怖い話らぼ −怪談・都市伝説まとめ−

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タグ:学校の怪談

当時の子供達が憧れていた第一高等学校の寄宿寮に、あかずの便所があるという話を聞いた。 
夜、一人で便所に行くのは、生まれて初めて自分の家を離れた十八歳やそこらの旧制高校生にとって、おそろしい経験だった。

寄宿寮には、深夜に幽霊が出るという噂の便所が一つあった。 
そこに胆だめしに行くというところまで話の弾みでなってしまって、一人が立って出かけていった。 
彼は用を済まし、なんだ何も出やしないじゃないかと戸を開けようとしたら開かない。
がりがりと爪で戸を引っ掻き、そのままになった。

実はもう一人の友達がこっそりつけていって、外から戸を押さえていたのだが、
その友人は、静かになったのを怪しんで戸を開けてみると、中の男は心臓麻痺を起こして死んでいた。 
数日後、同じ便所でその友人は首をくくって死んでいた。 

以来、この便所には行くものがなくなり、あかずの便所になったという。 

自分の意図をこえて悪事をなすおそれについて取り上げた話。

小学生の時の話。

隣のクラスのおっちょこちょいの悪童Iは、
授業中に私たちのクラスの掃除用具入れのロッカーに忍び込み、 
授業途中でワッ!と飛び出し、クラス中を沸かせて走り去るというパフォーマンスを思いつき、
次の授業で実行することを、私を含めた数人に打ち明けた。
ま、よくある(かどうかはわからないが)ヒーロー気取りの悪ふざけである。 

当時、教室の後方には、各生徒がカバンなどを置いたりするための棚があり、
その左端、廊下に近い側には、ほうきやモップ、ちりとりなどをしまっておくための、扉のついた縦長のロッカーがあった。 
Iはこの掃除用具入れに先生が来る前に忍び込み、授業途中で突然飛び出し皆の笑いを取った後、
すぐそばの扉から廊下に逃げる算段であったのだろう。
もとより逃げても無駄なのだが、私たちはIが怒られる事も含めて期待していた。 


「んじゃ、やってやるからよぉ!」 
妙にウキウキしたIは自ら金属製のロッカーに入り込み、内側から薄いドアを引っ張って閉めた。
無論カギなどない。

まもなく先生が現れ、何の授業だったか忘れたが、とにかくフツウに授業は始まった。 
この段階で、当然といえば当然だが、彼のことはクラス中に知れ渡っており、いつ飛び出してくるのかに関心が集中していた。
時折ちらちらと後ろを振り返って見たり、
ロッカーから時折聞こえる「カタン」とかの物音に、誰もがクスクスと忍び笑いをもらたりした。 

しかし、いつになっても彼が出てくる気配はなかった。物音すら立たなくなった。 
クラス中大爆笑を期待していたのだったが、どうやらIが怖気づいたかして、飛び出すのをあきらめたのだと思い。
「まさか寝てるんじゃ?」 
「それはそれですごいバカ」 
などと、私たちは勝手な想像でコソコソと笑っていた。 


そのうち授業は終わってしまい、起立、礼、着席の号令の後、
先生が出て行くのを待って、私たちはロッカーの扉を開けに行った。
エヘへへ・・・とばかりに頭をかくI、あるいは寝息を立てているIを想像していたのだが・・・ 

ガチャン(扉は単に引っ張れば開く)
私たちが目にしたのは、
「ウワアアアアアアアアん!」 
張り裂けんばかりに大声でわめく、狂ったようなIの姿だった。 
真っ赤に泣きはらし、涙、鼻水、よだれでそれこそグシャグシャで、シャツとズボンには血がにじんでいた。 
「どうしたんだっ!何があったんだ?」 
ロッカーの中に立っていた彼は、崩れ落ちるように四つんばいになって這い出てきた。
体中ガクガクと震え、立てないようだ。 
「@§#&※♂△☆±≒▼∃*」 
泣き喚きながら意味不明のことを絶叫している。 
よくよく聞いてみると、「ドアが開かない」とか、「誰も開けてくれない」とか言ってるようだ。 


学校中が大混乱になり、Iは即座に病院に連れていかれた。 
先生たちにいろいろ聞かれたが、こっちにもさっぱり訳が分からない。
私たちがいじめで閉じ込めたわけではないのだ。 

後で分かったのだが、Iは授業開始数分で飛び出すつもりだったという。
それまでわざと軽く音を立ててみたりしていたのだという。 
そして、いざ!という時に、扉が開かなくなったのだと。 
ロッカーの扉にカギはついていない。回したりひねったりしてロックする構造でもない。
押せば閉まり、引けば開く。単なるフタの役目しかしていない。 
授業も半ばを過ぎるころから、Iは本気で助けを求めだしたという。 
扉を内側からガンガン叩き(これでこぶしを切ったようだ)、大声でわめき、つま先でけり続けた。
しかし、教室内はまったくの無反応。まったく音に気づく様子はない。
授業の様子は、ロッカーの中にも聞こえてくるというのに。 
Iはその後助け出されるまで、気も狂わんばかりに絶叫しつつ、扉を叩き続けたという。 


教室内の私たちは、その時授業をしていた先生も含めて、叫び声どころかノックの音すら聞こえなかった。 
Iがわざと立てた物音以外はまったくの無音だった。
普段ならまだしも、Iが飛び出してくるのを期待して集中していたにもかかわらず。 

幸いIはごく軽い怪我ですんだ。
行方不明にも精神病院送りにもならなかった。
Iが無事だったおかげで、いじめではなかったことが証明された。 

彼は扉に付けられた数個の細長いスリットを通して見ていたのだ。私たちが何もしていないことを。 
そして、まったく自分に気づいてくれず、完全に無反応な教室内を間近に見ながら、
泣き叫び、血が出るまで扉を叩き、助けを求めていたのだった。

小学校の時に実際にあった話です。
幽霊も宇宙人も変質者も出てきません。それだけに全く解釈の仕様がない、不可解で気味の悪い出来事でした。 
その後、なんとなく話題にするのがはばかられたまま、現在に至ります。人に話すのは初めてです。
それどころか、当時のクラスメイトとでさえ話題にしたことがありませんでした。数度の同窓会においてもです。
ここに書くことで、今まで胸につかえていたものが少し楽になったような気がします。 
ありがとうございました。

