い村だから一人で遊んでるのって珍しくて、
子ども少ないから年齢関係なく皆で遊んでることが多いのにどうしたんだろうって私は思った。 
しかも厳重に重たい蓋をしてあるといってもだいぶ古くなってたから、
何かの弾みで壊れることだってあり得るので、私は注意しようと思って近づいたんだけど、
遊んでるっていうよりは、ずっと蓋の上を飛んでるみたいで、何が楽しいんだがってずっと同じことを繰り返してた。
夜だったらそれなりに怖かったんだろうけどね。

「そこ危ないよ。上がっちゃだめだから降りておいで」って言ったら、
ピタッと止まってめっちゃ睨まれたからビビった。
え?子どもってこんな顔出来るものなの?ってぐらい怖くて、竦み上がってると、
男の子がにっこり笑って「降ろして」って言うから、ちょっと安心して手を伸ばしたら男の子がバッて落ちた。
え?て思ってよく見たら蓋が壊れてて、古井戸の中からスゴい水しぶきが聞こえて焦った。
蓋が壊れて落ちたんだって理解した瞬間、どうしようどうしようって怖いし焦ってて、
暫くその場から動けなくて、まともな判断なんか出来なくて。

とにかく誰か呼ばなくちゃって思って半泣きで行こうとしたら、祖父が立っててビックリした。 
もう驚きすぎて息できなくなっちゃってそのまま気を失って、起きたら次の朝になってた。
きっと私、真っ青になってたんだと思う。
泣きじゃくりながら意味不明なこと叫んでたって親が言ってたよ。

で、苦心して私から聞き取った言葉で、親も大変なことになってるってわかったみたいで、警察に電話するかって言い始めた。
そんな中で祖父が寝室から出てきて、親がそのことを話すと、そんなはずないと言い出した。

「だんなさま(古井戸の場所をなぜかそう呼ぶ)んとこの井戸なんかなんにも壊れてなかった」と言うんだよ。
そんなはずないって言って、古井戸の所に行ってみたら蓋は壊れてなかった。 
おかしい、確かに落ちたのを見たのに。
親はきっと幻でも見たんだよって言ってたけど、祖父は何も言わなかったなぁ。
2年前に勘当されてそれ以来会ってないけど、あれがなんなのか今なら聞ける気がする。
予断だけどその土地は元々墓場だった所が多くて、墓を壊して家を建てたりしたらく、あまりいい土地ではないらしい。
 

何でもいいから怖い話を集めてみない?Part4
続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加


爺ちゃんは当時すごい田舎の山村に住んでて、村にはあまり評判のよくない医者が一軒しかなかった。
それで爺ちゃんの知り合いの年配の男性が盲腸になって、しかたなくその医者に手術してもらったんだけど、
膿の処置が悪かったとかで腹膜炎を起こしてしまったんだ。
これは市の病院に運んで腸を出して洗うしかない、ということになったが、
真冬で豪雪地帯なのでバスは動かないし、鉄道は最初からない。
けれど運のいいことに、たまたま村に陸軍の部隊が駐屯していて、
事情を話したら馬そりにのせて市まで運んでもらえることになった。

それで鎮痛剤を打って毛布でくるんでそりにのせたんだけど、 
ものすごい苦しみようで、のたうち回るようにして毛布をひっぺがしてしまう。
それですごく村の医者を恨んで悪口を言い続けていたという。
医者がちゃんと処置してればこうはならなかったのにっていう、逆恨みに近いものだったらしい。
あまり暴れるんで道中、看護兵が一人その人について様子を見てくれてたんだけど、
とうとう行軍中の夕方に亡くなってしまった。
これはその看護兵がきちんと死を確認して間違いはなかったらしい。

それでもう病院に運ぶ必要もないからということで、
途中の民家に遺体を置かせてもらい、村から人を出してその人の家に戻すことになった。
そこで民家の人に事情を話して、毛布にくるんだまま戸板にのせて馬小屋に寝かせて置いた。