私の通っていた高校は、築120年という気合の入りようでした。
改築が繰り返された校舎は、素人目に見ても奇妙としか言いようの無い形に湾曲しています。
今では珍しくなった平屋であるにも関わらず階段があり、廊下のどん詰まりの壁際から天井に向かって伸びています。
そのほかにも、玄関を入ってすぐにある音楽室や、ドアが埋め込まれて立ち入れなくなった教室。
(外から見るとベニヤ板で物々しく目張りされています)
その中でも奇妙極まりないのは、『監視小屋』なるものがあるということです。

私は遠方から通っていた為、時々地元の友人の家や先生の社宅に、宿泊させてもらうことがあったんですが、
たまたま泊めてもらえるあてがなかったその日、『監視小屋』に泊まることにしました。
監視小屋は一見、ただの民家のようです。八畳一部屋で古い型の電話、小さな台所があります。
そして、ここがなぜ『監視小屋』と呼ばれているのか、私はその晩、身をもって知るに至ったのです。

小屋には私のほかに、もう一人の友人が一緒に泊まることになっていて、
私たちは修学旅行ののりで、はしゃぎながら布団を敷いたりしていました。

夕食を取りながら談笑しているとき、突然電話が鳴りました。
何事かとびくつきながらも電話に出ると用務員のおじさんで、
女子生徒で二人ということもあって、心配してくれているようでした。
はしゃぎ過ぎないように色々と注意を促され、電話を切ろうとすると、
『あぁ、忘れていたけど・・・西側の窓のカーテンは、必ず閉めて寝なさい』とのこと。
そのときは「はぁい」と生返事で電話を切ったのですが、よくよく考えると意味がよくわかりません。
学校の裏手にあたる墓地はその方向ではないのに、
「おかしいね」と話しながら、友人は何の気なしにそのカーテンを開けました。
そこには、麻縄で禍々しく祭られた古びた井戸がありました。 


丁度コの字型になった校舎と小屋に阻まれていて、今まで目にする機会の無かったものだったのに、
一瞬ゾクリと悪寒が走りました。
「なんか気持ち悪いね」などと言いながら、私たちは一つの布団にくっつくようにして眠りについたのです。

どれくらい眠ったのか・・・私は肩口の寒さに身体を震わせて目を覚ましました。
ふと見ると友人の姿がありません。
小屋にはトイレがなかったので、教員寮の方に借りに行ったのかと思いしばらく待ってみましたが、戻ってきません。
ドアを開けて外の様子を伺ってみましたが、校舎のほうからも教員寮からも戻ってくる気配はありません。
「何処行ったんだろう・・・」と不安に駆られながら部屋に戻った私は、
本当に何気ない気持ちで、先の窓のカーテンを開けてみました。
下着姿の友人が井戸の側にいました。
そして腰の辺りに手をやって、ゴソゴソしています。
「なぁんだ、裏で用を足すつもりなのか」と呆れながらカーテンを閉めかけた私は、
ふと奇妙な感覚に囚われて、もう一度井戸の方に目を向けて、声を上げそうになりました。
ゴソゴソしていたと思っていたのは、腰に縄を巻きつけていたのだと気づきました。
そして、今はしゃがみこんで、縄の先に大きな石を括りつけています。
私は声も出ませんでした。
すると今度は、井戸からぬるりと白い手が伸びてきたのです。
手は何かを探るように蠢いて、やがて近くの麻縄を掴みました。
友人は深く頭を垂れて項垂れ、最早何の反応も示しません。
縄を掴んだ手は、ずるりずるりと石を手繰り寄せていきます。
私は夢中で叫んだつもりでしたが、声が出ませんでした。 

あぁ・・・Aちゃんが連れていかれる・・っ!!
そう思ったとき、闇を劈いてけたたましく電話のベルが鳴りました。
私はその音と同時に、敷いてあった布団に尻餅をつきました。
そのとたんに、金縛りのようだった身体がふと軽くなるのを感じ、
気がつくと裸足で外へ飛び出して、井戸の側の友人のところへ駆け寄りました。

放心状態の彼女を何とか小屋まで運び込み、どれくらい呼びかけていたでしょう。
しばらくすると友人は我に返り、泣き出しました。
恐怖から解き放たれた私も、一緒になって泣き出しながら、
とりあえず誰かに助けを求めようと、電話を引っ掴みました。
そのとたん、私はしがみついていた友人共々、またしても布団に尻餅をついたんです。
受話器ごと掴んだ電話機はガワだけで、電話線が繋がるどころか中の機械部分が空っぽだったのです。

後から聞いた話によると、
開校当時なぜかこの井戸に身を投げて自殺を図る生徒が後を絶たなかったため、埋め立てようと試みたのですが、
関係者が相次いで亡くなるなどの不幸が続き、結局は埋め立てを断念。
改築を重ねて、井戸が人目につかないようにしたそうです。
それでも何処からとも無く身投げをする人が現れるので、
それを監視する為に、人を置く『監視小屋』が設置されたのですが、
小屋に在駐していた監視役の男性も井戸に身投げを図り、
小屋と井戸がそのまま放置される結果になったのだということです。

『カーテンを開けるな』と忠告した電話は、いったいどうやってかかってきたのでしょう?
そして彼は、果たしてその監視役の男性その人だったのでしょうか。

小学六年の夏の話。 

俺の小学校にも『七不思議』と言うよくあるアレがあり、 
メンドいんでリストアップはしないが、とにかくそれを一つ一つ友人三人とチェックしてやろうということになった。 
何せ夏休み。ヒマはたっぷりある。 

ただ、七不思議であるからには、夜にチェックしないと意味がない。 
校内への侵入経路は現地で探すとして、(小学生らしい無計画さ)
小学生だった自分達にとってのネックは、「夜、どうやって家から抜け出すか」だった。 
俺は放任主義というか何と言うか、夜抜け出して散歩に出たりしても咎められない家だったからいいとして、
問題は他の二人である。 

まずA。Aは団地の4階に住んでいるため、窓から抜け出すのは不可。 
おまけに、両親二人ともが物音や気配にめっぽう敏感らしく、
就寝後こっそり漫画など読んでいると、察して部屋に入ってくるほど。 

次にB。Bは門から玄関まで多少距離のあるような家に住んでいた。つまり金持ちである。 
当時からセコム的なものを導入しており、よくわからないが、Bの姉が深夜家を出ようとしたら通報されたらしい。

色々考えたが、小学生にうまい知恵の浮かぶはずもなく、
「とにかく頑張って集まる」ということで話は終わった。

そして夜。学校の裏に午前0時集合。30分待って来なければ突入。 
結果から言うと、三人とも集まったが、学校への侵入ルートが見つからず、あきらめて近くの墓場を散歩して解散した。
問題はその翌日である。 

深夜、Bの家に強盗が入ったらしい。 
父が重体、姉と母が軽傷。Bはその時いなかった。 
それからBとは会えなくなり、夏休みが明けても二ヶ月ほどBは来なかった。 
やっと来たと思ったら転校するとの事。
先生に付き添われて朝の会にやってきて、転校する旨を言い、社交辞令的な挨拶と鉛筆を配って終わり。

目が合わなかった。俺は正直恐ろしかった。 
まず、二ヵ月半ぶりに見たBの顔が、別人のようになっていたことが怖かったんだが、 
それ以上に、七不思議探検なんて言い出さなければ、と言う根拠の無い罪悪感があったからだ。 

ただ今思うと、
Bの家に強盗が入ること自体は避けられなかったとしても、導入していたらしいセキュリティはどうなってたのか。 
Bは家を抜け出すにあたり、どうにかしてそのセキュリティを切ったんじゃないか。 
そのせいで強盗が入ったんじゃないか。
そうなると、やはり自分にも責任の一端がある。 

まあ、Bはセキュリティとは無関係に抜け出したのかも知れないし、 
セキュリティ自体が、切るとか切らないとかいうもんではなかったのかも知れないし、 
強盗にしたって、セキュリティ関係ないような入り方をしたのかも知れないし、 
全てはわからないんだが……。


俺の田舎にある廃校には
「その昔、小さな男の子がかくれんぼの最中に、隠れるところが悪かったためか窒息死してしまい短い生涯を絶ってしまった。」という噂が、相当昔から流れていた。
そんな噂は遠の昔に忘れており、俺が大人になって久々に田舎に帰って、田舎友達とワイワイした帰りに、
興味本位で例の廃校にを探索することになった。
廃校は今でも普通に誰でも入れる。 

俺と友人合わせて4人で廃校に入った。
廃校の廊下にはサッカーのゴールまでとは言わないが、物凄く横に長いでかい鏡がある。
そこで俺らは立ち止まり、4人並んで鏡をみた。
そしたら友人の一人が、「いま5人いたよな・・・」と言い出した。 
そいつは当時から嘘が大好きなやつで、冗談かと思ってた。
そしてもう一人の奴が、
「ここってそういえば、昔かくれんぼの最中に○○君って亡くなった子がいる廃校だよな・・・」
と言い出し、全く忘れていた記憶が蘇り、みんな怖くなりはじめた。

とりあえず横の教室に入り、4人は座りながら一服してたら、
ボロボロの掃除用具入れのロッカーからドン!!っと言う音が聞こえた。
「今の何だ・・・?猫か・・・?」と俺は言った。
すると友人の一人が、
「も~良いかい?」と、かくれんぼでは定番の呼び声を面白半分で喋りはじめた。
するとその直後、さきほどのロッカーから、
「も~良いよ・・・」と、とても悲しそうな幼い男の子の声が聞こえて、俺らは一目散に逃げ出した。

翌日、おもちゃ屋で子供が好きそうなおもちゃを買い、4人でその教室にお供えをし、線香を焚いて帰ろうとした。
そしたら、廊下の遥遠くの方に人影を感じた。それは男の子だった。
その男の子は「またいつでも来てね」と笑顔で言いながら、俺たちに手を振りながら消えていった。 

今でも田舎に帰る度にそこの廃校に寄り、おもちゃをお供えして、
俺らはその男の子の名前を呼び、「みーつけた」と言ってあげている。


引用元:ほんのりと怖い話スレ36

私の高校時代の話です。(まだ昭和でした) 

野球部の部室に遊びに行ったとき、なぜかマネキンの頭部が無造作にゴロンとありました。
「何で野球部に、これがある訳?」と部員(クラスメイトね)に聞いたら、
平然と「帰ってくるんだ」と言ってました。(どこに捨てても翌朝には部室にあるそうです) 
そして「こいつ話せるんだぜ!」と、意味不明な事も付け加えました。
はぁ?・・・(固まりました) 
部員はマネキンのまだらになってる髪をつかみ上げ、「挨拶しろ!」とマネキンに言っています。
はじめは私を担いでるのかと思いましたが、彼はマジでした。 
もちろん、マネキンは話す訳がありません。
部員は「恥かかせやがって」と床に叩き付けました。
あまりの部員のマジぶりに、「いつもなら話すのか?」と聞いたところ、 
「ああ、少し片言だが話すんだ」と少々ご立腹の様子。(マネキンが話さなかったため) 
「本当なんだぜ」と訴えかけて来る彼に、私は否定出来なかった。
「・・・まぁ、部外の俺が居たからかもな」と適当に合わせた。
「このマネキン何で髪がまばらなんだ、どうせだったらお前と同じく丸坊主にしたら」と言ったら、 
部員が「そいつバリカンで丸坊主にしたんだぜ。まばらなのは伸びてきたんだ。まったくみっともねぇ」 
マネキンを蹴りながら平然と言う始末でした。

野球部に遊びに行ったのは、これが最初で最後でした。

永久欠番のマネキンに聞きたい。
なぜ君は野球部に帰るんだ?


引用元:ほんのりと怖い話スレ その23

友達が通っていた中学校での話です。

文化祭を前にして、その友達が所属していた放送部が、出し物を何にするか話し合っていた。 
いろいろ企画が決まっていき、最後に怪談話として学校の七不思議を紹介しようという事になった。 
しかし、その学校は比較的新しく設立された学校という事で、先輩や先生に聞いても全く不思議話が集まらない。
文化祭は迫っているし、今更新しい企画を考えるのも面倒、それにこの手の話は受けがいい。
いろいろ話し合った結果、放送部みんなで適当にでっちあげることにした。
定番系の音楽室で深夜にピアノが鳴り出すとか、美術室に置かれたデッサン用の置物の向きが勝手に変わる、
毎日誰かしらがその場所で必ず転ぶ階段とか、ありもしない話を勝手に決めていく。 