そして朝になって、その家の人がお線香をあげようとしたら、毛布ばかりで遺体がなくなってた。
どこで見つかったかというと、村の手術した医者の家の前。
カチカチに凍りついた状態で両目を見開いたまま、医者の玄関前の雪の中につっ立った状態で死んでた。
戸を開けてすぐにそれを見てしまった医者は、仰天して腰をぬかしたらしい。
それが元になったのかはわからないけど、その医者も一年たたないうちに心臓病で亡くなった。

上に書いたように看護兵がその人の死を確認しているし、
そもそも豪雪の中を夜から朝にかけて歩いてもとうていたどりつける距離ではなかったって、爺ちゃんは強調してた。
それから後日談と言えるかわからないけど、
その村はずっと無医村の状態が続いていて、
村の診療所にいくら新しい医者を迎えても、みな一年くらいでやめてしまうんだそうだ。


引用元:何でもいいから怖い話をあつめてみない? 
このエントリーをはてなブックマークに追加


群馬県と埼玉県を結ぶ静かな山沿いの町を抜ける道路は、神流川を縫うように走っている。 
左に御荷鉾山をいただき、ゆるやかな流れの所々にカラフルなキャンパーのタープが点在している。
そろそろ夕刻も近い。 
キャンプで過ごした3日間を助手席の妻と語りながら、明日からの仕事を考えてため息をついた。
子供たちは後ろのシートで寝息を立てている。
川の流れが大きくひろがり、深い群青にかわり湖のような景色に変わった。 
神流湖。人口湖だが都心から近いこともあり人気も高い。 

「あなた、トイレに寄らしてもらってもいい?」 
「そうだな、俺も飲み物でも買うかな。もうすぐレストハウスがあるよ」 
数キロ先のトンネルを抜けるたあたりにある筈だった。 

道路はゆるやかなカーブに差し掛かり、軽くブレーキを踏んだ。 
その時、前方に道路の右側を多くの人たちが歩いているのが見えた。 
こちらに背を向け、東京方面に向かっている。
色とりどりの服をまとい、子供、老人、男も女もいる。
特にハイキングのような格好をしているわけではない。 
ゆっくりとその団体を追い越すのに暫くの時間を要した。東京でもなかなか見られない光景である。
ミラーには所々でこちらに向かい手をあげる人も何人か見えた。
先頭はちょうどトンネルに入ろうとしていた。 
「歩け歩けでもないんだろうけど、何なんだろうね」と妻に問い掛けた。 
「急いで!」 
急に妻は声を張り上げた。
振り向くと、妻は前方を凝視しながら「止まらないで!」。 
私はわけのわからぬままアクセルを踏み込んだ。幸いトンネルに対向車はなかった。 

トンネルを抜け、レストハウスの駐車場まで一気に車を滑り込ませた。 
「どうしたんだ」
「みんな、靴をはいていない」 
「靴?何のことだ」
そして、私はあることに気がついて愕然となった。 
駐車場から見通せるそのトンネルから、出て来る人の姿はなかった。何分たっても。 

昭和○○年8月羽田を発った日航機は、迷走しながら神流川上流の御巣鷹の尾根に墜落した。
ボイスレコーダーには、乗客に靴を脱ぎ安全姿勢を取るようにと機長からの放送が残されている。 
*現在ではエマージェンシーでも靴を脱ぐ指導はしていない。 

神流湖の近くでヒッチハイクの人を拾ってはいけない。特に靴をはいていない人は。 
「10年前のあの8月の事、帰りたいんだ・・・我が家へ」


ほんのりと怖い話スレ その5
このエントリーをはてなブックマークに追加

高校生の頃に霊感が一番ピークだった弟の話。 

弟には小さい頃から霊感の強い友達がいる。(仮にAとする)
その日、学校帰りにAの家に遊びに行く途中の事。 
なにぶん田舎なもので、近くにコンビニすらない。 
しかし、家には飲み物もないということで、自販機で買うことに。 
その場所は、Aの家まで100㍍もない一本道の途中である。 