六つまで結構すんなり出来たものの、最後のひとつがなかなか決まらなかった。 
そんな中、自称霊感不思議系少女で、珍しくその日はずっと黙っていた女の子がある案を出した。 
どんなものかというと、
文化祭の発表の際、放送部の後に順番が来る演劇部に、本当の『幽霊』部員がいるという話を七不思議に加えて紹介する。
そして、前もって友達何人かに頼んで、
実際に演劇部が発表しているときに、なんか幽霊みたいなのが見えたと騒いでもらうというものだった。 
その案を聞いた放送部のみんなは結構ノリノリで、面白そうだからやってみようという事になり、 
部員それぞれが友達にヤラセ役を頼む事になった。 
 
文化祭当日、講堂で段取りどおり放送部の発表が終わり、演劇部の出番になった。 
明かりが消され、舞台の上にだけスポットライトが照らされる。 
演目が終盤にさししかったころ、
予定通り仕込み役が騒いでくれたのか、講堂に集まった生徒たちの所々からざわめきが起こった。
「ウソォ、マジで?」などの声が上がり、俺の友達も面白くなってきたなと思っていたが、 
結局はそれほどの騒ぎにならず、文化祭は何の支障もなく無事終了。 

でも、それなりに効果はあったらしく、文化祭が終わった後、
放送部が紹介した七不思議のうち、演劇部の幽霊部員ネタだけが結構話題になっていた。 
実際、ヤラセを頼んだ生徒以外からも、演劇部が発表しているときに幽霊を見たという話を聞くこともあった。
さらに、この話が盛り上がったのが、文化祭の写真を先生が廊下に張り出したとき、
演劇部が舞台の上で発表している様子を写した写真に、白いモヤのようなものが写っていた。 
友達曰く、はっきり言って全く幽霊には見えなかったらしい。 
でも、たまたま時勢に乗ったというか、演劇部の幽霊部員話で盛り上がっていたので、 
女生徒なんかはキャーキャー騒ぎだし、男子生徒も面白がって心霊写真だとそこらじゅうに言ってまわる始末。
放送部では自分たちがこのブームを作ったって感じで、みんなどこか得意げな雰囲気。 

そんな中、案を出した当の本人だけがなぜか浮かない様子だった。
俺の友達が理由を聞いても、「別に」としか答えない。 
友達も「ま、いいか」と、特に気にも留めずにいた。 
 
三ヶ月ほどして、心霊写真の騒動もすっかり収まったころ、なぜか演劇部員が次々と退部し始めた。 
もともとそれほど人数がいなかった部だったので、
一ヶ月もしないうちに演劇部は部員が足りなくなって廃部になってしまった。 
あんな噂を勝手に作ったこともあって、俺の友達は何か引け目を感じたらしく、
辞めていった演劇部員の子にそれとなく話を聞いてみた。 
すると、躊躇いながらも、
部室で変な事が起こるし、練習をしている教室で実際に幽霊を見た子がいる、
それで怖くなって辞めたと教えてくれた。 

さすがにこれには驚いて、放送部員のみんなにこのことを話して、先生に文化祭での事を打ち明けようという話になった。
例の霊感少女だけは浮かない顔をしていたけど、とにかく先生には言っておこうという事に決まった。 
放送部顧問の先生に話をすると、困った顔を見せて、 
とりあえず文化祭の事は演劇部の顧問の先生を通して伝えてもらうから、
おまえ達は演劇部の人にきちんと謝りなさいと言われた。

数日後、前もってある程度話をつけてくれた顧問の先生に引率され、演劇部員と演劇部の顧問の先生の前で、
その日休んだ霊感少女以外の放送部皆で、「申し訳ありませんでした」と謝った。
深々と下げていた頭を上げた瞬間、目の前にいた演劇部全員と顧問の先生がなぜか大きな声で笑い出した。 
訳が分からず呆けていると、顧問の先生が理由を話し出した。
なんでも、文化祭の一件以来、心霊写真のこともあって演劇部の部員は結構マジでびびって、
練習にも身が入らないようになっていたらしい。 
困った顧問の先生がどうしたものかと頭を悩ましていたとき、 
たまたま生徒の一人から、文化祭の一件は放送部が仕込んだヤラセだったということを耳にした。 
それで早速部員たちにその事を伝えると、
「信じられない、許せない」などの声と共に、「仕返ししないと気がすまない」という意見が出てきた。 
もともともノリのいい先生、よしやるかと今回の幽霊による退部騒動を考えたという事だった。 
俺の友達が、辞めた部員に理由を聞かなくても、それとなく放送部に幽霊騒動退部話が伝わるようにしていたらしい。
 
そんな中、演劇部の一人が、文化祭のヤラセの一件は誰のアイディアなのかと訊いてきた。 
今日休んで来なかったあの霊感少女だというと、その子は「やっぱり!!」と声を荒立てた。 
何でも、その女の子と放送部の霊感少女は、もともととても仲が良かったのに、 
つまらない事で喧嘩して以来、口もきかないほど険悪になっていたらしい。
「自分が心霊とかそういうのが大嫌いと知っていて、こんなことしたんだわ」と、彼女は皆の前で怒った様子をみせた。
「明日絶対何か言ってやる」と彼女が息巻いて、その日は皆解散。演劇部もその時点で復活となった。 

でも次の日、放送部の自称霊感不思議系少女は来なかった。
それどころか、彼女は全く学校に来なくなった。 
ちょっと気まずいくらいで登校拒否になるかと思っていたが、結局彼女はそれ以降姿を現す事がなかった。 
放送部の部長が気になって家まで行ってみたものの、彼女どころか家の人にも会えなかった。 
しかも、人が住んでる気配すら感じない。
 
それから数日後、先生から彼女は引っ越して転校したという話があった。 
俺の友達がなんか変だなという思いを抱きつつも、いつもどおり放送室に向かうと、
部員の一人が妙な噂を聞いたと話し始めた。 
何でも、あの霊感少女は表向き転校したという事になっているけど、本当は自殺したらしい、なんて噂が広まっているという。
同じ部活に所属している自分たちが知らないのに、何処からそんな話がと思ったとき、演劇部の女の子のことが頭に過ぎった。
幾らなんでもこんな噂をするのは不謹慎だろと思い、放送部皆で演劇部の元へ向かうことにした。 
練習している彼女を呼び出して、噂の件を話し、君が広めたんじゃないかと問いただす。 
しかし、彼女は絶対に自分ではない、自分も他の子からこの噂を聞いてびっくりしたくらいだと話した。
その後、ほかの部員に訊いてみたものの、結局分からずじまい。 
先生に尋ねてみると妙な顔を見せ、親御さんからは転校しますということしか聞いていない、と告げられた。 
噂の出所が分からないまま、生徒たちの間では、
噂が元で自殺した女生徒、という感じで新しく噂が定着してしまった。 

次の年の初め、放送部の部長が自殺した。 
突然の事で、悩んでいる素振りも困っている様子もなかった。 
俺の友達もあまりのことに驚いて、暫らく勉強も手につかなかったという。 
受験を控えていたこともあって、その自殺のことは出来るだけ話題にしないようにしながら、 
俺の友達は無事志望校に合格して卒業していった。 

そして次の年、新しい放送部の部長が事故で死んだ。 
学校に来る途中、車に轢かれて即死だった。俺の友達は後輩からそう告げられた。 
さすがに二年連続で不幸が続くと、生徒たちも妙な噂をしだす。 
二年前のあの文化祭の一件と、それが元で自殺したという女生徒の噂、その呪いが放送部に祟っているなんて噂をしだした。
結構な騒ぎとなっていた所為か、 
先生たちはわざわざ朝、それぞれの教室で生徒たちに向かって、 
バカな噂をしたり、それを本気にしたりしないようにと、結構厳しい口調で話をした。 

そして次の年、こんな状況の中で放送部の次の部長となった男子生徒は、
心身ともに健康で卒業まで無事学校生活を終える事が出来た。 
先生たちも安心して、良かった良かったといって卒業式を済ませ、生徒たちを送り出した。 
それから何日も経たない後、高校入学を控えた春休み中、その男子生徒が心不全で死亡したという知らせが学校に届いた。
次の年から放送部は廃部になり、その仕事は先生が受け継ぐことになった。 
いまだにその学校に放送部はなく、昼休みや放課後の放送などは先生が行っているらしい。

この話、地元では結構有名らしく、ラジオでも紹介されたこともあると友達が言っていた。 
ラジオでは前半部分は省略されて、なぜか放送部が新聞部にかわって、
ただ何の理由もなく新聞部の部長が毎年亡くなって、
それが三年続いたせいで、新聞部が廃部になった学校がある、という感じで話されていたらしい。 
ちなみに、友達は関西出身で、そのラジオは2chでもそこそこ有名なラジオ番組で、ちゃんと番組スレもあるみたい。
その友達とは東京で知り合ったんだけど、バイト先が変わってから疎遠になってます。


引用元:ほんのりと怖い話スレ その19

小学校の頃の話。

俺はクラブ活動である理科クラブを終え、友人達と一緒に帰ろうと、体育館にいる卓球クラブの友人の元へ行った。
俺達はいつも4人で帰っており、うち3人が理科クラブ1人が卓球クラブだった。 
体育館に行くと卓球クラブは片付けをしていて、友人も片付けの手伝いをしていた。 
「もうちょっと時間がかかるから待ってて」と言われたので待っていることにした。 
俺達は暇なので、体育館の上(2階?)にコッソリ上って遊んでいた。 

ふと隣接しているプールを見ると、誰かが泳いでいるのが見えた。 
多分、身長から考えて高学年の女子かと思う人が頑張って泳いでいて、
手を振ってみたら気づいたらしく、こっちに返してくれた。 
そして、また頑張って泳ぎ始めた。

その後、友人の片づけが終わり、体育館を閉め帰ることになった。 
また別の日もそのまた別の日も、この前と同じように彼女は泳いでいた。 

小学校最後の1学期も終わりに近づき、夏休みに入ろうとしていた時だった。 
卒業アルバム用に、クラブ活動の写真を各クラブが撮っていた。 
俺の理科クラブが最後に写真を撮ったらしく、できあがっている他のクラブの写真を見せてもらっていた。 
「お、○○じゃん」とか、「こんな部もあったな」とみんなで見ていた。
そこには水泳クラブなど無かった。
そして、俺はその時に気が付いた。
卓球クラブが終わると、カギを持っている卓球クラブの生徒により体育館は閉められる。 
プールの出入り口は体育館にしか無く、更衣室も体育館内にあるのだった。 
そのことに気付いたが恐怖心は無く、むしろ好奇心の方が強かった。 
下校時刻の6時前くらいに、体育館でプールを見てみようと思った。 
そこに答えがあるはずだと、子供なりの探求心とかあったんだと思う。 

例のごとく彼女は泳いでいた。 
そして、6時の下校時刻になってもずっと泳いでいた。 
俺が「閉めるよ」と、卓球クラブのヤツからカギを預かってるため、
閉められないが、そろそろ閉めなければ俺が怒られると思い、迷った末に帰る事にした。

最後に霊と思わしき彼女を見ようとプールに視線を送ると、彼女は背中を向けて浮いていた。 
やばい!溺れたのか!?と思い、慌ててプールへの出入り口を開けた。 
霊とか人間とか関係無く、溺れてるのを見てほっとけなかったのか、俺は必死だった。 
プールを見ると、彼女は変わらず現実味の無い光景を見せ付けていた。
どうにかしないとと思って、火災報知機のボタンを押した。
その間に彼女の体はどんどん沈んでいく。

職員室から先生が駆けつけて来て、俺は「プールで誰かが溺れている」と言った。 
すると「プールなんて使われてないんだ、誰かが泳いでるはずないだろ」と、当たり前の事を言われた。
念のためプールを棒などで探ってもらったりしたが、何も見つからなかった。 

もし俺が先生に頼らず、沈んでいった彼女を必死で助けたらどうなっていたのか。 
彼女を助けられたのか、それともどこかに引きずられたのか・・・。 
そんな不思議な夏の出来事。


引用元: ほんのりと怖い話スレ その19

中学生の時、例に漏れずウチの学校でも、
コックリさんの亜流だと思うんですが『エンジェルさま』というのが大流行して、 
私も仲良しの友人と3~4人で集まっては休み時間にやってました。 
エンジェルさまは、50音と『はい・いいえ』のある紙を用意して、
硬貨じゃなく鉛筆を向かい合って座った人間2人で持って(指相撲みたいに)やる降霊ごっこです。 

流行すぎて、おかしな体験をする人が増えてきました。
授業が始まっても鉛筆を掴んだ手が離れずに、ゴリゴリとひたすら円を書き続けて先生に叱られたり、
紙にくっつけたままにしなくちゃいけないはずの鉛筆が浮かんで、
見学していた子の手の甲を突き刺す事件があったり…