自販機の前でAが「何にする?」と聞いてきた。弟は「コーラ」と答える。 
小銭をじゃらじゃら用意して、いざ買おうとしているAの手が不意に止まった。 
「ん?」と思って見ていると、Aがゆっくりと首を左手に回した。 
一本道の周りは田舎らしく田んぼだらけだが、そこだけはちょっとした空き地になっている。 
とにかくAはその後、すぐに弟の方を向きなおした。
その顔をみて直感した。見たな、と・・・ 
ヤバイと感じたが、弟も左側に目を向けた。 
女だ。真っ白な着物を着ているようだが、その姿は透けている。 
女はそっぽを向いていた。弟は更に目を凝らす。 
どうやら胸に何かを抱いているようだ。
何かに包まれている・・・ん?赤ん坊か?そう思った瞬間、胸に抱えたそれは赤に染まった。 
そして女は、少しずつこちらに首を向き始めた。 
Aがその間に急いで自転車に戻ったところで、二人はその場を一目散に逃げた。 

家に無事帰りついたところでAが語る。
「恨みの念がいっぱい伝わってきたな・・・」
それは弟にもわかった。
弟はあせった。あの道は一本道、帰るにはあそこを通る以外ない。 
しかし、Aが見たのは初めてだと言う。 
当然のようにその日は、お泊りになりました・・・。


ほんのりと怖い話スレ その5
このエントリーをはてなブックマークに追加


伯父に聞いた戦争中の話です。 
実家は長崎にあるのですが、伯父は原爆が投下された時には少し離れた市の親戚の家にいたので無事でした。 
戦争が終わってしばらくして実家に戻ると、家の裏にあった井戸が埋め立てられていたそうです。
なぜ埋めたのかときくと、被爆した人が何人か井戸に落ちたからだとか、もともと水が枯れた井戸だったので、
近所の坊さんを呼んでお経をあげてもらってから埋めちゃったそうです。

毎朝、井戸のあった場所にお水をかけるのが実家の習慣になったんだけど、
十数年経って少し生活に余裕が出てきたので、お正月にお酒をかけてあげたんです。 

夜になってトイレに行こうと外に出た伯父が(トイレは外にある)井戸のあった場所の方を見ると、
そこに赤ん坊を抱いた女性が立っていました。
ちょっと離れた位置にいたんですが、
その女性が「お酒ではなくてお水をください…」と言ったのがはっきり聞こえたとか。
伯父が慌てて水を汲んで戻ってくると、すでにその女性はいなかったそうです。


引用元:ほんのりと怖い話スレ その3

このエントリーをはてなブックマークに追加


 20年前、山を切り開いた地にできた新興住宅地に引っ越した。 
その住宅地に引っ越して来たのは私の家が一番最初で、
周りにはまだ家は一軒もなく、夜は道路の街灯だけで真っ暗だった。
家は住宅地の端で、隣には整地されていない草むら。
そして草むらは山に続いていた。

その家に越してきてから暫く、家族皆が調子を崩した。
父は原因不明のできものが背中に出来、母はだるさで病院通いを続け、兄はやたらと車の事故を起こした。
私は不注意でやたらと切り傷やあざを身体中につくった。 
が、そのような不調もいつかなくなり、家族そろって新しい家にも慣れた。 

家が建って一年経った。
新興住宅地も随分家がたって賑やかになった頃、父が話してくれた。 
家族が調子を崩していた頃、父は夢を見たそうだ。
大きな蛇の夢で、草むらからじっと父を睨んでいたらしい。
そして次の日、父は家の傍の草むらでその蛇を本当に見た。 
蛇は胴の径が10センチもあろうかという大きさで、体調は2メートル程もある大きさだった。
父はなぜか申し訳ない思いになり、蛇に話し掛けたそうだ。 
「この地に昔からいたのだろう。勝手に来て申し訳ない。
 でも、いまさらここを離れるわけにはいかない。
 この地を大切にするからゆずってくれないか。 
 それと、俺の前にはどれだけ姿を現してくれてもいいが、家族は正直言ってその姿をみると怖がる。
 頼むから俺の前だけに姿を現してくれ」 
蛇は暫く父を睨んでいたが、ゆっくりと山に向かっていったそうだ。 
父はその日、寺に行き、酒を納めてきたらしい。 
家の不調が改善されたのは、その日からだと父は言っていた。 
そして父はその後、蛇を見ることはなかったそうだ。


引用元:ほんのりと怖い話スレ その2
このエントリーをはてなブックマークに追加

↑このページのトップヘ