でも、自分達のグループじゃなかったし、
クラスの恋愛事情なんてくだらない事しか聞かずにはしゃいでいた私達は、
その日も怖がる事なくエンジェルさまをはじめました。 
鉛筆を握るのが私とA、見学&質問するのがBとC。 
最初はこの中に好きな人がいる子がいるかとか他愛のない質問をしていたんですが、 
上記の事件が起きて時間が経ってなかったのもあり、
Cが「この間DちゃんやFちゃん達のところにいらっしゃったエンジェルさまはあなたですか?」と聞きました。
答えは『はい』。
ここで4人とも顔を見合わせてしまいました。怖いというより「えっ?」という感じで。

次にもう一度Cが、「あなたは悪いエンジェルさまですか?」と聞きました。
答えは『いいえ』。
私もみんなもほっとしました。
なんだかいつもより手が疲れるので早く終わりにしたいな~とも思っていたので、
ここで『はい』と答えられてしまったら長引きそうで嫌でしたし。 
次にDがCの質問を継いだ形で質問しました。 
「あなたは良いエンジェルさまですか?」 
答えは『いいえ』。
この瞬間、さーっと血の気が引いていくのを感じました。
と同時に「きゃっ!」と叫んで、一緒に鉛筆を握っていたAが恐怖で鉛筆を離してしまったのです。 
すぐ後に私も鉛筆を離し、「急に離さないでよー!」とどきどきしながらAに怒りました。 
エンジェルさまも終わらせる時には決まりがあり、
それをするまで鉛筆から手を離してはいけない事になってたからです。 

その約束を破ってしまった事と、さっきの最後の答えが怖くて、
4人で大げさに面白い話(たいして面白くもなかったんですが)をして大声で笑ってました。 
そのうちにAがすくっと立ち上がって、「水飲んでくる」と言いました。 
さっきまで大笑いしていたテンションから急に素に戻ったような、奇妙な印象を受けましたが、
私も他の友人も「あっそう~」と返事だけして、また話に戻りました。 

10分くらい経ったでしょうか。Dが「A遅くない?」と言いました。 
水飲み場は教室のすぐ外です。
ちょっと水飲んで帰ってくるなら3分もかからないはずなのに、まだAは帰ってきません。 
「トイレ寄ってきてるんじゃない?」とCが言ったんですが、
さっきの事もあるし、なんだか気になったので、3人で様子を見に行こうと教室の扉を引きました。
すると、目の前の水のみ場で、Aが蛇口に口をつける姿勢で腰を屈めていました。 
「ああ、なんだ、まだ水飲んでたんだ」と少し安心して、Aの隣りに行って自分も水を飲もうとした時です。
Aの顔を見た私は恐怖で凍りつきました。
 
Aは口元に笑みを浮かべたまま、心底幸せそうな顔で水を飲んでいたんです…白目で。 
「Aっ!」と私は勇気を振り絞ってAの肩を掴み、蛇口から顔を上げさせました。 
けれどAは白目のまま無言で、ぐいぐいまた水を飲もうと顔を蛇口に近づけます。 
おかしいと気付いたCとDも手伝って、3人がかりで蛇口からAを引き剥がそうとするのですが、 
もの凄い力でなかなか離れません。
その間も「A!なにやってるの!?」「手、はなしなって!」と皆で叫び続け、 
私達は半泣きになっていたんですが、
突然Aが「おみずぅ━━━━━━━━━━━━!!!!」と恐ろしく甲高い声で叫んだと同時に、
蛇口を掴んでいた手が離れました。 
あの時の声はほんとに、本当に怖かったです。Aの声じゃないみたいでした。 

その直後、Aは少しだけ気を失ってたのですが、(というかぐったりして何も反応してくれなかった…) 
正気になった時に話を聞いてみると、
なんだかむしょうに喉が渇いて、水飲み場に言って水を飲み始めたら、それがすごくおいしく感じたんだそうです。
で、自分でも驚くほどごくごくと飲んでいて、だんだん苦しくなってきたのに水は美味しくて、 
飲むのを止めなきゃと思っているのに、身体が動かなくって水を飲み続けてて… 
その後は、私達に蛇口から引き剥がされるまで記憶がないそうです。 

それ以来、エンジェルさんをする事は二度となかったんですが、
今あの時の事を思い出して書いているだけで、心臓がドキドキして怖くなってきます… 
文章にしてみるとそうでもないかもしれませんが、理由もなにもわからないのでほんのりと怖い体験でした。


ほんのりと怖い話スレ その13


ある高校に、ちょっとした怪談が流行った事がありました。 
「校舎の横に植えてある手前から四番目のポプラの木を、夕暮れ時に見に行くと、
 頭蓋骨が転がっている事があり、それを見た人は24時間以内に死ぬ」
という物でした。 
怪談を本気で信じて寄り付かない生徒、面白がって見に行く生徒と生徒たちの反応は様々でしたが、 
実際に何度か見に行った生徒が何も見ていなかった事等から、 
一ヶ月程経つと、もうそんな怪談はよくある噂話として忘れられていました。

そんなある日の事、野球部員のH君がポプラの木のほうに飛んでいったボールを取りに行った時です。 
ボールを取りに行って一分と経たない内に、H君は血相を変えてみんなの所へ戻って来ました。 
先輩「どうしたH、ボール見つからないのか?」 
H「それどころじゃないですよ、先輩!
 頭蓋骨が……頭の割れた頭蓋骨が、ポプラの木のところに落ちてたんですよ!」 
先輩「はぁ?お前何言ってるんだよ?大嘘ついてないで、さっさとボール捜して来い!」 
H「違うんです、大嘘とかじゃなくて本当に…… 
 間違いありませんでした、頭蓋骨が落ちてたんですよ! 
 誰かが悪戯で偽者を置いたのか何だか判りませんけど、薄気味悪いから先生に言ってどかして貰って下さいよ…」
先輩「おいおい、本当かよ……じゃあ俺から先生に言っとくからさ、 
 しかし、いるんだなぁ今時そんな悪趣味な悪戯する奴…ってオイ一年、見に行こうとしてるんじゃねーよ! 
 下らない悪戯なんか忘れて試合の続きだ!いいな!」
こうして、悪質な悪戯だと言う事で試合はすぐに再開されたのですが……。

その日の部活の帰り、H君は野球部顧問のS先生に呼び止められました。 
S「おいH、お前何のつもりだ?先生をからかって楽しいのか」 
H「な、何の事ですか!?」 
S「とぼけるなよ、ポプラの木の下に頭蓋骨も、それっぽい置物も何もなかったぞ! 
  あれからすぐに見に行ったんだ、間違いない」 
H「そんな…僕は確かに…」
S「言い訳は生活指導室で聞く、いいな!」 
H君は先生の意見に真っ向から反論したせいで、長々と二十分も説教されました。 

その日の帰り道、H君は事故にあって亡くなりました。 
スピード違反の乗用車に当て逃げされた後、後続のトラックに頭蓋骨を砕かれたそうです。 

彼が見た頭蓋骨は、彼自身の避けられない未来を見せていたのでしょうか……。


ほんのりと怖い話スレ その5


小学校六年の二学期の途中に地方へ引っ越した。
転校をするのは初めてのことだった。
不安に思っていた僕に最初に話しかけてきたのは、T君というクラスのリーダー格らしき人で、
いろいろと親切に面倒を見てくれたのだけど、
他人の悪口を言ったり、〇〇とは話をしない方がいいよとか命令したりするので、
正直少しうざいと思うようになっていた。学校は家から歩いてすぐの所にあった。
前の学校は電車で一時間もかかる所だったので、早起きをする習慣がついていた。 

転校して三日目くらいの朝、
家にいても何もすることがないので、かなり早目だけど登校することにした。
既に先生か職員の人が来ているらしく、門は開いていたけれど、校舎にはひと気が無かった。 
当然一番乗りだと思って教室の扉を開けてみると、男の子が一人先に来ている。
僕は驚いて立ち止まった。
その男の子の座っているのが、僕の席なのだ。
自分の勘違いかと思って何度も確かめてみたのだけど、やっぱり間違いない。 
「あのさ、そこ僕の席だと思うんだけど…」
遠慮がちにそう切り出すと、男の子はにっこり笑って「あっごめん」と言い、すぐに席をゆずった。 
まだクラス全員の顔を憶えていなかったので、同じクラスの奴が席を間違えたのだろうと思い、
そのことはすぐに忘れてしまった。 

一週間くらい経って、また早起きをして学校へ出かけた。 
教室の扉を開けると、この日もこの前の男の子が先に来ていた。 
しかもまた僕の席に腰かけている。 
この時には、この子が同じクラスの奴ではないとわかった。 
「あのさ…」と声をかけると、この前と同じように「ごめんね」と言い残して教室を出て行く。
入る教室を間違えたのだろう、そそっかしい奴がいるもんだ。とそう思った。 

それからまたしばらくして、早朝の誰もいない廊下を歩いて教室にたどりつくと、
やっぱり同じ男の子が僕の席に座っている。 
今度はさすがに何か変だなと思った。
机の脇には、わりと目立つ色をした前の学校の校章入りの手提げかばんが掛けっぱなしにしてあったので、
普通に考えて席を間違えるとは思えない。 
それに教室を間違えたのなら自分の荷物を持っているはずなのに、男の子は手ぶらなのだ。
僕は男の子のすぐ近くに立って、わざと声を掛けずにいた。
男の子はことさら無視するという風ではなく、かといってこちらに気づいた素振りは見せずに、
ただ居心地悪そうにじっとうつむいている。 
とうとうしびれを切らして僕は声を掛けた。 
男の子は悪いことをしている現場を見つけられたみたいな顔で席から滑り降り、
「ごめんね」と虫の鳴くような声で謝ると、教室から走り出て行った。 

その日の休み時間に、「朝学校に来たら何か変な奴がおれの席に座っていてさー」と話をした。 
「それってどんな奴だった」
T君が尋ねた。 
「えーと、背はかなり小さいほうで、何か弱そうな感じだった。おどおどしてるっていうか。
 髪の毛はわりと長めで、あと首のここのところに赤っぽいアザがあった。十円玉くらいの大きさの……」 
ひいっというような悲鳴を、そばで聞いていた女子があげた。
T君が僕の胸のあたりを殴りつけた。 
「お前なんだよ。ふざけんなよ。どうしてそんな嘘つくんだよ」 
真っ青な顔でそう言うと、教室から出て行った。 

僕が転校してくる三ヶ月ほど前に、N君という男の子が自分の住んでいるマンションから転落死した。 
僕の机はもともとそのN君が使っていたものだったのだ。 
僕が転校して来る前日までは、その上に花瓶が載っていたそうだ。 
警察は事故死と判断したが、あれは自殺だったのではと生徒たちの間で噂になっていた。 
N君がTを中心とするグループからひどいイジメを受けていたことは、みんなが知っていた。
四年生くらいからずっと続いていたらしい。
N君の死を担任が報告した時、
「やった。これであいつのうっとうしい顔を見なくてもすむ。すげーうれしー」
とTは言い放った…… 

僕が早朝の出来事を話したその日から、次第にTはクラスの中で孤立するようになっていった。 
あの時のことがきっかけになったかどうかはわからない。 
ただ単にみんなが大人になって、
むやみに威張り散らしたり、陰口を叩いたりすることの低劣さに気づいたのかもしれない。 
卒業式の頃には、Tはクラスの誰からも相手にされなくなっていた。 

あれから僕は寝坊をするようになって、教室に一番乗りすることはなくなってしまったけれど、N君の姿は何度か目にした。
体育館の隅っこに立っていたり、校舎の窓から校庭を見下ろしたりしていた。 
今考えると単なる見間違いかもと思わないでもないけど、その時は妙な確信があった。
ああ、またN君が来ているな、と。(僕のほかに同じような目撃者がたくさんいた) 
退屈そうな、居心地の悪そうな様子だった。 
小さな子供が、遊びの仲間に入りたいのに自分から言い出す勇気がなくて、声を掛けてもらえるのをじっと待っている、
とそんな風にも見えた。
恐いと思ったことは一度も無かった。


 ほんのりと怖い話スレ その4
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俺が小学生だった頃の話。 

近所の小さな珠算塾(ソロバンね)に通ってた俺は、毎年クリスマスの日の塾を楽しみにしてた。 
クリスマスの日だけは授業をあまりやらずに、先生が8ミリフィルムの映画を子供たちのためにかけてくれるからだ。
アニメが主体で、『がんばれタブチ君』とか、ディズニー映画、チャップリンの映画などを見せてもらう。 
それが終わったら、先生がお菓子をみんなに分けてくれる。 
毎年すごく楽しかった。しかし、俺が小学6年だったその年はいつもと様子が違っていた。
10畳ぐらいのスペースの小さな教室で、生徒は13人くらい居ただろうか。 
先生が映写機に8ミリをセットすると、教室の照明を全部消し、映写が始まる。 
シャーーッという機械の音。手製のスクリーンに光が映る。

ところが、いつまで経ってもお目当ての『がんばれタブチ君』が始まらない。 
「あれ?おかしいなぁ。ちょっと待っててくれよ」と先生が言って、何か道具を取りにいくのか教室を出て行った。
まだ回りっぱなしの映写機は、真っ白な画面からしばらくすると突然何かを映し出した。 
女の子。俺らと同年代くらいの女の子が、元気いっぱいに公園らしきところで遊んでいる。 
俺らもよ~く知っているその女の子。
そう、先生の娘さんだ。趣味の8ミリカメラで撮ってあげたものだろう。 
俺たちは急に怖くなった。
なぜなら、その女の子は1年程前に病気で亡くなっているからだ。 
いつもはバカ騒ぎばかりしている俺たち生徒は、一言もしゃべらず、なにかスクリーンから目をそらすように俯いている。

3分くらい経っただろうか。 
ようやくフィルムが終わって、映写機が自動的に止まった。 
レンズからの光も消えて、教室内はまた真っ暗に。
一番前の席に座っていた生徒が暗闇に耐えられなくなったのか、席を立って、
「スイッチどこかな?」と照明のスイッチを探し始め、こちらを振り返ったその時、
後ろの席のほうに指をさして、泣き声とも叫び声ともつかない声を出しながら教室を走り去った。 
堰を切ったように、教室の全員が無言で出口に向かって走り出した。

集団ヒステリーってやつだと今になって思い込むようにしてるが、それでも未だに腑に落ちないのは、
あの時、最後に教室を出た生徒(仲のいい友達だった)は、塾の出口でものすごい力で先生に腕をつかまれて、
「逃げるんじゃない」と、すごい形相で言われたらしい。
それをきっかけに俺は塾はやめましたが、その塾自体はまだ営業中。


ほんのりと怖い話スレ その3

高校は結構な進学校だったが、2年に1人は飛び降り自殺が出る学校だった。
かなり以前からその高校に勤務している爺ちゃんの先生によれば、 
「イジメとかじゃなくて、『生きてる意味が分からなくなった』って死ぬ奴が多い」 

他の先生たちも、入学早々授業で、
「B棟の3階の突き当たり、ロッカーが置いてあるだろ。あれは絶対に動かすな。
 外から見れば分かるけど、あのロッカーの裏には扉があって、外側の階段で屋上にいける。 
 だけど自殺者が多いから10年前に封鎖した。絶対にどけるな」

と脅すような学校だった。

ところが今度は、自殺者はA棟の屋上(こちらは屋内の階段から普通に行ける)に。 
自分の在学中も、1こ下の男子がA棟の屋上から自殺した。
彼は放課後から夜中まで学校に忍び込み、誰もいなくなったところで屋上から飛び降りたらしく、
翌朝、保健室前の花壇で見つかった。
先述の爺ちゃんの先生が授業中に、「みんなそっちで死ぬんだよなぁ」って呟くので尋ねたら、 
「屋上からはアスファルト舗装の駐車場にも、花壇とかがある保健室側にもどっちにも飛び降りできるのに、 
 みんなアスファルト側には落ちない。
 やっぱり、死にたくないとか痛くないほうがいいって思うのかな」

当時は「そんなもんか」と聞き流してたが、自殺が恒常化してて平然と話しちゃう教師陣が今考えると怖い。 
卒業後、A棟の屋上も鍵が付けられていけなくなったらしいが、
今度は学校のお向かいの市営住宅(結構立派で7階くらいあったかな?)からの飛び降りが継続していると、
同窓会では聞いた。
 

引用元: 【校舎】学校にまつわる怖い話【噂】


この話は実際に新聞に載ったという前ふりで聞いた話ですが、
私は実際にその新聞を見ていないし何年前かも分からないので、 
話を怖くさせるスパイスだと思って聞いてください。

ある高校生の男女各4人が、一人の家に集まって怖い話をしていたそうです。 
夜もふけてきた所で、肝試しに行くことになりました。 
でも本当の目的はむしろ、男女ペアになって行くという事のほうが楽しみだったので、 
場所は安直に彼らの通う高校に行くことにしたそうです。

 しかし、この高校は築100年近くたっていたので、行って見ると思ったより迫力があります。 
早速男女ペアになって、一組づつ学校の周りを一周することになりました。 
構内には入れなかったので、周りを一周するだけならせいぜいかかる時間は20分ほどです。 
まず最初の1組が出発しました。皆でひやかしたりしながら、にぎやかに去っていきました。 
しかし、20分たっても30分たっても戻ってきません。 
2人っきりで何をしてるんだろうかとひやかしながら、2組目が出発しました。 
しかし、やはり彼らも帰ってきません。 

3組目が出発することになりました。 
このころにはさすがに深刻になってきていて、
「絶対周ったら戻ってくるし、他のやつらも見つけたら連れてくる」と約束して出発しました。 
そして、この3組目も戻ってきません。
一組目が出発して既に2時間以上たっていました。

とうとう女の子は泣き出しました。 
残ったもう一人の男の子が、
「俺が行ってくる。もし30分たっても俺が戻ってこなかったら警察へいけ。絶対待つなよ」
と言い残して駆け出しました。
そして、その子も戻ってきませんでした。 

残された女の子は泣きながら、それでも1時間待ったそうです。 
そしてその足で、警察へと向かいました。 
警察官が探しても見つかりません。 

しかし、夜もすっかり明けたころ、とうとう7人は見つかりました。 
その高校にはグランドの端に、古くなった旧体育館があるそうです。 
そこのトイレを開けると、7人全員が首を吊っていたそうです。 
女の子の証言から、自殺する理由がないと思われたのですが、
結局他殺の痕跡はなく、受験生の集団ヒステリーとして片付けられたそうです。

その学校には、これといった怪談話もなかったそうです。


引用元: 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?3

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